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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

2週間ウィーズリー一家をやっている間に過ぎてしまいましたが、12月6日が誕生日ということで今週はハグリッド関連の記事をお届けすることにしました。ご存知のようにハグリッドはハリーが3年生になった年度から「魔法生物飼育学」の教師になったので、改めてその授業シーンを振り返ってみたいと思います。(全3項目)

3-1.怪物的な怪物の本
学期2日目の午後一番に行われてハリーとドラコ・マルフォイを含めたグリフィンドールとスリザリンの3年生が合同で受けた授業が記念すべきハグリッドの初授業になったのですが、ここでちょっとした波乱が起きたのでした。

「どうやって教科書を開けばいいんです?」

ハグリッドは自分の小屋に向かって来る生徒たちに声をかけて5分後には放牧場のような所に生徒たちを連れて来たのでした。そして教科書を開くようにと言うのに対してドラコ・マルフォイが言ったのがこの言葉だったのです。

ドラコ・マルフォイが取り出したこの科目の必修本「怪物的な怪物の本」は紐でぐるぐる巻きに縛られていました。他の生徒もこの本を取り出しましたがベルトで縛ったり、きっちりした袋に押し込んだり大きなクリップで・・・

挟んでいる生徒もいたのでした。生徒の誰も教科書を開いていないと知ってハグリッドは落胆していましたが、生徒たちに当たり前のことを言うように「撫ぜればよかったんだ」と言ったのです。そこでハーマイオニーの・・・

ハグリッドはハーマイオニーの教科書を取り上げ本を縛りつけていたスペロテープをビリビリと剥がしたのでした。当然本は噛み付こうとしましたがハグリッドが親指で本の背表紙をひと撫でするとブルッと震えた後に本は・・・

パタンと開いてハグリッドの手の中でおとなしくなったのでした。僕たちの手を噛み切ろうとする本を持たせるなんてと嫌味を連発して来るドラコ・マルフォイに向かってハリーは「黙れ!」と静かに言って一喝したのでした。

そしてハグリッドが森の中に姿を消して・・・

連れて来た生き物とは?

3-2.ヒッポグリフ
ハグリッドが森の中に姿を消した後もドラコ・マルフォイは「この学校はどうなってるんだ」とか「あのウドの大木が教えるなんて」と文句を並べ立てるのでハリーは再びマルフォイに「黙れ」と言わなくてはなりませんでした。

するとラベンダー・ブラウンが放牧場の向こうを指差して「オォォォォォォー!」と甲高い声を出したのでした。それはハグリッドがハリーが今まで一度も見たことがない奇妙キテレツな生き物を十数頭連れて来たからです。

胴体に後脚に尻尾は馬で前脚と羽根そして頭部は巨大な鳥のようでした。鋼色の残忍な嘴と大きくてギラギラしたオレンジ色の目が鷲そっくりでした。前脚の鉤爪は15~6センチもあり見るからに殺傷力がありそうな感じでした。

それぞれが分厚い革の首輪をつけていてハグリッドがそれを繋ぐ長い鎖の端を全てまとめて握っていました。ハグリッドは駆け足で放牧場に入って来ると大きな声で「ドウ、ドウ!」と言ってその生き物を柵に繋いだのでした。

「ヒッポグリフだ!」

前脚の長い鉤爪に恐れを成したのか?生徒全員がじわっと後ずさりしたのでした。しかしハグリッドが「美しかろう?」と言うとハリーはハグリッドの言うことが判るような気がしたのでした。半鳥半馬の生き物を見た・・・

最初のショックを乗り越えさえすればヒッポグリフの輝くような毛並みが滑らかに変わって行くのを見るのは見応えがあると思ったのです。ハグリッドは生徒たちに「もう少し近づくように」と促しましたが残念ながら・・・

誰も行きたがりません。ハリーにロンとハーマイオニーの3人だけは柵に近づきましたが恐々といった感じでした。そしてハグリッドはヒッポグリフについて説明を始めたのでした。まず第1に知っておかなければならないのは?

このヒッポグリフは誇り高く怒りやすい生き物なんだそうです。だから絶対に侮辱してはいけないのだそうです。そんなことをすれば「それがその人の最後の仕業になるかもしれない」とのことでした。近づいたらまず・・・

ヒッポグリフのそばまで歩いて行ったらお辞儀をする。そして待って向こうがお辞儀を返して来たら触ってもいいということなんだそうです。お辞儀を返さなかったらヒッポグリフの鉤爪は痛いので素早く離れろとのことでした。

「誰が一番乗りだ?」

ハグリッドの呼びかけに答える代わりに生徒全員がますます後ずさりしたのでした。ハリーたち3人でさえ「上手く行かないのでは?」と思ったのでした。ヒッポグリフは猛々しい首を振りたて羽根をばたつかせていました。

繋がれているのが気に入らないようにも見えたのでした。しかしハグリッドがすがるような目をして「誰もおらんのか?」と言うので思わずハリーは「僕、やるよ」と名乗り出たのです。すると後ろで息を呑む音がして・・・

その日の朝一番の「占い学」の授業ではハリーがトレローニー先生から「死の宣告」を受けていたため、ラベンダー・ブラウンとパーバティ・パチルの2人が「駄目よ」と言って来たのです。しかしハリーは2人を無視して・・・

放牧場の柵を越えたのでした。

3-3.最初の授業でいきなり
ハリーは「ハグリッドの初授業を何としても成功させてあげたい!」と強く願っていたので一番乗りに打って出たのでした。ハグリッドはハリーに「偉いぞ」と言った後に数いる中から灰色のバックビークを選んだのでした。

ハグリッドはハリーに落ち着くよう言った後に目を逸らさないようにそして瞬きをするなと言ったのでした。ヒッポグリフは目をしょぼしょぼさせる奴を信用しないのだそうです。たちまち目が潤んで来ましたがハリーは・・・

瞬きしませんでした。バックビークは巨大な鋭い頭をハリーのほうに向け猛々しいオレンジ色の目の片方だけでハリーを睨んでいました。そしてハリーはハグリッドに促されて軽くお辞儀をした後に再び目を上げたのでした。

しかしバックビークは気位高くハリーを見据えたまま動こうとしないためハグリッドは心配そうな声でハリーに「ゆっくり下がるように」と言い始めたその時だったのです。驚いたことにバックビークが突然前脚を曲げて・・・

どう見てもお辞儀と思われる格好をしたのです。狂喜したハグリッドはハリーに「触ってもええぞ!嘴を撫でてやれ」と言ったのでした。ハリーは気が進まなかったのですが言われるがままにバックビークの嘴を撫でてやると?

バックビークはそれを楽しむかのようにとろりと目を閉じたのでした。さらにヒッポグリフの背中に乗って飛ぶというおまけもついてハリーの挑戦は大成功ということになったのでした。それが功を奏して他の生徒たちも・・・

ハリーの成功に励まされ他の生徒たちも恐々ながら放牧場に入って来ておずおずとお辞儀を始めたのでした。ドラコ・マルフォイとその取り巻き連中はハリーが背中に乗ったそのバックビークに向かって行ったのですが・・・

ハリーにできるぐらいなんだから簡単じゃないかと尊大な態度でバックビークの嘴を撫でていたドラコ・マルフォイだったのですが「醜いデカブツの野獣君」などと話しかけるものだからバックビークが襲いかかって来たのです。

ハグリッドはバックビークに首輪をつけようと格闘していました。バックビークはなおもマルフォイを襲おうとしてもがき、一方マルフォイはローブが血で染まって草の上で身を丸めていたのでした。そしてハグリッドは・・・

マルフォイを軽々と抱え上げると城に向かって坂を駆け上がって行ったのでした。スリザリン生たちは一斉にハグリッドを罵倒していましたが、ディーン・トーマスがきっぱりと「マルフォイが悪いんだ!」と言ったのでした。

今日の最後に
今にして思えばドラコ・マルフォイにとっては「僕がこの科目を選んだ時には教えてくれるのはケトルバーン先生のはずだったのに何でハグリッドなんかになるんだ?」という所でしょうね。マルフォイが不満を抱くのは・・・

ある意味当然と云えるのかも?しれませんが、ハグリッドがあらかじめちゃんと「気位が高くて怒りやすい生き物だから決して侮辱してはいけない」と言っていたのを聞こうともしなかったため痛い思いをしたというわけです。

ご存知のようにバックビークはこの後裁判にかけられ死刑判決を受けることになってしまったのですが、シリウスと共に逃亡して2年後にはウィザウィングズと名前を改めてハグリッドの元に戻って来たというわけなんですよね。

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