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魔法界の大多数の人々がその所業の恐ろしさ故に直接その名前を呼ぶことを避けているヴォルデモート卿なんですが、実は身内であるはずの死喰い人たちからも恐れられているんですよね。それはヴォルデモートが開心術に長けているのでご主人様の御前では嘘は通じないというわけです。しかしそのヴォルデモートも・・・(全3項目)

3-1.ヴォルデモート卿
改めて思い返してみると公式に「開心術に長けている」ということが明らかになっているのはこのヴォルデモート卿1人だけということになっていますね。以来要所要所で開心術を使って人の心を見透かして来たというわけです。

ピーター・ぺティグリューことワームテールが駆けつけて仮の体を取り戻したヴォルデモートはリトル・ハングルトンの旧リドル邸に到着した直後には庭番のフランク・ブライスの心を見透かした後に殺害しているんですよね。

5年生のクリスマス休暇明けから行われたハリーが閉心術を習得するための課外授業の冒頭でもスネイプはその理由として「闇の帝王は開心術に長けている」ということを挙げていますよね。実際ハリーが魔法省に於いて・・・

対峙した時にもヴォルデモートはベラトリックス・レストレンジに「こいつは嘘をついてはいない。こいつの愚にもつかぬ心の中から真実が俺様を見つめているのが見えるのだ」と言って予言を封印したガラス球が既に・・・

破壊されて存在していないことを開心術で見破っています。多くの人々を死に追いやったことで魔法界の大多数の人たちがその名前を直接呼べないほどに恐れさせたヴォルデモート卿なんですが開心術に長けているために・・・

実はそのことでヴォルデモート卿は配下の死喰い人たちにさえ非常に恐れられているんですよね。

3-2.配下の死喰い人たちにすら・・・
5年生のクリスマス休暇明けからダンブルドア校長の肝煎りで始まったハリーの閉心術課外授業ですが、ハリーが「ヴォルデモート」の名前を口にするとスネイプは激怒して「闇の帝王の名前を口にするな」と言ったのでした。

ハリーが「ダンブルドア先生は名前を言います」と言い返すと、スネイプはダンブルドアは極めて強力な魔法使いだから名前を言っても安心していられるが他の者は違うと言うのです。スネイプもヴォルデモートのことを・・・

相当に恐れているようです。前述のように魔法界の大多数の人々がその所業の恐ろしさ故に名前を直接口にすることを避けているヴォルデモート卿ですが、実は身内で一番の配下の死喰い人たちにも恐れられているんですよね。

ハリーたち3人が狼人間のフェンリール・グレイバック率いる人さらい一味に捕まってマルフォイの館に連れて行かれた時、グリフィンドールの剣を見てハリーたちがグリンゴッツのレストレンジ家の金庫に入り込んだと・・・

勝手に勘違いしたベラトリックス・レストレンジはハーマイオニーを「磔の呪い」で責め立てながら「グリンゴッツの私の金庫に入っただろう!本当のことを言え!」と迫ったのです。それはグリンゴッツのその金庫には・・・

レストレンジ家の金庫にはヴォルデモートの分霊箱の1つヘルガ・ハッフルパフの金のカップが預けられていたからです。ベラトリックスはご主人様から預かった大事な宝物もハリーたちが盗んでいるのでは?と恐れたのです。

「他には何を盗んだ?他に何を手に入れたんだ?本当のことを言え。さもないと、いいか、この小刀で切り刻んでやるよ!」

こう言ってハーマイオニーを拷問にかけていたベラトリックスだったのですが、開心術でハリーにこのことを見透かされてしまった挙句にハリーの逃亡を許してヴォルデモートの逆鱗に触れてしまったというわけなんですよね。

ハリーがホグワーツ入りした後レイブンクローの失われた髪飾りの形を確かめるためレイブンクロー寮の談話室に行った時「闇の印」が焼けるのを感じて妹のアレクトを追って駆けつけたアミカス・カローはこう言っています。

「アレクト!あの方が到着してもし俺たちがポッターを捕まえていなかったら。マルフォイ一家の二の舞になりてえのか?返事をしろ!」

この後アミカスはハリーを捕まえていないアレクトを見て「闇の帝王は間違った知らせを受けたことにしよう」などと言っていますが、そんな嘘を言ってもご主人様には決して通じないということを痛感させられたでしょうね。

何ゆえスネイプもベラトリックスもさらにはアミカス・カローもここまで自分たちのご主人様を恐れているのでしょうか?それはヴォルデモート卿が開心術に長けているからというわけなんですよね。ご主人様の御前では・・・

ついた嘘は即座に見破られてしまうのです。閉心術に長けているスネイプとて「嘘がバレたその時は死あるのみ」ということを知り抜いているので、その名前をハリーが口にすると恐れずにはいられないというわけなんですよね。

3-3.ハリーよりもルーピンよりも・・・
ハリーが5年生のクリスマス休暇明けからスネイプによる閉心術を習得するための課外授業を受けるのに当たりルーピンは「スネイプは優秀な閉心術士だ」と言っています。ルーピンがそれをハリーに教えることができたのは?

それは当然リーマス・ルーピンが極めて優秀な開心術士だからというわけです。ところがヴォルデモートのほうは最後の最後まで「叫びの屋敷」でスネイプをナギニに殺させるまでそのことに全く気づかないままだったのです。

「何しろセブルス、お前は賢い男だ。お前は忠実なよき下僕であった。これからせねばならぬことを残念に思う」

スネイプの頭の中は生前にダンブルドアから託された伝言をハリーに伝えなくてはという思いで一杯だったのに、ヴォルデモートはそのことを見抜くことなくスネイプを殺したのです。ところがそれを聞いていたハリーは・・・

初日の記事で説明したようにハリーは自身が開心術に長けているという自覚が全くありません。そのため「何故自分がこんなことをするのか?」が分らないまま理解できないままに「透明マント」を脱いで駆け寄ったのでした。

つまりハリーにリーマス・ルーピンにヴォルデモート卿の3人はいずれも確かに開心術に長けているのですが、3人の中ではヴォルデモート卿が一番レベルが低いというわけなんですよね。つまりヴォルデモート卿などは・・・

ハリー・ポッターにリーマス・ルーピンと自分より優れた開心術士が存在していたのにも関わらず、そのことを全く気づくことなく全然知らないままにハリーとの最後の戦いに敗れて滅び去って行ったというわけなんですよね。

今日の最後に
不死鳥の騎士団のメンバーを含めたダンブルドア側の陣営の人たちはリーマス・ルーピンがいたからセブルス・スネイプが優秀な閉心術士だということを知ることができたんですよね。ところが闇の陣営の人たちのほうは・・・

ベラトリックス・レストレンジとナルシッサ・マルフォイの姉妹2人がスネイプの自宅を訪ねた時「スネイプは信用できない」と主張していたベラトリックスがスネイプにこう突っ込まれて答えに窮する場面があるんですよね。

「あの方が間違っていると思うのか?それとも我輩が上手く騙したとでも?不世出の開心術の達人である最も偉大なる魔法使い、闇の帝王に一杯食わせたとでも?」

つまりこれは闇の陣営にとっては極めて残念で不幸なことにセブルス・スネイプが極めて優秀な閉心術士だということを見破ることができるほど開心術に長けている人物がいなかったからというわけなんですよね。それは・・・

ヴォルデモートもそうだったというわけです。
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