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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

先週から2週間に渡ってウィーズリー家の人たちを1回につき1人あるいは1組紹介して来ましたが、最後を締め括るのは当然家の当主たる「この人」というわけです。シリウスが兄的立場とするならばこの人はさしずめ色んな意味も含めての父親代わりというわけなんですよね。(全3項目)

3-1.改めてアーサー氏について
ウィーズリーおじさんと云えば初登場時にいきなりカカア天下で恐妻家であることが明らかになってしまいましたが「ここぞ!」という節目の時にはおばさんはちゃんと夫であるアーサー氏の意見を尊重するみたいですね。

例えば5年生の夏休みにハリーが不死鳥の騎士団本部に入った時おばさんはシリウスと「ハリーにどの程度現在の状況を説明するのか?」を巡って激しい議論となり夫のアーサー氏にこう言って助け舟を求めているんですよね。

「アーサー、何とか言ってくださいな!」

この時おじさんはおばさんを諭すように「ハリーも騎士団の本部に入ったことだしダンブルドアもある程度は情報を与えることを認めている」と言ったのでした。さらにルーピンもまたアーサー氏の意見に賛成したため・・・

おばさんもようやくハリーに不死鳥の騎士団の活動内容や今現在の魔法界の状況を説明することを容認したというわけです。次にこういった場面をハリーが目撃したのは6年生の夏休みにハリーが「隠れ穴」に入った時でした。

「あなたの一番の望みは何?」
「飛行機がどうして浮いていられるのかを解明すること」

「モリー!私も君にまず質問しなければならん!」
「アーサーったら全く。こんなこと馬鹿げてるわ」

夏休みに入った直後に魔法省から「広報」と題する文書が送られて来て、その中に「親しい友人や家族の間で通用する安全のための質問事項を決める」という文章があるためアーサー氏はそれを遵守しているというわけです。

おばさんはアーサー氏に「あなたがお帰りになるたびにこんなことを繰り返すなんて納得できない」と言ったのでした。何故なら死喰い人がアーサー氏に化ける前に無理やり答えを聞き出すかもしれないからというわけです。

それに対してアーサー氏は「それは判っているが、これが魔法省の手続きだし私が模範を示さないと」とおばさんに言ったのでした。おばさんもまた「こんなことを決めても全く意味がない」と思いつつもアーサー氏に・・・

従っているというわけなんですよね。(笑)

3-2.私の好きなシーン「アーサー氏の場合」
ウィーズリーおじさんと云えば自他共に認めるのが頭に「超」がつくほどのマグル好きということですよね。5年生の夏休みにハリーが懲戒尋問に出廷するため地下鉄を利用した時にはおじさんもハリーに付き添って・・・

短いながらも地下鉄の旅を楽しんだというわけです。ハリーが着替えて厨房に降りて行くとおじさんは普段着ている魔法使いのローブではなく細縞のズボンに袖口と腰の締まった古いボーマジャケットを着ていたのでした。

おじさんはいつもは「姿現し」で行くそうですがハリーはそれができませんし、懲戒処分の理由を考えれば完全に魔法を使わない方法で魔法省に到着するのが一番いいということで地下鉄を使うことになったのだそうです。

おじさんとハリーが小さな地下鉄の駅にたどり着くとそこは既に早朝の通勤客で一杯でした。当然おじさんはそういったマグルの日常の生活を身近に感じると興奮を抑え切れないようでした。そして駅の構内に入ると・・・

おじさんは自動券売機を指差し「全く素晴らしい。驚くべき思いつきだ」と賞賛したのでした。その券売機は故障していたので眠そうな顔の駅員からマグルのお金に疎いアーサー氏に代わってハリーが切符を買ったのでした。

そして電車に乗り込むとおじさんは窓の上に貼ってある地下鉄の地図を心配そうに何度も確かめていたのでした。

「あと4駅だ、ハリー・・・これであと3つになった・・・あと2つだ、ハリー」

ロンドンの中心部の駅でブリーフケースを抱えたスーツ姿の男女の波に流されるように2人は電車を降りたのでした。改札口を通る際に切符が吸い込まれて行くのを見ておじさんは大喜びだったのでした。ところが・・・

「ここはどこかな?」

おじさんがポカンとしてこう言うものだからハリーは一瞬「心臓が止まるのか?」と思ったほどでした。あんなに頻繁に地図を見ていたのに「降りる駅を間違えたのだろうか?」と。しかし次の瞬間おじさんはハリーに・・・

「ああ、そうか・・・ハリー、こっちだ」

おじさんは「すまん」と謝った後ハリーに「何せ電車で来たことがないのでマグルの視点から見ると何もかもかなり違って見えるのでね」とその理由を説明したのでした。こうして2人はおじさんも初めて利用するという・・・

外来者用の入口から魔法省に入ったのでした。

3-3.ハリーとの関係
前述のハリーが懲戒尋問に出廷する時もそうでしたが、勤務先が魔法省で不死鳥の騎士団のメンバーということでウィーズリーおじさんは「ここぞ!」という時にはハリーの護衛も兼ねて付き添う機会が多かったというわけです。

3年生の時ハリーは「アズカバンを脱獄したシリウス・ブラックが命を狙っている」ということで魔法省はアーサー氏に役所の車を2台も貸し出してウィーズリー一家と一緒にハリーをキングズ・クロス駅まで送ったのでした。

さらに6年生の夏休みにも「ヴォルデモート卿がハリーの命を狙っている」ということでハリーが滞在したウィーズリー家の住居「隠れ穴」には最大級の安全策が施されたのだそうです。そのためウィーズリー夫妻には・・・

郵便物は届けられる前に全て検査されるなどの不便をかけているそうです。しかし2人は「それでハリーの安全が保証されるのなら」ということで全然気にしていないんだそうです。そしてハリーが「隠れ穴」の敷地外に・・・

出かける時や新学期初日の9月1日には魔法省の車が迎えに来て、そこには必ずアーサー氏が付き添っていたというわけなんですよね。しかしハリーにとってアーサー氏からもたらされる恩恵はそれだけではなかったのでした。

クィディッチ・ワールドカップ観戦のために行ったキャンプ場でおじさんはハリーとハーマイオニーにテントの脇を通る魔法省の役人の名前を教えてくれたのでした。これもまたおじさんが魔法省に勤めていたからこそ・・・

ハリーが得ることができた知識というわけです。さらにハリーが2年生の時にはアーサー氏が魔法省に勤めていたお陰でロンとフレッドとジョージのウィーズリー3兄弟がプリベット通り4番地にハリーを救助に来ることが・・・

できたのでした。父親のアーサー氏がロンたちに「ハリーがマグルの前で魔法を使ったから公式警告状を受け取った」と言ったからこそロンたちウィーズリー3兄弟はハリーを助けに来ることができたというわけなんですよね。

最後に
そんなわけで2週間に渡ってウィーズリー家の人たちを紹介して来ましたがハリーが末っ子で一人娘のジニーと結婚すると決まった時おばさんは「最後に女の子が生まれて本当によかった!」と思うと同時に喜んだんでしょうね。

ハリー5年生の夏休みの時におばさんはシリウスにハリーのことを「息子も同然です」と言っていますが、ハリーがジニーと結婚してくれたので文字通りおばさんにとってハリーは息子というか?家族の一員になったのでした。

そしてハリーにとってもウィーズリー一家は真の家族になったというわけなんですよね。

コメント

今回のシリーズでウィーズリー家の面々の魅力を再確認できました、フレッド・ジョージは言うまでもなく好きですし、パーシーもなんだかんだ言って悪くないキャラでしたね(笑)

あとロンのジョークというのは…作者も言ってましたが、本当にユーモアってものがどれほど人に取って重要なのかを教えられた気がします。

彼のジョークでクスリと来たり唸ったりしたのは数え切れません、愛すべきキャラ。

意外だったのはアーサーです、頼もしい人だったし役に経ってたんですね、館主さんがこうして総括してくれなかったら、未だに『人の良いオタクのおっさん』のイメージでした(笑)

モリーとの関係は好きなんですけどね、ここぞって時は二人の愛が滲み出てて良かった…

2011.12.09  ドット  編集

アーサー氏の人柄があればこそ!ということなんでしょうね。

ドットさんコメントありがとうございました!

パーシーは実は弟思いのとってもいい人なんですよね。だからこそロン宛に忠告の手紙を出して来たのですが、手紙の内容が思いっきり的外れのトンチンカンだったためロンからも読者からも呆れられてしまったというわけです。

ウィーズリーおばさんがアーサー氏と結婚したのはやはりアーサー氏が真面目で律儀な性格だったからなんでしょうね。だから「こんなことをしても意味がない」と思いつつも夫に従っていたんだと私はそう思いますね。(笑)

2011.12.10  トキメキぼーい  編集

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