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さて!先回10月にやった時には取り上げ切れなかった主要登場人物もいたので「年内に何とかもう1度!」ということで今週再びまね妖怪について考えてみることにしました。本の中で明らかになった「この人の前でまね妖怪は何に変身するのか?」を見ていると「一定の法則があるのでは?」という気がして来ました。それは?(全3項目)

3-1.まね妖怪が変身できるのは?
そんなわけで「その人物の人となりを考える」という観点から見ると意外に興味深いということが判った「まね妖怪はこの人の前では何に変身する?」ということなんですが、まね妖怪が変身できる対象物については・・・

「ある一定の法則があるのでは?」という気がして来ました。それは本の中で明らかになっているウィーズリーおばさんとロンの前では「まね妖怪は家族の死体と蜘蛛の姿になる」という所から思い浮かんだことなんですよね。

ご存知のようにおばさんとロンを含めたウィーズリー家の人たちは全員その名前を耳にするだけで震え上がるほどヴォルデモート卿のことを恐れています。それなら何故ウィーズリーおばさんとロンの前ではまね妖怪は・・・

「ヴォルデモート卿の姿にならないのか?」ということなんですよね。つまり単刀直入に結論を云えば「おばさんもロンも一度もヴォルデモート卿を生で見たことがないからなのでは?」という気が私はして来たんですよね。

改めて考えてみると「おばさんもロンもヴォルデモート卿の所業の恐ろしさを話で伝え聞いているだけで直に本人に会ったことがない」というわけです。したがってまね妖怪はその本人が直に見たものにしか変身できない。

そのために「まね妖怪はおばさんとロンの前ではヴォルデモート卿の姿にならないのでは?」という気がして来ました。そこで今週はこのことを念頭に置いて「まね妖怪はこの人物の前では何に変身するのか?」について・・・

考えてみることにします。

3-2.死喰い人とまね妖怪
そういった観点から考えてみると「まね妖怪がヴォルデモート卿に変身するのは?」当の本人を生きて見ることが可能な死喰い人の皆様方ということになるんでしょうね。リトル・ハングルトンの教会墓地で13年ぶりに・・・

ついに復活を果たしたヴォルデモートが集結したフードの集団をぐるりと見渡すと風もないのに集まった死喰い人たちはガザガザと震えたのでした。さらにヴォルデモートが「あたりに罪の臭いが流れているぞ」と言うと・・・

死喰い人たちに2度目の震えが走ったのでした。誰もがヴォルデモートから後退りしたくて堪らないのに「それがどうしてもできない」という震えだったというわけです。そしてアルバス・ダンブルドアの死を受けて・・・

「それで?」

「我が君、不死鳥の騎士団はハリー・ポッターを現在の安全な居所から来たる土曜日の日暮れに移動させるつもりです」

ヴォルデモートの赤い目がスネイプの暗い目を見据えると「その視線のあまりの烈しさ」に傍で見ていた何人かの死喰い人たちは凶暴な視線が自分の目を焼き尽くすのを恐れるかのように目を背けたというわけなんですよね。

ハリーたち3人が狼人間のフェンリール・グレイバック率いる人さらい一味に捕まってしまい、マルフォイの館に連れて行かれた時にもグリフィンドールの剣を見てハリーたちがグリンゴッツのレストレンジ家の金庫に・・・

自分たちの金庫に侵入したと思い込んだベラトリックス・レストレンジは「この3人は闇の帝王から預かって金庫にしまっておいたヘルガ・ハッフルパフの金のカップを見たのでは?」と恐れてこう言っているんですよね。

「(闇の印に)触れるな。今闇の帝王がいらっしゃれば我々は全員死ぬ!」

しかし!結局この時もハリーに逃げられてしまいベラトリックス以下その場に居合わせた人たちはヴォルデモートからそれはそれは烈しい制裁を受けることになってしまったのです。その事態を受けてアミカス・カローは・・・

「アレクト!あの方が到着してもし俺たちがポッターを捕まえていなかったら。マルフォイ一家の二の舞になりてえのか?返事をしろ!」

アミカスは力の限りに扉を揺さぶりながら大声で喚いていたのでした。魔法界の大多数の人たちが直接名前を口にできないほどに恐れているヴォルデモート卿なんですが、死喰い人たちが抱いている恐怖心に比べれば・・・

微々たるものというわけなんですよね。

3-3.ドラコ・マルフォイとまね妖怪
当然復活した後は自分の家に滞在していたのですからドラコはヴォルデモート卿を直に見たというか?直接会って話をしたこともあるんでしょうね。しかし当初ドラコはヴォルデモート卿のことを恐れてはいなかったようです。

「闇の帝王が支配なさる時、O・W・LやN・E・W・Tが何科目なんてあの人が気になさるか?もちろんそんなことは問題じゃない。あの人のためにどのように奉仕し、どのような献身ぶりを示して来たかだけが重要だ」

アルバス・ダンブルドア殺害を命じられて意気揚々と6年生の新学期を迎えたドラコ・マルフォイはホグワーツ特急内で取り巻きのスリザリン生たちを前に「闇の帝王が魔法界を支配したらこうなる」と息巻いていたのでした。

それがドラコが当初思い描いていたように事は進まず次第に焦りと闇の帝王に対する恐怖心が増して行ったのでした。命じられた任務つまりダンブルドア殺害を果たすことができなければ今度は自分の命が危ないというわけです。

しかし結局杖を失って丸腰のダンブルドアを目の前にしても手は震えて狙いを定めることさえできず、セブルス・スネイプに手柄を横取りされてしまったのでした。こうしてスネイプには頭が上がらなくなってしまい・・・

「どうやらこの所、お前も家族もご機嫌麗しくないように見受けるがルシウス。俺様がこの館にいることがお気に召さぬのか?」

こう言うヴォルデモート卿に父親のルシウス氏は「とんでもない!」と強く否定しましたが、父ルシウスも母ナルシッサもそしてドラコ自身も「いつ殺されるのか分らない」という恐怖に怯える日々が続いていたというわけです。

今日の最後に
前回まね妖怪を取り上げた時には「ルシウス・ナルシッサ夫妻は当然息子ドラコの死体なんだろうな」と推測したんですよね。それじゃあ当のそのドラコ自身はヴォルデモートが復活する以前は何が一番怖かったんでしょうね?

私の推測通りに「まね妖怪は本人が直に見たものにしか変身できない」ということになると復活する前はヴォルデモートじゃないはずですよね?やはりまず1つ目に考えられるとすれば私は父親のルシウス氏だとそう思いますね。

母親のナルシッサは「比較的ドラコに対しては甘いのでは?」という印象がありますが、父親のルシウス氏は自分の学生時代と比べると相当に劣る成績しか取って来ない息子に対しては結構厳しい物言いをしているんですよね。

2つ目に考えられるのは狼人間のフェンリール・グレイバックだと思います。ドラコは1年生の時に罰則を受けた際に「禁じられた森」には狼男がいると聞いていると言って普段の冷静さを失い恐怖心を露にしているんですよね。

さらにダンブルドア校長が殺された夜グレイバックがホグワーツへの潜入を果たした時にも嫌悪感を顕わにして「こいつが来るとは知らなかった」と言っていますし、グレイバックが自分の家にハリーを連れて来た時にも・・・

ドラコはハリーを見ても「分らない。自信がない」と言うばかりで態度は妙に冷淡で、しかもグレイバックから距離を取って何やら恐ろしげな様子だったのです。今にして思えばグレイバックが相当に怖かったんでしょうね。

しかしロンのように仲のいい友人や家族あるいは同級生しか知らないものだったらやはり推測不能ということになってしまいますね。(苦笑)
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