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4年生の時ハリーは三大魔法学校対抗試合の代表選手になってしまい「第2の課題」のヒントを解くために監督生用の風呂場を使った夜には何故か?マッド・アイ・ムーディと出くわすことになったのです。ムーディはダンブルトアがスネイプを雇ったのは「やり直しのチャンスを与えるため」と言っていたのですが・・・(全3項目)

3-1.ダンブルドアの信頼
金の卵の謎を解くために監督生用の風呂場を使った後ハリーは「忍びの地図」のスネイプの研究室に「バーテミウス・クラウチ」の名前を見つけたため「クラウチ氏が何をしているのか?」を確認するために向かったのでした。

ところがクラウチ氏の奇妙な行動に気もそぞろだったハリーは騙し階段に足を突っ込んで身動きが取れなくなってしまい、さらに驚くことにスネイプの研究室でハリーが遭遇したのはクラウチ氏ではなくムーディだったのです。

その場に駆けつけたスネイプは「魔法薬の材料以外に何か研究室に隠していないか?」と言うムーディに危険をはらんだ声で「君自身がかなり徹底的に調べたから我輩が何も隠していないのは知っての通りだ」と答えたのでした。

そんなスネイプにムーディは調べたのは闇祓いの特権でダンブルドアが自分に警戒せよと言ったと応じるとスネイプは「そのダンブルドアはたまたま我輩を信用している」と言って、だからダンブルドアが我輩の研究室を・・・

探れと命令したなどという話は「我輩には通じない!」と歯噛みしながら言い放ったのでした。それに対してムーディは「ダンブルドアは人を信用する人だし、やり直しのチャンスを与える人」と言ったというわけなんですよね。

シリウスもまた「他の者がしないような場合でもダンブルドアなら信用するということはある」と言い、さらには「ダンブルドアがスネイプを信用しているというのは事実だ」とも言ったのでした。シリウスが言うには・・・

スネイプがヴォルデモートのために働いたことがあるのならダンブルドアがスネイプを雇うとは到底考えられない。しかしご存知のようにダンブルドアはスネイプを信用するに足る確かな根拠があったというわけなんですよね。

3-2.ムーディの時は?
ヴォルデモートが消え去った後死喰い人狩りが行われましたが、スネイプはダンブルドアが保証人になりアズカバンに入らずに済みました。イゴール・カルカロフは「誓ってもいい。セブルス・スネイプは死喰い人だ」と・・・

言ったのに対してダンブルドアは「セブルス・スネイプは確かに死喰い人だったがヴォルデモートの失脚前から危険を冒して我々の密偵になってくれたのだ」と言って魔法省にスネイプの無罪評決を取り付けさせたのでした。

ムーディはそれでもなおスネイプの改悛を「著しく疑わしい」と思っていたようですが、前述のように「ダンブルドアは人を信用する人だしやり直すチャンスを与える人だ」と知っていたのでスネイプのことについては・・・

ダンブルドアに任せたというわけです。そして時を経てそのマッド・アイことアラスター・ムーディがホグワーツの教壇に1年限りという約束で立つことになったのですが、学期の最後に大どんでん返しが待ち受けていたのです。

それはホグワーツの教壇に立っていたのはムーディではなくヴォルデモートに命じられてホグワーツに潜入した死喰い人のバーテミウス・クラウチ・ジュニアだったのです。ハリーを含めた生徒たち全員が習っていたのは・・・

ムーディではなかったのです。ダンブルドアはハリーに「ムーディが君を連れ去った時に偽者だと判った」と説明していますが果たして本当にそうだったんでしょうか?さらにスネイプは一度も怪しまなかったのでしょうか?

スネイプが「闇の魔術に対する防衛術」の教職を強く欲していたのは周知の事実でした。ハリーが入学してからもスネイプはクィレルにもロックハートにもそしてルーピンに対しても嫌悪感を露にして態度に示していたのです。

スネイプが命と引き換えにハリーに差し出した記憶の中でダンブルドアはスネイプに「クィレルから目を離さないように」と言っていて、相当早い段階で既にクィレルに目をつけていたようです。それではムーディの場合は?

スネイプは奇妙なことにムーディに対しては正面切って敵意を見せないよう用心しているといった感じでした。実際ハリーが食事時や廊下ですれ違ったりする際スネイプはムーディの普通の目も魔法の目も避けているようでした。

2人が一緒にいる所を目撃した時のハリーの感想は「スネイプはムーディのことを少し怖がっているような気がする」というものでした。したがってスネイプはムーディが偽者だということは気づいていなかったのでしょうか?

しかし真夜中に自分の研究室にいたムーディを見てしまった以上スネイプは「ムーディは何故こんな時間に我輩の研究室に入り込んだんだ?」と思ったでしょうし当然ダンブルドアにもこのことを報告したと私はそう思いますね。

私はスネイプは薄々「ムーディは怪しい」と疑っていたとそう思いますね。ダンブルドアがスネイプに厨房に行って屋敷しもべ妖精のウィンキーを連れて来るよう指示した時スネイプが一言も文句を言わずに従ったのは・・・

これで自分がムーディに対して抱いていた疑念の答えが示されると思ったからだと私はそう思いますね。

3-3.シリウスとの確執
スネイプは闇の印が焼けてもリトル・ハングルトンの教会墓地には行きませんでした。おそらく事前にダンブルドアが「行くな」と言っていたんでしょうね。どうしてダンブルドアがスネイプを引き止めたのか?と云えば・・・

「奴が何でここにいるのだ?」
「わしが招待したからじゃ」

ヴォルデモートの復活を見届けた後に命からがらホグワーツに戻り校長室から医務室に移動したハリーに付き添っていたシリウスが人間の姿に戻ると互いに負けず劣らず嫌悪の表情を浮かべているシリウスとスネイプが・・・

そこにいたのでした。ダンブルドアはスネイプとシリウスを交互に見ながら「そろそろ2人とも昔のいざこざは水に流し互いに信頼し合うべき」と言ったのですが、ハリーは「ほとんど奇跡を願っている」と思ったのでした。

昨日の記事でも触れたようにスネイプがシリウスを憎んでいるのは学生時代にシリウスが仕掛けた悪戯でスネイプが狼に変身したルーピンに出くわしそうになり危うく命を落とす所だったからです。それならシリウスのほうは?

シリウスは両親も弟のレギュラスもスリザリン寮出身だったそうです。シリウスは幼い時から「弟のレギュラスのほうがいい息子だ」と言われて育ったんだそうです。だからシリウスはなおさらスリザリン生のスネイプが・・・

憎かったんでしょうが私はそれだけの理由でシリウスがスネイプのことをあれほどまでに激しく憎んでいたとは到底思えませんね。それならスネイプと云わずスリザリン寮生全員が憎かったはずです。それならシリウスは・・・

何故スネイプのことだけここまで憎かったんでしょうね?それは親の代からの怨念が積み重なってスネイプとシリウスは互いにここまで憎み合うようになったんだと私はそう思いますね。つまりはシリウスとスネイプの・・・

特に母親同士が互いに仲が悪かったんだと私はそう思いますね。シリウスの母親は知っての通り狂信的な純血主義者で本性を現すまではヴォルデモートの考えが正しいと思っていたのです。レギュラスは死喰い人になったのです。

そんなシリウスの母親にしてみればマグルのトビアス・スネイプ氏と結婚したアイリーン・プリンスは「とんでもない奴だ!」ということになったんじゃないかな?と私はそう思いますね。シリウスは自分の母親のことを・・・

「私の母に心などなかった。母は怨念だけで生き続けた」などと言っていますが、やはりシリウス自身は自覚していなかったんでしょうが、残念ながらシリウスとて無意識の内に母親の価値観を受け継いでいたというわけです。

最後に
スネイプとシリウスが「何でここまで?」と言うほど憎み合っていたのはルシウス・マルフォイ氏とアーサー・ウィーズリー氏が激しく対立していて、その息子のロンとドラコが憎み合っているのと同じ構図だと私は思いますね。

そんなわけで今週は4巻までで終わってしまい5巻以降が残ってしまいました。この続きはまた次の機会にやりたいと思います。
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