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魔法界の人間でも大多数の人々は「実際に会えば殺される」ということでヴォルデモート卿を直に見る機会があるのは死喰い人ぐらいということのようですね。しかし人数は極めて少ないのですが幸運にも「見たけど殺されなかった」という人もいたというわけです。(全3項目)

3-1.ハグリッドとまね妖怪
ご存知のようにハグリッドは3年生の時にホグワーツを退校処分になってしまいました。当時女子生徒が死亡するという事件が起きて「その子を死亡させたのはハグリッドが育てた怪物だ」ということにされてしまったのでした。

しかしその女子生徒つまりは後の「嘆きのマートル」を死に至らしめたのはハグリッドが育てていた巨大蜘蛛のアラゴグではなく「秘密の部屋」に封印されていた毒蛇の王バジリスクだったのです。そのバジリスクを・・・

「秘密の部屋」から解き放ったのは他ならぬハグリッドを事件の犯人として学校に突き出したトム・リドル後のヴォルデモート卿だったのでした。事件の犯人が捕まらなければ学校を閉鎖するという話も出ていたために・・・

「トム。こんなところでお前なんしてる?」

「観念するんだ」

「ルビウス、僕は君を突き出すつもりだ。襲撃事件がやまなければホグワーツ校が閉鎖される話まで出ているんだ」

ハグリッドもまた大多数の魔法界の人々と同様にヴォルデモート卿のことを相当に恐れ怖がっているようです。ハリー11才の誕生日にもヴォルデモートの名前を言おうとしても言葉にならないハグリッドに対してハリーが・・・

「名前を書いてみたら?」

「うんにゃ、名前の綴りが分らん。言うぞ、それっ!ヴォルデモート」

ダンブルドアの死後プリベット通り4番地からトンクス邸へハリーを運ぶ任務を任せられることになったハグリッドは死喰い人が本物のハリーを見破ったため到着寸前にヴォルデモートに追われることになってしまったのでした。

しかしハグリッドもハリーも「もう駄目だ!」と思ったら、再び何度目かの奇跡が起こって2人とも負傷はしたものの生き延びてトンクス邸の居間で再会することができたのです。その時のハグリッドの言葉がこれだったのです。

「おったまげた。ハリーいったいどうやって助かった?てっきり俺たち2人ともお陀仏だと思ったぞ」

一度は濡れ衣を着せられてホグワーツを退校処分になり、もう一度は死にそうになったということで学生時代には同時期にホグワーツに在籍していて面識もあったということなのでハグリッドの前ではまね妖怪はやはり・・・

ヴォルデモート卿に変身するんでしょうね。

3-2.コーネリウス・ファッジとまね妖怪
有体に言えばヴォルデモート卿のことが怖くないなどという人は魔法界ではむしろ希少価値というほどに少ないので、この人もシリウスがアズカバンを脱獄した時にはヴォルデモート卿についてはこう言っているんですよね。

「しかし彼(ヴォルデモート)の最も忠実な家来が戻ったとなるとどんなにあっという間に彼が復活するか、考えただけでも身の毛がよだつ」

そのシリウスがアズカバンを脱獄した直後にファッジ大臣はマグルの首相にそのことを知らせましたが、説明の都合上どうしても名前を知らないマグルの首相に「ヴォルデモート」の名前を教えなくてはならなかったため・・・

ファッジ大臣は名前を口にする代わりに羊皮紙にヴォルデモートの名前を書いてマグルの首相の手に押し付けたというわけです。1時間以上をかけて説明を終えたファッジが立ち上がるとマグルの首相はファッジに対して・・・

「では、あなたのお考えではこのヴォル・・・」

「名前を言ってはいけないあの人!」

ハグリッドは「名前の綴りが分らん!」ということでヴォルデモートの名前を口にしましたが、ファッジ大臣は知っていたので羊皮紙に書くことができたというわけです。しかしファッジがヴォルデモート卿を目撃したのは?

知っての通りハリー5年生の学期末のことでした。ファッジ大臣が「それ以前に直にヴォルデモートを見たことがあるのか?」と云えばそれは私は「ないほうの可能性が極めて高い」とそう思いますね。だったらそれまでは?

魔法大臣コーネリウス・ファッジがヴォルデモート卿の次に怖くて直に見たことがあるものと云えば考えられるのは「巨人」だと私はそう思いますね。ダンブルドアがヴォルデモート復活直後にファッジ大臣に対して・・・

「巨人に使者を送ることじゃ。しかも早急に」

「巨人に使者?狂気の沙汰だ!」

この後ダンブルドアは「友好の手を差し伸べないとヴォルデモートが以前にやったように巨人を説得するだろう」と言ったのですが、ファッジは息を呑み頭を振りながら「まさか本気でそんなことを!」と言い放ったのでした。

ファッジに言わせれば「みんな巨人を毛嫌いしているというのに私が巨人と接触しているなどという噂が魔法界に流れたら私の政治生命は終わりになる」とのことでした。実際復活が明らかになった後ヴォルデモートは・・・

西部地域で巨人を使って一騒動起こしたんだそうです。そのため「誤報局」が24時間体制で動きましたし、現実の出来事を見たマグルの記憶を修正するために忘却術士が何チームも動いたんだそうです。そしてさらには・・・

「魔法生物規制管理部」の大半の職員がサマセット州を探し回ったそうですが巨人は見つからなかったのだそうです。そのため魔法省でヴォルデモート卿を目撃する以前のコーネリウス・ファッジの前ではまね妖怪は・・・

巨人に変身するかも?しれませんね。

3-3.ジニーとまね妖怪
ジニーと云えばホグワーツに入学した最初の年度に大きな試練を受けることになってしまったのでした。ロックハートの本の中に紛れ込んでいた日記に書き込むと何とトム・リドルという人が返事をして来てくれるように・・・

トムはジニーが書き込んだ悩み事に同情もしてくれましたし親切にもしてくれたのでした。ところがジニーはトムに心を打ち明けることで自分の魂を日記に注ぎ込んでしまったのです。トムはジニーの心の深層の恐れや・・・

暗い秘密を餌食にしてだんだん強くなっていきました。そしてついにトムはジニーとは比較にならないぐらいに強力になっていったのです。こうしてジニーはトムに操られて50年ぶりに「秘密の部屋」を開けてしまったのです。

「私、記憶喪失になったみたい。ローブが鶏の羽だらけなのにどうしてそうなったのか分らないの。ハロウィーンの夜自分が何をしたか覚えていないの。でも猫が襲われて私のローブの前にペンキがべっとりついていたの」

ジニー・ウィーズリーが「秘密の部屋」を開けた。学校の雄鶏を絞め殺したのも壁に脅迫の文字を書きなぐったのもジニー。4人のマグル生まれやスクイブの飼い猫に毒蛇の王バジリスクを仕掛けたのもジニーだったのです。

「誰かが襲われるたびに記憶が途切れる」ということでついにやっと日記を信用しなくなったジニーは「嘆きのマートル」がいるトイレに日記を捨てたのでした。ところがその日記をハリーが持っているのを見てしまったのです。

ハリーがチーム練習のためクィディッチ競技場に行っている間にジニーはハリーの寝室に忍び込んでリドルの日記を取り返したのでした。ところがそれまでは良き相談相手だったトム・リドルがジニーに襲いかかって来たのです。

したがってまね妖怪はジニーの前では・・・

トム・リドルに変身すると私はそう思いますね。

今日の最後に
そんなわけでハグリッドにコーネリウス・ファッジにジニー・ウィーズリーということで「何でこの3人?」「何でこの組み合わせ?」というわけなんですが、実は「この3人」には意外な共通点があるというわけなんですよね。

それは闇の陣営ではない「こちら側の人間」の中では極めて貴重な「ホグワーツの戦い以前にヴォルデモートを直に見たことがあるのに死ななかった人」というわけなんですよね。ジニーも危うい所をハリーに助けられて・・・

今にして思えば超ラッキーでしたよね。(笑)
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