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知っての通りアーサー氏はパーシーのように「魔法大臣になりたい!」なんて出世欲も野心もなく基本的には物静かで温厚な人柄で遠慮深い人物なので怒るということは滅多にないのですが、やはりグリフィンドール出身なので怒る時は激しく怒るというわけなんですよね。(全3項目)

3-1.アーサー氏の怒り、その1
ハリーは3年生の夏休みの後半を「漏れ鍋」に滞在して過ごしました。8月31日になるとハーマイオニーとエジプトから帰って来たロンを含めたウィーズリー一家一行も加わって賑やかな夕食ということになったというわけです。

ハリーがロンのペットのスキャバーズ用のネズミ栄養ドリンクを探しに1階に下りて行くと食堂の奥でウィーズリー夫妻が言い争っている声が聞こえて来ました。口喧嘩を聞いていたのを夫妻に知られたくないとハリーが・・・

入口の手前でためらっていると自分の名前が出て来たので思わずハリーは食堂の扉に近づいて夫妻の会話に聞き耳を立てたのでした。アーサー氏は熱くなって「ハリーに教えないなんてバカな話があるか」と怒っていたのでした。

さらにアーサー氏は「ハリーには知る権利がある。何度も言ったんだがファッジは譲らないんだ。ハリーを子供扱いしている。ハリーはもう13才なんだ」とも言っていました。そんなアーサー氏にウィーズリーおばさんは・・・

おばさんは「本当のことを知ったらあの子は怖がるだけです!」と言ってさらに「ハリーがあんなことを引きずったまま学校に戻るのがいいと本気で言うの?」と激しく詰め寄ったのでした。するとアーサー氏が言うには・・・

アーサー氏はハリーに惨めな思いをさせたいわけじゃない。自分はハリーに自分自身で警戒させたいだけなんだ。ロンもハリーもふらふら出歩いて「禁じられた森」に2回も入り込んでいる。だから今学期ハリーは決して・・・

そんなことをしてはいけないんだとアーサー氏は言っていたのでした。それはこの夏アズカバンを脱獄したシリウス・ブラックがハリーの命を狙っているからだというのです。アーサー氏の考えではシリウス・ブラックは・・・

ハリーを殺せばヴォルデモートの権力が戻ると考えているのだそうです。さらに当時コーネリウス・ファッジがアーサー氏に口止めさせてたのはシリウスがハリーの名付け親で父親の無二の親友だったということなんでしょうね。

3-2.アーサー氏の怒り、その2
セドリック・ディゴリーのお父さんのエイモス氏もウィーズリー一家と同様にオッタリー・セント・キャッチポール村近くに住居を構えているため同じ「移動キー」でクィディッチ・ワールドカップの会場に向かったのでした。

そんなエイモス氏だったのですが、どうやら周囲の空気を読むということに疎いらしく昨年度クィディッチで自分の息子がキャプテンを務めるハッフルパフ・チームがハリー・ポッターのいるグリフィンドール・チームを・・・

破ったためハリー本人とグリフィンドール・チームの2人のビーターのフレッドとジョージを目の前にしてエイモス氏は「お前はハリー・ポッターに勝ったんだ!」と言ってしまい、それを聞いたフレッドとジョージは・・・

さらにエイモス氏が「孫子の代まで語り伝えることだ」とか「最高の者が勝つんだ」などと言うものだからフレッドもジョージも揃って何度もしかめっ面になるのでアーサー氏は何とか気まずい雰囲気を打ち消すためにと・・・

話題を変えなくてはならなかったのでした。すると今度はエイモス氏はクィディッチ・ワールドカップの決勝戦が終わった後にも打ち上げられた「闇の印」に関する発言でアーサー氏の怒りを買うことになってしまったのです。

呪文を唱える声が聞こえて来たとハーマイオニーが指差す木立に確かに「失神光線」が貫いたということでエイモス氏は「犯人に当たった可能性は大きい」と探しに入って行ったのでした。するとその木立から発見されたのは?

クラウチ家の屋敷しもべ妖精のウィンキーだったのです。しかもウィンキーは杖を持っていました。エイモス氏がウィンキーを尋問しているとエイモス氏が振り回しているその杖に明かりが当たった時ハリーは気づいたのです。

「あれっ-それ、僕のだ!」

ハリーが「その杖は僕ので落としたんだ」と言うと、エイモス氏は信じられないという顔をして「自白しているのか?闇の印を創り出した後で投げ捨てたとでも?」と言ってしまったのです。それを聞いてアーサー氏は・・・

「いやしくもハリー・ポッターが闇の印を創り出すことがありえるか?」

アーサー氏は怒りで語気を荒げてエイモス氏に抗議したのでした。両親はヴォルデモートに殺されて「死の呪文」を受けてもなお唯一生き残ったハリーが「闇の印」を創るはずなどないということを忘れてエイモス氏が・・・

不用意な発言をしてしまったがためにアーサー氏の激しい怒りを買うことになってしまったというわけなんですよね。

3-3.アーサー氏の怒り、その3
ドローレス・アンブリッジがマンダンガス・フレッチャーから奪っていったヴォルデモートの分霊箱「スリザリンの金のロケット」を取り戻すためハリーたちは魔法省に潜入したのですが、ハリーがたまたま乗り合わせた・・・

エレベーターにパーシー・ウィーズリーとアーサー氏が相次いで乗って来たことがハリーにとっては思わぬ展開を引き起こすことになってしまったのでした。ハリーとアーサー氏が乗っているエレベーターにパーシーが・・・

当初パーシーは持っている書類を読むのに夢中で顔も上げずにエレベーターに乗って来たためアーサー氏が乗っていることに気づいていませんでした。扉が閉まった後に目を上げて自分の父親が乗っていることを知ると・・・

パーシーの顔は赤蕪色になり扉が次の階で開くと同時に降りて行ったのでした。ハリーもまたパーシーに続いて降りようとしたのですがアーサー氏が腕を差し出してハリーがエレベーターから降りるのを阻止してしまったのです。

「ちょっと待て、ランコーン」

「君がダーク・クレスウェルの情報を提供したと聞いた」

ハリーはアーサー氏の怒りがパーシーの態度で余計に煽られたと気づきました。そこで「ここは知らないふりをするのが一番無難」と判断しました。するとアーサー氏は激しい口調で「知らぬふりは辞めろ」と言って来ました。

アーサー氏はなおもハリーに「君は家系図を捏造した魔法使いとして彼を追い詰めただろう。違うかね?」と言って来ました。ハリーが思わず「自分がもしそうだとしたら?」と返事をするとアーサー氏はハリーに対して・・・

「そうだとしたらダーク・クレスウェルは君より10倍も魔法使いらしい人物だ」

アーサー氏はさらにクレスウェルがアズカバンから生きて戻って来たら君は彼に申し開きをしなければいけないとも言ったのでした。そしてもちろん奥さんにも息子たちにも友達にもとアーサー氏はハリーに言った後に・・・

ハリーが「君は監視されていることを知っているのか?」と言うとアーサー氏は声を荒げて「脅迫のつもりか?」と言った後ハリーを痛烈な目で睨みながらエレベーターを降りて行ったのでした。そんなアーサー氏を見て・・・

ハリーは衝撃を受け「ランコーンではなく別の人間に変身していれば良かったのに」と思ったのでした。

今日の最後に
そんなわけでハリーはランコーンの姿でアーサー氏に出会ってしまったことを悔やんでいますが、私はこの時のアーサー氏の態度を見て「やっぱりアーサー・ウィーズリーはグリフィンドール出身なんだな!」と感動しましたね。

この時の魔法省とアーサー氏を取り巻く状況を考えればアーサー氏は職を失うだけでなく生命の危険にさらされていたんですよね。もし言ったのがハリーではなく本物のランコーンだったらと思うと背筋が寒くなって来ますよね。

報復にアズカバン送りになっていたかも?しれません。
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