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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ハーマイオニーは4年生の時に「しもべ妖精福祉振興協会」なるものを立ち上げて屋敷しもべ妖精の待遇改善と権利獲得のために立ち上がったのでした。ハーマイオニーの熱心さとは裏腹に運動の進捗状況ははかばかしくなかったのですが「諦めないで続けていて良かった!」と思うことができたのは・・・(全3項目)

3-1.ハーマイオニーの憂い
ハーマイオニーのこれと云えば何といっても「純粋マグル出身の魔女」であるということ以外に何があるんだといった感じですよね。折ある毎にハーマイオニーを苦しめ時には極めて厳しい状況に追い込んだりもしたのでした。

それが極致に達したのはアルバス・ダンブルドア亡き後ヴォルデモートがクーデターによって魔法省を掌中に収めマグル生まれの魔法使いや魔女に対する弾圧が始まった時でした。ヴォルデモートの分霊箱を探すために・・・

ハリーたち3人はマンダンガス・フレッチャーからスリザリンのロケットを奪っていったアンブリッジを追って魔法省に潜入しました。アンブリッジが肌身離さずロケットを身につけていたためハリーとハーマイオニーは・・・

何とかロケットを奪うことができましたが、ハーマイオニーはアンブリッジとヤックスリーが法廷でマグル生まれの人たちを裁く所を見せ付けられることになったのです。自分が作成に関与したいびつな法律を振りかざし・・・

「この杖を魔女又は魔法使いの誰から奪ったのか教えてくれますか?」と訊くアンブリッジにカターモール夫人は「いいえ誰からも奪っていません。11才の時に買ったのです。その杖が私を選んだのです」とただ正直に・・・

カターモール夫人は本当のことを言っただけなのに、アンブリッジは夫人の両親の職業が「青物商」というだけの理由でカターモール夫人は「魔女ではない」と断じたのです。この時ハリーが法廷で裁かれるのを見たのは・・・

カターモール夫人1人だけでしたが、ハーマイオニーはもっと沢山のマグル生まれの人たちがアンブリッジとヤックスリーに裁かれてアズカバン送りにされる所を見ていたというわけです。さぞやハーマイオニーの心中は・・・

辛かったでしょうね。

3-2.ハーマイオニーの性格
当サイトではハーマイオニーと云えば「杓子定規で融通が利かず規則を守る情熱なら誰にも負けない」と何度も指摘して来ました。それに加えて「正義感が強くて間違ったことは黙っていられない」という所もあるんですよね。

さらに困ったことには確かに正しいことを言ってはいるのですが、その言い方が相当につっけんどんで相手の気に障るような言い方をするため「正しいと判ってはいても素直に聞き入れる気持ちにはなれない」というわけです。

1年生の時ハリーとロンはドラコ・マルフォイの申し入れで真夜中にトロフィー室で決闘をすることになったのですが、ハーマイオニーはハリーに「聞くつもりはなかったんだけど2人の話が聞こえちゃた」と言って来たのです。

ロンはすかさず「聞くつもりがあったんじゃないの?」と突っ込みましたが、ハーマイオニーは「夜に校内をウロウロしたりしてもし捕まったらグリフィンドールが何点減点されるのか考えてみて」とハリーに抗議したのでした。

ところが2人がトロフィー室に向かおうと談話室に降りて来るとそこにハーマイオニーが待ち受けていて「こんなことをするとは思わなかった」とか「お兄さんで監督生のパーシーに言いつけようと思った」などと言って・・・

ハーマイオニーは様々な言葉を並べ立てハリーとロンに向かって怒ったアヒルのようにガーガーと言い続けたのでした。ところがトロフィー室に現れたのはドラコ・マルフォイではなく管理人のアーガス・フィルチだったのです。

ハーマイオニーは「マルフォイに嵌められたのよ。マルフォイがフィルチに告げ口したんだわ。始めから来るつもりなんてなかったのよ」と言いハリーもそうだとは思ったもののハーマイオニーの前では認めなくないと・・・

そう思ったのでした。これこそ「どんなに正しいことを言っていても伝え方が悪いと素直に自分の非を認められない」ことを如実に示すエピソードというわけです。しかし今でもハーマイオニーが自身のこういう性格を・・・

自覚しているのかどうか?は著しく疑問のような気が私はしますね。

3-3.改めてハーマイオニーについて
ハーマイオニーは4年生の時クィディッチ・ワールドカップの決勝戦を観戦に行った際に屋敷しもべ妖精のウィンキーに出会ったことをきっかけにして「しもべ妖精福祉振興協会」なるものを立ち上げて屋敷しもべ妖精に・・・

短期的な目標として「屋敷しもべ妖精の正当な報酬と労働条件を確保すること」を掲げ長期的目標として「杖の使用禁止に関する法律の改正と屋敷しもべ妖精の代表を1人魔法生物規制管理部に参加させること」を掲げて・・・

入会費を2シックルと定めて「ベットのシーツを替え暖炉の火を熾し教室を掃除し料理をしてくれる魔法生物たちが無給で奴隷働きしているのを皆さんご存知ですか?」と連日グリフィンドール寮の談話室で呼びかけて・・・

「魔法薬学」のクラスでハーマイオニーに助けてもらったことのあるネビルなど何人かはハーマイオニーに睨みつけられるのが嫌だったので2シックルを出しました。しかし多くの生徒たちはハーマイオニーの言うことに・・・

少しは関心を持ったようですが積極的に運動に関わろうとすることには乗り気ではありませんでした。何よりもハリーとロンの2人でさえもハーマイオニーの熱心さとは裏腹に極めて冷淡な態度に終始していたのです。しかし!

ハーマイオニーが屋敷しもべ妖精のために何とか頑張ろうと奮い立つに至ったのは純粋マグル出身の魔女としての自分と不当な扱いを受けている屋敷しもべ妖精たちの姿が重なったからなのではないか?という気が私はしますね。

そしてヴォルデモートが事実上の魔法大臣となってマグル生まれに対する弾圧が始まった時ハーマイオニーは自分を含めたマグル生まれの人たちと屋敷しもべ妖精が真に対等な立場になったと考えたのでは?という気がします。

「私たちが抗議しているわ!それにグリップフック、私は小鬼やしもべ妖精と同じぐらい厳しく狩り立てられているのよ!私は穢れた血なの!」

ヴォルデモートが力を得るにつれグリンゴッツは魔法使いの支配下に置かれ屋敷しもべ妖精は惨殺されている。それなのに「杖を持つ者」つまり魔法使いの中で誰が抗議をしていますか?とグリップフックが言った問いに・・・

ハーマイオニーが答えたのが「この言葉」だったというわけです。ハーマイオニーにとっては純粋マグル出身の魔法使いや魔女に対する差別意識も屋敷しもべ妖精に対するそれもまた全く同列の問題だというわけなんですよね。

今日の最後に
そんなわけで「しもべ妖精福祉振興協会」を立ち上げて屋敷しもべ妖精のために頑張ったハーマイオニーだったのですが、ネビルなど何人かはハーマイオニーに睨まれるのが嫌だったので2シックルを出したということで・・・

やはり「どんなに正しい主張をしていても伝え方が悪ければ相手の心には届かない」ということなのでハーマイオニーの気持ちは空回りをしていてネビルたちが払った2シックルは無駄金ということになっていたというわけです。

結局は残念ながらハーマイオニーの独りよがりだったというわけなんですよね。

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