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元日の記事でも予告したように来たる1月9日が誕生日ということで、本日より2週間に渡ってセブルス・スネイプを取り上げることにします。前半の今週は昨年やり切れなかった個々の登場人物との関係について考えてみることにしました。初日の今日はドラコ・マルフォイです。(全3項目)

3-1.ドラコ・マルフォイとの関係、その1
改めて考えてみるとセブルス・スネイプはルシウス・ナルシッサ夫妻とはホグワーツの学生時代つまり2人が結婚する以前から交際があったわけですから、生まれた時からドラコのことを知っていたということになりますよね。

だからこそドラコが11才になりホグワーツに入学して来た時には「ついにこの日が来たか!」と感慨もひとしおだったんでしょうが、こうして迎えた「魔法薬学」の初授業でスネイプはドラコのことをこう評しているんですよね。

それはドラコ・マルフォイが「角ナメクジを完璧に茹でたからみんな見るように」と言っているんですよね。つまりドラコは最初の授業でいきなり魔法薬の調合に優れているという才能を発揮したというわけなんですが・・・

そこに目をつけた私は「ひょっとして?」と思ったというわけです。どうもスネイプはホグワーツに入学する以前からマルフォイの館に定期的に通ってドラコに魔法薬の調合を個人指導していたに違いないと私はそう思いますね。

ご存知のように当初「魔法薬学」の授業では杖を使うことはありません。そのため大鍋に魔法薬の材料をダイアゴン横丁で揃えれば入学前に自宅でも魔法薬の調合の練習をすることが可能になるわけです。さらにドラコは・・・

ホグワーツ魔法魔術学校の「魔法薬学」の教授が自分の家に来てくれて直々に自分に教えてくれるというわけなんですよね。だからこそホグワーツに入学して最初の授業で角ナメクジを完璧に茹でることができたというわけです。

でも「それはあまりのことなんじゃない?」と私はそう思いましたね。マグル生まれの生徒たちには決してできないことですよね?しかしやはりマルフォイ夫妻がスネイプに入学前にドラコに教えてくれと頼んだのでしょうか?

3-2.ドラコ・マルフォイとの関係、その2
こうしてホグワーツに入学する以前から既に魔法薬の調合の仕方を直々に教えてもらって顔見知りだったということで、ドラコ・マルフォイにとってスネイプ先生は一番のお気に入りの教師になったというわけなんですよね。

ドラコが2年生になるとマグル生まれの生徒が次々に襲われて石にされるという事件が起き、ついにはダンブルドア校長が停職処分になるという最悪の事態になってしまったのでした。ところがドラコ・マルフォイは・・・

ダンブルドア校長がいなくなったことで恐怖感がこれまでになく広がり生徒の誰も彼もが心配そうな緊張した表情を浮かべているのにも関わらず、ドラコ・マルフォイ1人だけが恐怖と猜疑心を思いっきり楽しんでいたのでした。

「父上こそがダンブルドアを追い出す人だろうと僕はずっとそう思っていた」

首席になったかのように肩を聳やかして学校中を闊歩していたドラコでしたが、次の「魔法薬学」の授業の際にドラコはクラッブとゴイルの2人に声を潜めようともせずにこう満足げに話していたのです。さらにドラコは・・・

クラッブとゴイルに「父上はダンブルドアがこの学校始まって以来の最悪の校長だと思っているって」と言い、さらに「多分今度はもっと適切な校長が来るだろう」とまで言った後ドラコの近くを通ったスネイプに対して・・・

「先生が校長職に志願なさってはいかがですか?」

ドラコ・マルフォイは大声でスネイプを呼び止めるとこう言い放ったのです。ドラコにこう言われてスネイプは「これこれ」と言いつつも薄い唇がほころぶのを押さえ切れなかったのでした。スネイプはそんなドラコに・・・

「ダンブルドア先生は理事に停職させられただけだ。まもなく復職なさると思う」と言ったのですが、ドラコはスネイプ先生が立候補するのなら父が支持投票すると思います。僕が父にスネイプ先生こそが最高の先生だと・・・

まさに最高級の褒め言葉を駆使して「セブルス・スネイプこそが次の校長にふさわしい!」と言ってみせたのです。ところが何とドラコ最終学年の年度にはドラコの目の前でダンブルドア校長を殺したセブルス・スネイプが・・・

ホグワーツ魔法魔術学校の校長職に就任したのです。

3-3.ドラコ・マルフォイとの関係、その3
片や学生時代には「この世で一番嫌いなジェームズ・ポッター」の息子のハリーに対して、ルシウスとナルシッサの間に生まれたドラコということでスネイプの2人に対する態度には雲泥の差があったというわけなんですよね。

2年生の時にはクィディッチのスリザリン・チームにシーカーとして加わったドラコが練習できるようにと、一筆書いてグリフィンドール・チームの初練習を邪魔したりもしたのでした。魔法薬学の授業の時にはドラコは・・・

何をやってもお咎めなしでした。そんなハリーとドラコが5年生になりふくろう試験の年度を迎えるとスネイプはさらに2人に対する対応を際立たせて来たのです。それはその学期最初の授業の時にもスネイプはハリーに・・・

「これは何のつもりだ?」と言って来たのです。ハリーは頑なに「安らぎの水薬です」と答えましたが、スネイプは猫なで声でハリーに「教えてくれ。字が読めるのか?」と訊いて来たのです。それをドラコが笑ったのでした。

スネイプはハリーが3行目を飛ばしてしまったことを指摘すると「このごった煮は全く役に立たない」と言って杖を振り消失呪文でハリーの魔法薬を消し去ってしまったのでした。授業が終わった後にハーマイオニーは・・・

ハリーの魔法薬はゴイルのよりはマシだったのに「本当に不公平だわ」とハリーに同情してくれたのでした。しかしハリーが「スネイプが僕に公平だったことなんかあるか?」と訊くとロンもハーマイオニーも2人とも・・・

黙り込んでしまったのでした。するとスネイプは今度は「諸君のレポートがふくろう試験ではどのような点を貰うかに基づいて採点してある」と称して評価するようになったのです。ハリーの月長石のレポートの右上には・・・

トゲトゲしい黒い文字で大きく「D」と殴り書きして返って来ました。スネイプは薄ら笑いを浮かべながら「試験の結果がどうなるか、これで諸君も現実的に判るはずだ」と言いながら生徒たちに宿題を返していたのでした。

教室の前に戻り生徒と向き合ったスネイプが「Dを取るような劣等生には罰則を課さねばなるまい」と言うとドラコ・マルフォイは聞こえよよがしの囁き声で「Dなんか取った奴がいるのか?」と言い、それにスネイプは・・・

ニヤリと笑いましたがハリーのふくろう試験の「魔法薬学」の結果は「良・E(期待以上)」だったのです。

今日の最後に
そんなわけで2年生の時にはダンブルドアに代わって校長になるのはスネイプ先生がいいとまで言うなどスネイプ先生が一番のお気に入りだったというドラコ・マルフォイなんですが5年生の学期末に父親のルシウス氏が・・・

予言を取り戻すことに失敗してアズカバンに投獄されるとドラコのスネイプに対する態度は一変したというわけです。それまでは監督生にも選ばれて王様然と振舞っていたドラコだったのですが、それが6年生になると・・・

この続きは来月のドラコ・マルフォイ「謎のプリンス」編でということにさせていただきます。
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