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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

先週も散々名前が出ていましたが12月31日大晦日が誕生日ということで、このところ年の最後を締め括るのは「この人」ということになっています。今回はヴォルデモート卿と個々の主要登場人物との関係について改めて考えてみることにします。初日の今日はアルバス・ダンブルドアその人です。(全3項目)

3-1.アルバス・ダンブルドアとの関係、その1
ダンブルドアがヴォルデモート卿に対して何度も何度も繰り返し使って来た手法がこの「騙されたフリをして実は騙している」というものだったんですよね。しかもこれを用いる時には常に必ずハリーが関わっていたのです。

それはハリーがホグワーツに入学して最初の年度にいきなり行われました。学期末試験終了後にマクゴナガル先生からダンブルドア校長が学校を留守にしていると聞いてハリーは「賢者の石が狙われるのは今夜だ!」と・・・

確信したのでした。そこで石を守るために行動を開始したのですが、ハリーたちの取った措置はことごとく失敗してしまったためハリーは「こうなったらヴォルデモートより先に石を奪うしかない!」と思うに至ったのでした。

ホグワーツの先生方が石を守るために設置した数々の障害を乗り越えて最後にクィレルに取り憑いたヴォルデモートのいる所に辿り着いたのは結局ハリー1人だけでした。ここでハリーは再びヴォルデモートに勝利して・・・

ヴォルデモートは自身の身体を取り戻す時にはハリーの血が必要不可欠だと思ったというわけなんですよね。

3-2.アルバス・ダンブルドアとの関係、その2
ヴォルデモートはご主人様を復活させるために馳せ参じたピーター・ペティグリューことワームテールの力を借りて、真の再生に必要な材料が揃うまでの仮の住処にする身体を創り旅ができるようになるまで回復したのでした。

自身の身体を再生させるためには3つの強力な材料を揃えなくてはなりませんでした。それはトム・リドルの「我が父の骨」にワームテールの「下僕の与える肉」「敵の血」の3つだったのです。最後の材料については・・・

「敵の血」についてはワームテールは適当な魔法使いを使わせようとしました。闇の帝王を憎んでいた魔法使いなら誰でもいいと。しかしヴォルデモートは失脚の時より強力になって蘇るにはハリー・ポッターの血が・・・

ヴォルデモートは自分の力を奪い去ったハリー・ポッターの血を欲しがったのでした。そうすればかつて母親が我が子に与えた護りの力の名残がヴォルデモートの血管にも流れることになるからです。それができれば・・・

ヴォルデモートはハリーに触れることができるようになるというわけです。それは前述のように賢者の石を奪うためクィレルの体に取り憑いてホグワーツに乗り込んだもののハリーに敗れ去ったことが念頭にあったのでした。

しかし「どうやってそのハリー・ポッターを手に入れるのか?」本人ですら気づかないほどにハリーはしっかりと護られていました。そこでクィディッチ・ワールドカップで「闇の印」を打ち上げたクラウチ・ジュニアを・・・

おそらく他の誰よりも忠実な死喰い人のクラウチ・ジュニアをポリジュース薬で今学期「闇の魔術に対する防衛術」の教師としてホグワーツ魔法魔術学校に赴くことになっているマッド・アイ・ムーディに変身をさせて・・・

ハリーが三大魔法学校対抗試合の代表選手になるよう取り計らい必ず優勝するように導くのです。優勝カップはそのクラウチ・ジュニアがあらかじめ「移動キー」にしておき、それがハリーをヴォルデモートのいる所へ・・・

こうしてハリーはダンブルドアの助けも保護も届かない場所へと連れて来られたというわけです。ところが実はダンブルドアはこうなることが解っていてわざとクラウチ・ジュニアを泳がせていたというわけなんですよね。

それはハリーとヴォルデモートが直接対決することによるメリットがこちら側にもあったからです。第1にはハリーが死喰い人以外でヴォルデモート復活の唯一の目撃者になったことです。ハリーがこのことをいち早く・・・

知らせたのでダンブルドアは復活直後に不死鳥の騎士団のメンバーを呼び集めることができたのです。さらにダンブルドアはハリーが生きてホグワーツに戻ることができるという確信があったのです。それは2人の杖が・・・

ハリーの杖とヴォルデモートの杖には同じ不死鳥の尾羽根が使われていたのです。それは何とダンブルドアが飼っているフォークスのものだったのです。2人の杖が兄弟杖だったため無理やり戦わせた杖は正常に作動せず・・・

さらにハリーの柊の杖は兄弟杖を無理やり戦わせることによって2人の持ち主の関係を反映させた何事かが起きてヴォルデモートの杖の力と資質の一部を吸収したというのです。そのため次にヴォルデモートがハリーを・・・

追跡した時ハリーの杖はヴォルデモートを認識し血を分けた間柄でありながら不倶戴天の敵であるヴォルデモートにヴォルデモート自身の魔法の一部を吐き出したというのです。ハリーの杖はハリーの並外れた勇気と・・・

ヴォルデモート自身の恐ろしい魔力を併せ持っていた。そのためルシウス・マルフォイから借り受けた哀れな棒切れなど敵うはずがなかったというわけなんですよね。このようにして何度目かの奇跡が起こってハリーは・・・

再び生き延びることができたのです。それに加えて身体を取り戻す時ヴォルデモートが自分を強くするものと信じてリリーの護りを内包したハリーの血液を取り入れてしまったためハリーを不死身の体にしてしまったのです。

3-3.アルバス・ダンブルドアとの関係、その3
こうして復活を遂げたヴォルデモートは「今度こそ自分を凋落させた予言の全容を聞くんだ!」と決意したのですが、ここでもまたダンブルドアは同じ手を使ってヴォルデモートを魔法省に誘い出すことに成功したのでした。

魔法省の神秘部に保管されている予言を封印したガラス球を手にすることができるのは「その予言に直接関わる者だけ」と知ったヴォルデモートはハリーと自身の繋がりを利用してハリーにそれを取らせることにしたのでした。

屋敷しもべ妖精のクリーチャーから「ハリーにとってシリウスは父親とも兄とも慕っている」という事実を聞き出したヴォルデモートはハリーに夢で「シリウスが捕えられて魔法省の神秘部にいる」という光景を見させたのです。

クリスマス休暇直前に夢でアーサー・ウィーズリー氏が蛇に襲われる光景を見ていたハリーはふくろう試験の「魔法史」の最中に見たその光景も「間違いなく本物だ!」と信じ込んでしまいヴォルデモートの目論見通りに・・・

ハリーはまんまと罠にハマって魔法省の神秘部に来てしまい予言を封印したガラス球を手にしてしまったのです。ここまではヴォルデモートの描いたシナリオ通りに事が進んでいたのです。しかしダンブルドアにとっても・・・

ダンブルドアはスネイプにハリーに閉心術を教える任務を委譲しましたが、実は最初から今学期中にハリーが閉心術を習得するなどとは全く期待していなかったのです。ハリーが罠に嵌まることも折りこみ済みだったのです。

その予言を封印したガラス球は奪い合いのどさくさに紛れてネビルが足で蹴って壊してしまい誰も予言の内容を聞くことはできませんでした。1年がかりでこのことに取り組んで来たヴォルデモートは怒り狂って魔法省に・・・

「何ヵ月もの準備、何ヵ月もの苦労、その挙句、我が死喰い人たちはまたしてもハリー・ポッターが俺様を挫くのを許した」

ヴォルデモートはハリーを殺そうとしましたがヴォルデモートが発射した「死の呪文」は黄金の魔法使い像が突如として立ち上がりハリーとヴォルデモートの間に着地したためハリーには当らなかったのです。その立像を・・・

動かしたのはダンブルドアでした。こうして魔法省に現れたヴォルデモート卿を魔法大臣コーネリウス・ファッジを筆頭に大勢の魔法省の職員が目撃してハリーとダンブルドアの主張が正しかったことが証明されたのでした。

今日の最後に
こうしてリトル・ハングルトンの教会墓地にハリーが連れて来られた時もシリウスが捕まったと思い込んで魔法省の神秘部に駆けつけてしまった時もヴォルデモートは「してやったり!」と思ったというわけなんですが・・・

実は全てダンブルドアが思い描いていた通りに事が進んでいたというわけです。結局ヴォルデモートはダンブルドアの手の平の上で踊らされていたというのに当の本人は最後の最後まで気づかなかったというわけなんですよね。

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