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ネビルにとってスネイプ先生は「この世で一番怖いもの」でした。ネビルにとってスネイプの「魔法薬学」の授業は普段の10倍のヘマをするなど最悪中の最悪の科目だったのです。ところがそれを頼んだハリーも気づきませんでしたしネビル自身も当然知らなかったことなんですが結果として・・・(全3項目)

3-1.ネビル・ロングボトムとの関係、その1
ドジでおっちょこちょいで物忘れが激しくどの科目の授業でもトラブル続きで純血の魔法使いなのにマグル生まれのハーマイオニーより魔法が下手くそというネビルなんですが、さらにそのドジぶりに拍車がかかるのが・・・

「魔法薬学」の初授業の時にはスネイプがドラコ・マルフォイが角ナメクジを完璧に茹でたから見るようにと言ったのと時を同じくしてネビルが騒動を起こしたというわけです。地下牢教室一杯に強烈な緑色の煙が上がり・・・

シューシューと大きな音が広がったのでした。ネビルがどうしたものか?シェーマス・フィネガンの大鍋を溶かして小さな塊にしてしまい、その鍋からこぼれた薬が石の床を伝って生徒たちの靴に焼け焦げ穴を空けていたのです。

たちまち全生徒が椅子の上に避難しましたが、ネビルは大鍋が割れる時に薬をたっぷりとかぶって腕や足のそこいら中に真っ赤なおできが容赦なく噴き出しネビルは痛くて呻き声を上げていたのでした。それを見てスネイプは?

「バカ者!おおかた大鍋を火から降ろさない内に山嵐の針を入れたんだな?」

スネイプはこう怒鳴り杖を振って薬を取り除くと苦々しげにシェーマスにネビルを医務室に連れて行くよう命じたのでした。せっかくドラコが角ナメクジを完璧に茹でたのにネビルがそれを自慢する機会を奪ったというわけです。

こうして「魔法薬学」の初授業でいきなりヘマをしてしまい、スネイプにとってネビルはハリーに次いで目障りな存在になってネビルにとってスネイプ先生は「この世で一番怖いもの」ということになってしまったのでした。

3-2.ネビル・ロングボトムとの関係、その2
そんなこんなで「魔法薬学」の授業ではネビルはいつも支離滅裂でした。これが最悪の科目で恐怖のスネイプ先生の前では普段の10倍のヘマをやったのです。3年生最初の授業でもネビルはさっそく問題を起こしていたのでした。

「オレンジ色か。ロングボトム」

明るい黄緑色になるはずだった水薬がオレンジ色になっていたためスネイプは薬をわざわざ柄杓で大鍋から掬い上げ上からタラタラと垂らし入れてみんなに見えるようにしたのです。それに拍車をかけるようにスネイプは・・・

「ネズミの脾臓は1つでいいと言ったはずだ」とか「ヒルの汁はほんの少しでいいと明確に申し上げたつもりだが」などとネビルの魔法薬の問題を列挙した後ネビルに「どうしたら理解していただけるのかな?」と言って・・・

スネイプはネビルに授業の最後にこの水薬をネビルのペットのヒキガエルに飲ませることにする。そうすればネビルもまともに魔法薬を煎じようという気になるはずだと非情の通告をしたのでした。そう言われたネビルは・・・

ハーマイオニーに救いを求めたのでした。ハーマイオニーは「手伝わせてください」と申し出たのにスネイプに「でしゃばるよう頼んだ覚えはない」と言われてしまったため気づかれないよう口を動かさずに指示をしていました。

ネビルの水薬の煮込みが終わった頃を見計らってスネイプは暗い目をギラギラさせながら生徒たちに「ここに集まりたまえ」と呼びかけたのでした。ネビルの「縮み薬」がちゃんとできていればヒキガエルのトレバーは・・・

おたまじゃくしになるはずでした。しかし作り方を間違えているとトレバーは薬の毒にやられるはずだとスネイプは「我輩はそっちのほうになると思う」と言った後にトレバーを左手で摘み上げ小さいスプーンで水薬を・・・

今は緑色になっているネビルの「縮み薬」をトレバーの喉に流し込んだのでした。グリフィンドール生は恐々見守りスリザリン生たちは嬉々として見物していましたが、何と「ポン」と軽い音がしたかと思うとトレバーは・・・

スネイプの手の中でおたまじゃくしになったトレバーがくねくねしていたのでした。グリフィンドール生は拍手喝采して喜びましたがスネイプは「面白くない」という顔をしてローブのポケットから取り出した小瓶の薬で・・・

トレバーを元の姿に戻した後「グリフィンドール5点減点」と言ったのでした。減点の理由はハーマイオニーが手伝ったからだそうです。授業終了後ロンは「水薬がちゃんとできたから5点減点か!」と怒り狂っていたのでした。

3-3.ネビル・ロングボトムとの関係、その3
そんなネビルだったのですが最終学年の年度に勃発したホグワーツの戦いでネビルは当然ネビル自身は全く知らなかったことなんですが、結果としてネビルのしたことがスネイプの敵討ちをするということになったんですよね。

スネイプが命と引き換えに差し出した「記憶」を見てハリーは自分が死ななければならない運命なんだということを知ったのです。ヴォルデモートに殺されるためハリーは校長室を出て「禁じられた森」に向かいましたが・・・

ハリーは校庭に出ると突然思い立ったことがあってネビルに声をかけたのです。それは唯一残されたヴォルデモートの分霊箱「蛇のナギニ」のことでした。ハリーは「もしロンとハーマイオニーが忙しかったら」と言って・・・

ハリーはネビルに「君にそういう機会があったら蛇のナギニを殺して欲しい」と言って再び「透明マント」を被ると森に向かったのでした。ところがヴォルデモートは「ニワトコの杖の真の所有者になるため」と言って・・・

そのセブルス・スネイプを殺してしまったのです。スネイプはヴォルデモートに命じられた蛇のナギニに首を噛み切られて死んでいきました。ハリーに「死の呪文」を浴びせたヴォルデモートは死喰い人たちを引き連れて・・・

ホグワーツ城の玄関口に到着するとヴォルデモートは「ハリー・ポッターは死んだ」と高らかに宣言したのでした。ところがここでヴォルデモートにとっては思ってもみなかった予想外の展開が再び待ち受けていたというわけです。

ヴォルデモートは校長室から呼び寄せた「組分け帽子」をネビルの頭に被せると「もう組分けをする必要はない。スリザリン寮1つだけあればいい」と言って帽子に火を点けたのです。ところが何とその組分け帽子からは・・・

ネビルはその燃え盛る帽子から「グリフィンドールの剣」を取り出し一刀両断まさに一発で蛇のナギニの首を切り落としてしまったのです。ヴォルデモートの唯一残された最後の分霊箱が破壊された瞬間だったのですが・・・

ネビルがスネイプの敵討ちをした瞬間でもあったというわけなんですよね。

今日の最後に
正直言って当初こういう結論に至るとは思ってもいませんでした。スネイプが命と引き換えにハリーに差し出した記憶が元になってハリーはネビルに「蛇のナギニを殺してくれ」と依頼してネビルはそれを実行に移して・・・

結果としては「ネビルがスネイプの敵討ちをした」ということになったというわけです。ローリングさんはこういう形で最後にネビルがナギニをやっつけるという構図を意図的に描いたんでしょうか?もしそうだとしたら・・・

やっぱりローリングさんって凄いですね!
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