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一度ならずも二度までも「修理するのは不可能なのでは?」と思ったドラコだったのですが、ついに努力が実を結んで「姿をくらますキャビネット棚」を直すことに成功したのです。そしてドラコがキャビネット棚を直したのと同じ日の夜にハリーとダンブルドアはヴォルデモートの分霊箱が隠されているという・・・(全3項目)

3-1.歓声を上げていたのは?
スリザリン寮生にしてみれば「ハリー・ポッターがドラコ・マルフォイに血みどろの重傷を負わせた!」というニュースが1週間も経たない内に「ハリー・ポッターがジニー・ウィーズリーと付き合っている」という噂に・・・

いとも簡単に差し替えられてしまったのは憤懣やるかたない思いだったでしょうね。しかしドラコにしてみればハリーが恋に浮かれている間に「今度こそキャビネット棚を修理しなくては!」と思ったのではないでしょうか?

ダンブルドアから「できるだけ早く校長室に来て欲しい」という知らせが届いたため、ハリーは談話室を出て校長室に向かって急いでいたのです。すると悲鳴と衝撃音が聞こえて来たのでハリーが足を止めて耳を澄ますと・・・

ハリーが杖を構えて音に向かって駆け出し廊下の角を曲がると、そこにはトレローニー先生が大の字になって倒れていたのです。ところが驚くことにそこは「必要の部屋」の前だったのです。トレローニー先生はハリーが・・・

「必要の部屋」を口にするとそわそわして「生徒が知っているとは知らなかった」と言ったのでした。何でもシェリー酒の空き瓶を部屋に隠そうとしたら先客がいてその人物に放り出されたようなのです。そこでハリーは・・・

ハリーが「誰がいたのですか?」と訊くとトレローニー先生は有体に言えばスラグホーンのクリスマス・パーティの時と同様に酩酊状態だったため部屋にいた人物が誰だったのか?は分らないという状況だったのです。しかし!

それでも「その人物は男でしかも歓声を上げていた」ということは判ったようです。そこでハリーは「歓声を上げていたのはドラコ・マルフォイに違いない」と判断してトレローニー先生に一緒に校長室に行きましょうと・・・

言ったのですが・・・

3-2.怒るハリー!
今にして思えばハリーとトレローニー先生が肩を並べて学校の廊下を歩くというのはこの時が最初で最後だったのですが、当初は適当にトレローニー先生の話を聞き流していたハリーだったのですが真剣に聞き始めたのは・・・

それはトレローニー先生が最初にダンブルドアと会ってホグワーツの「占い学」の教師になった時のことを話し始めたからです。その時トレローニー先生はハリーとヴォルデモートに関する予言をしてそのことがハリーの・・・

人生を大きく変えることになったのです。その時「何が起こったのか?」を知っていたハリーは思わずトレローニー先生の言うことに心底真剣に耳を傾けていたのですが、トレローニー先生が極めて驚くべき発言をしたのでした。

「でも、その時、セブルス・スネイプが無礼にも邪魔をしたのです!」

予言を盗み聞きしたのはスネイプだった。ハリーはショックのあまり立ち止まりトレローニー先生が脇にハリーがいないことに気づいて振り返った時2人の間は2メートルも離れていたのです。突然怒りが極致に達したハリーは?

ハリーは怒りで麻痺した唇の間から何とか言葉を搾り出し、トレローニー先生に「ここにいてください!」と言ったのでした。そしてガーゴイルに向かって合言葉を怒鳴ると動く螺旋階段を三段ずつ駆け上がって行ったのです。

ダンブルドアは「何があったのじゃ?」とか「何故気が動転しておるのじゃ?」などと訊きましたが、ハリーは即座に「何もありません」さらには「動転していません」と嘘をついたのですがダンブルドアの次の言葉に・・・

「ハリー、君はよい閉心術者とは・・・」

ダンブルドアのこの言葉が引き金になってハリーの怒りが大爆発したのです。ハリーは今しがたトレローニー先生が「必要の部屋」に入ってシェリー酒の瓶を隠そうとしたらドラコ・マルフォイが喜んでいる声を聞いたと・・・

ドラコ・マルフォイは何か危険な物を修理しようとしていた。きっととうとうそれが終わったんです。それなのにスネイプとドラコが何かをしようとしているのにも関わらず先生は何もしないで学校を留守にしようとしている。

そんなハリーにダンブルドアは今学期わしが留守の時に学校を無防備の状態で放置したことが一度たりともあったと思うか?ダンブルドアは自分が学校を離れる時には追加的な保護策が施されているとハリーに説明したのでした。

そしてハリーに「透明マント」を持って5分後に正面玄関に来るようにと言ったのでした。

そしてハリーは・・・

3-3.ロンとハーマイオニーに・・・
脱兎の如くグリフィンドール塔に駆け戻ったハリーは寝室に行って自分のトランクから「忍びの地図」とフェリックス・フェリシスの小瓶が入ったソックスを取り出しました。そして談話室に戻りロンとハーマイオニーに・・・

「必要の部屋で歓声を上げていたのはマルフォイだってことが僕には判っているんだ」

ハリーはロンとハーマイオニーにダンブルドアは今夜ここにいないから、ドラコが何を企んでいるにせよ邪魔が入らないいいチャンスなんだ。だからドラコとスネイプの双方を見張らないといけないと口早に説明したのでした。

ダンブルドアは学校に追加的な保護策を施したと言っているが、もしスネイプが絡んでいるのならそのことも回避の方法も知られているはずだ。だけどスネイプはロンやハーマイオニーが監視しているとは思っていないだろう。

ロンもハーマイオニーも口を挟みたくてしかたがないという顔をしていたので、ハリーは「議論している時間がない」と言って2人に反論を一切させず「忍びの地図」とフェリックス・フェリシスを2人の手に押し付けたのでした。

ハリーが正面玄関に到着して「透明マント」を被るとダンブルドアは即座に出発しました。ハリーはドラコとスネイプのことを考えつつダンブルドアに「先生が出て行く所を見たらみんなはどう思うでしょう?」と訊くと・・・

ダンブルドアは「わしがホグズミードに一杯飲みに行ったと思うじゃろう」と答えたのでした。ダンブルドアは学校を留守にする時は「三本の箒」かホッグズ・ヘッドに行くフリをしていたのだそうです。こうして2人は・・・

ハリーとダンブルドアはヴォルデモートが分霊箱を隠したと思われる場所を目指して出発したのですが・・・

今日の最後に
ケィティ・ベルを介して呪われたネックレスを届けさせようとしたり、オーク樽熟成の蜂蜜酒に毒を盛ってクリスマスにスラグホーンにプレゼントさせようとした計画はいずれも失敗してしまったドラコだったのですが・・・

「姿をくらますキャビネット棚」の修理に成功した後のドラコの作戦は全てが面白いように上手く運んで、天文台の塔の上に「闇の印」を打ち上げることに成功したのでした。それに招き寄せられるようにダンブルドアは・・・

塔の屋上に・・・
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