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今年度から「魔法薬学」の教師がセブルス・スネイプからホラス・スラグホーンに代わりました。昨年度までのスネイプ先生はハリー虐めの急先鋒で合同で一緒に授業を受けていたスリザリン生たちは大いに溜飲を下げていたのですが、それがスラグホーンに代わった途端に・・・(全3項目)

3-1.ホラス・スラグホーンの初授業
ハリーはロンとハーマイオニーにホグワーツ特急内でのドラコの自慢話を話して聞かせましたが、ロンは「あいつはパーキンソンの前でいいかっこしただけだ」と言うしハーマイオニーは「話が少し大き過ぎる」と言って・・・

少しだけハリーの話に関心を示して来ましたがそれ以上は乗って来ませんでした。こうして始まった6年目の学期は教師がスネイプからスラグホーンに代わったことで「魔法薬学」の授業風景が劇的に変わることになったのです。

スラグホーンがあらかじめ煎じておいた魔法薬を指差し「これが何か判る者はおるかね?」と言うと相次いでハーマイオニーが答えたのでスラグホーンはハーマイオニーに「君の名前を聞いてもいいかね?」と言ったのでした。

ハーマイオニーが「ハーマイオニー・グレンジャーです」と答えると、スラグホーンはハーマイオニーに「ひょっとして超一流魔法薬師協会設立者のヘクター・ダグワース・グレンジャーと関係ないかね?」と訊いて来たのです。

ハーマイオニーが「私はマグル生まれなので関係ないと思います」と答えると、ドラコは同じテーブルに着いているノットのほうに体を傾けて何やら囁いたのです。ドラコもノットもせせら笑っていたのでした。ところが・・・

スラグホーンは全くうろたえる様子もなくハリーに向かって先回会った時に言っていた学年で一番のマグル生まれの友達とはこのハーマイオニーのことなんだねと訊いて来たのでした。ハリーが「そうです」と答えると・・・

「さあ、さあ、ミス・グレンジャー、あなたがしっかり獲得した20点をグリフィンドールに差し上げよう」

スラグホーンが愛想よくこう言うとドラコはかつてハーマイオニーに顔面パンチを食らった時のような表情を浮かべていたのでした。さらにその後ノットと2人でスラグホーンを小ばかにしたようにせせら笑っていたのでした。

スリザリン寮出身でかつては寮監も務めたホラス・スラグホーンがマグル生まれのハーマイオニーにボーナス点を与えたということでドラコも驚くやら「一体この人は何を考えているんだ?」と呆れるやらしたんでしょうね。

3-2.フェリックス・フェリシス
そんなドラコにとっては色んな意味でビックリ仰天させられることになったスラグホーンの初授業だったのですが、何と言っても一番驚かされたのはスラグホーンが「今日の授業の褒美として提供する」と差し出して来た・・・

フェリックス・フェリシスという魔法薬だったのです。ハーマイオニーが興奮気味に「幸運の液体です。人に幸運をもたらします!」と言うと地下牢教室にいた生徒全員が思わず背筋を正しました。ドラコもそうだったのです。

スラグホーンの説明によるとフェリックス・フェリシスは調合が恐ろしく面倒で間違えると惨憺たる結果になるそうです。しかし正しく煎じさえすれば薬効が切れるまでは全ての企てが成功に傾いて行くのが判るのだそうです。

スラグホーンは12時間分の幸運に十分な量だというコルク栓をしたフェリックス・フェリシスの小瓶をポケットから取り出して生徒たちに見せました。そして「上級魔法薬」の10ページに載っている「生ける屍の水薬」を・・・

これまで君たちが習って来た薬よりずっと複雑なことは判っているから誰にも完璧な仕上がりは期待していない。しかし一番よく出来た者が「この愛すべきフェリックスを獲得する!」と言ってスタート宣言をしたのでした。

「何としてもフェリックス・フェリシスが欲しい!」と思ったドラコは無我夢中で「上級魔法薬」の本をめくりました。この魔法薬を手に入れることが出来れば明日がアルバス・ダンブルドアの命日になるかもしれないからです。

「先生、僕の祖父のアブラクサス・マルフォイをご存知ですね?」

スラグホーンがスリザリン生が作業をしているテーブルの近くに来たのでドラコはこう声を掛けたのでした。スラグホーンはドラコの祖父が「お亡くなりになったと聞いて残念だった」と逝去したのを知ってはいたものの・・・

ドラコを見ずに問いかけに答えたのでした。そしてそのまま歩き去ってしまいました。スラグホーンの素っ気ない態度を見れば「フェリックス・フェリシスを獲得するには自分の実力で勝ち取るしかない」ということのようです。

3-3.獲得したのは?
ドラコを含めたスリザリン生にしてみれば「魔法薬学」の教師がスネイプ先生からスラグホーンに代わったのは「何でこんなのが来たんだ?」という心境でしょうね。初授業でいきなりマグル生まれのハーマイオニーに・・・

「30点」ものボーナス点を与えたのです。さらに昨年度まではスネイプ先生が「これでもか!」というぐらいハリーのことを目の敵にしていて合同で一緒に授業を受けていたスリザリン生たちは大いに溜飲を下げていたのです。

それが教師がスネイプ先生からスラグホーンに代わった途端ハリーとハーマイオニーに対する態度も待遇も劇的に変わってしまったのでした。スネイプとは正反対でスラグホーンのドラコに対するそれは極めて冷淡になり・・・

「紛れもない勝利者だ!」

スラグホーンは地下牢中にこう高らかに宣言したのでした。さらにスラグホーンはハリーに「君は明らかに母親の才能を受け継いでいる。彼女は魔法薬の名人だった」とまで言ってハリーのことを手放しで褒めそやしたのでした。

フェリックス・フェリシスを獲得したのは?

何とハリーだったのです!

今日の最後に
ドラコにしてみれば昨年度中は日刊予言者新聞には「思い込みの激しい目立ちたがり屋で」などと3日と開けずにハリーのことを誹謗中傷する記事が掲載されていたのに、それがヴォルデモート卿の復活が明らかになると・・・

途端に新聞は「ハリー・ポッター選ばれし者?」などと一転してハリーを誉めそやすようになってしまったのです。ドラコにとっては憤懣やるかたないという思いでしょうね。さらにホグワーツ特急ではハリーはドラコの・・・

コンパートメントに侵入して盗み聞きをしたり、スラグホーンの「魔法薬学」の授業ではフェリックス・フェリシスを掠め取ってしまったのです。そのためドラコにとってハリーはますます目障りな存在になっていったのでした。

そこでドラコは・・・
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