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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

シリウスが敵方のヴォルデモートの裏をかこうなどと思わずシリウス自身がポッター夫妻の「秘密の守人」になっていさえすれば2人は死なずに済んだのです。しかしダンブルドアにはどうしてもジェームズとリリーに死んでもらわなければならない事情があったのです。その事情とは?(全3項目)

3-1.何故ポッター夫妻を?
ダンブルドアは「ポッター夫妻の身近に裏切り者がいる」と示唆することで、シリウスに2人の「秘密の守人」をピーター・ペティグリューに変更させました。ところがそれが夫妻を死に追い込むことになってしまったのです。

シリウスが敵方のヴォルデモートの裏をかこうなどと思わずシリウス自身がポッター夫妻の「秘密の守人」になっていさえすれば、ジェームズもリリーも死なずに済みましたしハリーにも弟か妹が生まれていたかも?しれません。

しかし魔法界全体のことを考えるとダンブルドアには「どうしてもジェームズとリリーには死んでもらわなければならない」という事情があったのです。もし変更されることなく2人の「秘密の守人」がシリウスだったら・・・

確かにそれでジェームズとリリーは生き延びることができたでしょう。しかし2人が死なないということになれば同時にヴォルデモートも生き続け配下の死喰い人の活動も引き続き活発に行われることでより多くの命が・・・

つまりジェームズとリリー2人の命を守ることでより多くの命が失われるという結果になってしまう。それならば魔法界全体のことを考えたら残念ながらポッター夫妻にはヴォルデモートを道連れに死んでもらったほうが・・・

そんなわけでダンブルドアはポッター夫妻には何としても死んでもらわなければならないということでシリウスに「秘密の守人」をピーター・ペティグリューに変更させたというわけなんですよね。さらにダンブルドアは・・・

2人の死を確実にするために・・・

3-2.透明マント
ハリーはホグワーツに入学して最初のクリスマスにダンブルドアから父ジェームズの形見の「透明マント」を贈られました。それ以来ハリー、ロン、ハーマイオニーのためにどれほど役に立ったのかは数知れないというわけです。

君のお父さんが亡くなる前にこれを私に預けた。
君に返す時が来たようだ。
上手に使いなさい。
メリークリスマス


ところがダンブルドアの死後ハリーがグリモールド・プレイス12番地のシリウスの部屋で見つけた母リリーからの手紙の中には「ダンブルドアがまだジェームズの透明マントを持っていったままだから」と綴られていたのです。

ハリーは「みぞの鏡」の前でダンブルドアと初めて会って直接会話を交わした時に聞いたことだったので、それはよく憶えていたのです。ダンブルドアはハリーに「わしはマントがなくても透明になれる」と言っていたのです。

ハリーは手紙を読むのを中断して母リリーの言葉の意味を考えました。何故ダンブルドアは父ジェームズの「透明マント」を持っていったのだろう?騎士団のメンバーの誰かがマントの助けを必要としたのだろうか?それとも?

後にハリーは「透明マント」が3つある「死の秘宝」の1つであること。ゲラート・グリンデルバルドとダンブルドアが昔それを探し求めていたこと。そしてダンブルドアから好奇心に負けて借り受けたことを聞かされたのでした。

その時ダンブルドアは「マントは虚しい好奇心から手に入れた」と言っているのですが、実はダンブルドアが父ジェームズから「透明マント」を預かった本当の理由は息子のハリーには「死んでも言えない」ことだったのです。

前述のように魔法界に一旦平和を取り戻すためには何としてもジェームズとリリーにはヴォルデモートを道連れにして死んでもらわなければならない。そこでダンブルドアは2人の死を確実にするために事が起こる直前に・・・

ジェームズから「透明マント」を預かったのです。

3-3.ついに2人は・・・
目的地がついに目に入った。カーテンが開いていて小さな居間にあいつらがいるのがはっきり見える。忠誠の術は破られたのです。ヴォルデモートが玄関の敷居を跨ぐと何とジェームズは杖も持たずに走ってやって来たのです。

「リリー、ハリーを連れて逃げろ!あいつだ!行くんだ!早く!僕が食い止める」

「食い止めるだと?杖も持たずにか!」呪いをかける前にヴォルデモートは高笑いしました。緑の閃光が狭い玄関ホールを埋め尽くすとジェームズ・ポッターは糸の切れた操り人形のように倒れていったのでした。そして・・・

2階から逃げ場を失ったリリーの悲鳴が聞こえて来ました。しかしおとなしくさえしていればリリーは恐れる必要など全くないのです。リリーも杖を持っていませんでした。友人を信用して安全だと思い込むとは愚かな奴らだ。

リリーは息子のハリーを後ろのベビーベッドに置くと両手を広げて立ち塞がったのでした。まるでそれが息子の助けになるとでもいうように赤ん坊を見えないようにして守れば代わりに自分が選ばれるとでもいうように・・・

「ハリーだけは、ハリーだけは、どうぞハリーだけは!」
「どけ、バカな女め・・・さあ、どくんだ」

「ハリーだけはどうかお願い。私を、私を代わりに殺して」
「これが最後の忠告だぞ」

「ハリーだけは!お願い!助けて!許して!ハリーだけは!ハリーだけは!お願い!私だけはどうなっても構わないわ」

リリーをベッドから引き離すこともできる。しかし一度に殺ってしまうほうが賢明だろう。部屋に緑の閃光が走るとリリーはジェームズと同様に成すすべもなく倒れていきました。しかしヴォルデモートは知らなかったのです。

しかし彼は闇の帝王の知らぬ力を持つであろう。

ダンブルドアに告げられた予言の後半をセブルス・スネイプが聞き逃していたのです。リリーが自らの命を投げ出すことでハリーはヴォルデモートの知らぬ力を持つに至ったのです。こうしてヴォルデモートは身体を失い・・・

ジェームズとリリーが死んでヴォルデモートが凋落することで魔法界は平和を取り戻したのでした。

今日の最後に
こうして両親のポッター夫妻がヴォルデモートを道連れに死んでいったことで、ハリーの名は魔法界に響き渡り魔法界でハリーのことを知らない人は1人もいないということになりました。ハリーがホグワーツに入学して・・・

ハリーが魔法界に足を踏み入れると当初は有名人であるが故のジレンマに苦しむことになるのですが、当然悪い事ばかりではないというわけです。明日の記事ではそのあたりのことを改めて検証して振り返ってみたいと思います。

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