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さて!先週のアーサー・ウィーズリー氏に続いて年頭の記事でも予告したように今日から3週間ぶち抜きで第6巻「謎のプリンス」のドラコ・マルフォイを取り上げることにします。復活が新聞報道されてしまったヴォルデモート卿が次にしたこととは?それを受けてベラトリックスは?ナルシッサは?スネイプは?(全3項目)

3-1.ベラトリックスの見解
「日刊予言者新聞」に記事が載ってしまい公式に復活が明らかになってしまったヴォルデモート卿が次にしたことはドラコ・マルフォイに「アルバス・ダンブルドアを殺害せよ!」と命じることでした。その事態を受けて・・・

夫のルシウス氏は予言を手に入れることに失敗してしまい捕まってアズカバンに投獄されてしまったのでした。そこでナルシッサは「頼れるのはあの人しかいない!」ということでセブルス・スネイプの元に駆け込んだのでした。

闇の帝王は他言を禁じているしスネイプは信用できないから打ち明けてはいけないと妹ナルシッサに強く言い聞かせたベラトリックスでしたが今回に限ってはナルシッサに振り切られてしまったのでした。それと言うのも・・・

ベラトリックスの見解は極めて楽観的でした。ベラトリックスは「ドラコは誇りに思うべきだ」と非情に言い放ちさらには「闇の帝王はあの子に大きな名誉をお与えになった」と言った後にドラコについてこうも言ったのです。

ベラトリックスは「ドラコのために」と前置きしてドラコは任務にしり込みなどしていない。自分の力を証明するチャンスを喜び期待に胸を躍らせていると暗に「スネイプになど頼らなくとも大丈夫」との見通しを示したのです。

それに対してナルシッサは・・・

3-2.母ナルシッサの思い
ナルシッサはすがるようにスネイプを見つめて泣きながら「それはあの子が16才で何が待ち受けているのかを知らないからだわ」と言い、さらにこれはルシウスが間違いを犯したことへの報復なんだとスネイプに訴えたのでした。

「ルシウスを罰するためにドラコを選んだのよ。そうでしょう?」と詰め寄るナルシッサに「ドラコが成功すれば他の誰よりも高い栄誉を得るだろう」と言ったもののスネイプはナルシッサを直視することができなかったのです。

図星だったからです。

ナルシッサはさらに闇の帝王ご自身でさえできなかったというのに「あの子にどうしてできましょう?」とも言ったのでした。その言葉を聞いてベラトリックスが息を呑んだためナルシッサはそれを見て気が挫けたようでした。

つまりまだ誰も成功したことがないのだし、あなたは初めからそして今でもドラコの好きな先生でルシウスの昔からの友人で闇の帝王のお気に入りで相談役として一番信用されているのだから闇の帝王を説得して欲しいと・・・

しかしそんなナルシッサにスネイプは「闇の帝王は説得される方ではない。それに我輩も説得しようとするほど愚かではない」とすげなく言ったのでした。さらに自分としては闇の帝王がルシウスにご立腹ではないなどと・・・

取り繕うことはできない。ルシウスは指揮を執るはずだった。それが自分自身だけでなく他に何人も捕まってしまった。加えて予言を取り戻すことにも失敗した。したがって闇の帝王は非常にお怒りだとスネイプが言うと・・・

ナルシッサは声を詰まらせ「それじゃ思った通りだわ。あの方は見せしめのためにドラコを選んだのよ!」さらにナルシッサは「あの子を成功させるおつもりではなく途中で殺されることがお望みなのよ!」とも言ったのでした。

これも図星だったのです。

スネイプがそれを認めるとも取れる沈黙をしたためナルシッサは最後に残った僅かな自制心さえ失ったようでした。ナルシッサは喘ぎながらスネイプに「あなたならできる。あなたならきっと成功する」と訴えたのです。すると?

「可能性だか・・・我輩がドラコを手助けできるかもしれん」

するとナルシッサはスネイプに・・・

3-3.破れぬ誓い
「セブルス-ああ、セブルス-あなたがあの子を助けてくださる?あの子を見守って危害が及ばないようにしてくださる?」

ナルシッサがスネイプに「破れぬ誓い」を結んで欲しいと懇願したのは、やはり傍らにいる姉のベラトリックスの「一番肝心な時になると上手くすり抜ける」という指摘は「確かにそうかもしれない」と思ったからでしょうね。

しかしそれをベラトリックスの前では決して認めたくない。それでもドラコの命の保証を確かなものにするためには「破れぬ誓い」を結んでもらう他に手段はない。だからこそナルシッサはスネイプにこう言ったというわけです。

「あなたがあの子を護ってくださるのなら・・・セブルス、誓ってくださる?破れぬ誓いを結んでくださる?」

「破れぬ誓い?」

「こいつは確かにやってみるだろうよ。いつもの虚しい言葉だ。もちろん闇の帝王の命令だろうともさ!」と言うベラトリックスにスネイプはしばしの間ナルシッサの言葉を噛みしめるようにその青い目を見つめていたのでした。

すると・・・

「いかにもナルシッサ、破れぬ誓いを結ぼう」

スネイプの思ってもみなかった意外な言葉にベラトリックスは口をあんぐりと開けて呆然としていました。ベラトリックスの驚愕の眼差しの下でスネイプとナルシッサは向かい合ってひざまずくように座り右手を握り合いました。

「セブルス、あなたは闇の帝王の望みを叶えようとする私の息子ドラコを見守ってくださいますか?」

「そうしよう」

「そしてあなたは息子に危害が及ばぬよう力の限り護ってくださいますか?」

「そうしよう」

「そして、もし必要になれば・・・ドラコが失敗しそうな場合は闇の帝王がドラコに遂行を命じた行為をあなたが実行してくださいますか?」

「そうしよう」

最後の誓いの言葉の時スネイプの手がナルシッサの手の中でピクリと動きましたが、スネイプは手を引っ込めはしませんでした。こうして目を見開き驚き切ったままのベラトリックスの眼下で「破れぬ誓い」は結ばれたのでした。

今日の最後に
こうしてスネイプに「破れぬ誓い」まで結ばせて息子ドラコの身の安全を確保しようとしたナルシッサだったのですが当の本人の前では「あなたのことをこんなに心配しているのよ」という素振りは全く見せなかったようですね。

そういうことだったので「親の心、子知らず」ということでダイアゴン横丁にナルシッサと2人で出かけたドラコは・・・
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