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ドビーにキングズ・クロス駅の9と3/4番線への入口を塞がれてしまいホグワーツ特急に乗り損ねてしまったハリーとロンは空飛ぶフォード・アングリアでホグワーツを目指したのですが、車は学校の手前で失速して校庭に墜落してしまったのでした。翌日になるとロンの元には母親のウィーズリーおばさんから・・・(全3項目)

3-1.夜の闇横丁
知っての通りハリーは生まれてから1年3ヵ月の間は魔法界に身を置いていたので「実は子供用だけれども箒に乗った経験があった」ということがリリーがシリウスに宛てて書いた手紙の内容から明らかになっているんですよね。

しかし当然言葉をまともに発することさえできない1才3ヵ月の赤ん坊が「煙突飛行粉」など経験しているハズがないというわけです。こうしてハリーが迷い込んだその店には何やら怪しげな商品ばかりが陳列されていたのでした。

手前のショーケースにはクッションに載せられたしなびた手やら血に染まったトランプに義眼がギロリと目をむいていたのです。売っている数々の物品はどう見てもホグワーツのリストには載りそうもない物ばかりだったのです。

一刻も早くここを出たほうがいいと思ったハリーだったのですが、店の出口に向かうとそこには今ハリーが一番出会いたくない人物が現れてしまったのでした。その人物とはドラコ・マルフォイとその父ルシウス氏だったのです。

ところがハリーは4年後にはここにロンとハーマイオニーの2人を連れて来ることになったのです。フレッドとジョージがダイアゴン横丁に開店させた悪戯専門店「ウィーズリー・ウィサード・ウィーズ」の前を通り過ぎる・・・

ドラコ・マルフォイを追って行くとマルフォイが入って行ったのは何と驚くことにハリーが迷い込んだ「ボージン・アンド・バークス」だったのです。つまりこの場面は第6巻に繋がる重要な伏線だったというわけなんですよね。

マルフォイ父子が店を出た後ハリーも出て周囲を見回すとハリーが迷い込んだ「ボージン・アンド・バークス」が一番大きい店のようでした。出口を探して歩いていると毒蝋燭の店の軒先に古ぼけた木の看板を見つけたのでした。

そこには「夜の闇横丁」と書かれていました。ハリーにとっては初めて見る名前だったのでハリーは自分に「落ち着け!」と言い聞かせながら思案をしていると運良くそこにハグリッドが現れてくれたというわけなんですよね。

3-2.暴れ柳
その時その瞬間はハリーもロンも当然知らなかったのですがドビーが「ハリーをホグワーツに行かせてなるものか!」と入口を塞いでいたため2人はロンの提案で空飛ぶフォード・アングリアで学校に向かうことにしたのでした。

ところが「もう少しで到着!」という所で車は失速し校庭にぶざまに墜落したのでした。ハリーはロンに話しかけようとしましたが一言も言葉を発しない内にハリーの真横の車の脇腹にとてつもないバンチが飛んで来たのです。

それはまるで闘牛の牛が突っ込んで来たようでした。ハリーがロンのほうに横ざまに突き飛ばされたかと思うとそれと同時に車の屋根にはそれと同じぐらいの強力なヘビーブローがかかって来たのです。車にパンチの嵐を・・・

浴びせていたのは校庭に植えられていた巨大な木だったのです。車はハリーにロンと2人のトランクを吐き出した後「禁じられた森」に向かって走り出し姿を消してしまったのでした。その木こそが「暴れ柳」だったのです。

ロンは「よりによって当たり返しをする木に当たってしまうなんて僕たち信じられないぐらい運がない」とボヤくことしきりでしたが、翌年度の学期末にハリーとロンは「あの木は何故植えられたのか?」の本当の理由を・・・

ハーマイオニーと共に意外な場所で意外な人物から聞かされることになったのです。それは「叫びの屋敷」でその年度に「闇の魔術に対する防衛術」の教師だったリーマス・ルーピンから聞いて知ることになったというわけです。

ルーピンは幼い時に狼人間に噛まれました。当時はあの「満月の前の1週間飲みさえすれば自分の心を保つことができる」というトリカブト系の脱狼薬がまだ開発されていなかったため月に一度狼に変身したルーピンは・・・

完全に成熟した怪物に成り果てたのでした。そのため「ホグワーツに入るのは不可能」と思われたのです。それがダンブルドアが校長になって「きちんと予防措置を取りさえすれば」と言ってルーピンを受け入れてくれたのです。

あの木がハリーのニンバス2000を粉々にした時にはルーピンは「あの木は私がホグワーツに入学した年に植えられた」と言っていたのですが、実はあの暴れ柳は「私がホグワーツに入学したから植えられたのだ」というのです。

「叫びの屋敷」はルーピンが月に一度狼に変身する時に他の生徒から引き離すために作られたのです。さらにルーピンが危険な状態の時には「誰も出会わないように」と校庭の入口にあの「暴れ柳」が植えられたというわけです。

3-3.吼えメール
ハリーとロンがダンブルドア校長に厳しく咎められたのはどうやら2人が車を飛ばして学校に来たからではなく、それをマグルに見られたからのようですね。そのことがその日の「夕刊予言者新聞」に載ってしまったのです。

「空飛ぶフォード・アングリア、訝るマグル」

ダンブルドアはその際ハリーとロンに「今晩2人のご家族に手紙を書く」と言っていたのですが、翌日になるとハリーは何事もなかったのですがロンの元には母親のウィーズリーおばさんから「吼えメール」が届けられたのです。

ロンとネビルは今にも封筒が爆発しそうな目つきでその赤い封筒を見つめていたのでした。そしてロンはか細い声で「ママったら吼えメールを僕によこした」と言うのです。やがて封筒の四隅からは煙が上がり始めたのでした。

それが何だか分らないハリーは「吼えメールって何?」と訊きましたが、ロンはその煙を上げる赤い封筒に全神経を集中させていたのでした。そしてネビルは「もっと大変なことになるから早く開けたほうがいい」と言うのです。

さらにネビルがロンを急かすように「ほんの数分で終わるから開けて」と言うのでロンは手を震わせながら伸ばして手紙を取ると開封をしたのです。ネビルは耳に指を突っ込みましたが次の瞬間ハリーはその理由が判ったのです。

一瞬ハリーは「封筒が爆発したのか?」と思いました。大広間全体に響き渡るほどの大きな声で天井から埃がバラバラと落ちて来るほどでした。ウィーズリーおばさんの怒鳴り声が本物の100倍に拡大されて聞こえて来たのです。

実はハリー自身はこの「吼えメール」を一度も受け取ったことがないんですよね。それはハリーに定期的に手紙をくれたのはシリウスぐらいしかいなかったので「吼えメール」をくれるような人などいなかったというわけです。

今日の最後に
「吼えメール」と云えば永遠の謎として残されたのがプリベット通り4番地にダンブルドアからペチュニア叔母さんに届けられたものでしょうね。届いた時のペチュニア叔母さんの怖がりようからいって叔母さんが以前に・・・

過去に「吼えメール」を受け取ったことがあるのは火を見るより明らかなんですが、結局「誰が?いつ?」ということは最終巻でも明らかにはなりませんでした。しかし送った人物はリリー以外には到底考えられないですよね?

その内容が気になる所です。
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