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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ダンブルドアは「ヴォルデモートと配下の死喰い人による犠牲者を一旦でも止めるにはこれしかない」ということで断腸の思いでポッター夫妻がヴォルデモートに殺されるよう取り計らったのです。しかしもちろん1人残された息子ハリーにとっても両親が死んだことで・・・(全3項目)

3-1.両親の死がハリーにもたらしたもの、その1
好むと好まざるとに関わらずシビル・トレローニーによって「7月の末に闇の帝王の力を打ち破る者が生まれて来る」との予言が成されヴォルデモートが指名した時からハリーは激流に呑み込まれることを余儀なくされたのです。

ハリーはホグワーツに入って最初の年度にいきなり「賢者の石」を奪おうとするヴォルデモートと正面切って対決することになりました。しかしヴォルデモートが最初にハリーを殺そうとしてできなかったリリーの護りが・・・

再びヴォルデモートの前に立ち塞がりヴォルデモートはハリーに敗れ去っていったのです。その反省を踏まえてヴォルデモートは「自身の身体を取り戻す時にはハリーの血が必ず必要だ」と思うに至ったというわけなんですよね。

クィレルを失って一度は「そうそう都合よく次の魔法使いが現れるとは思えない」と失意のどん底に陥ったヴォルデモートの元に駆け付けて来たのが「あの」ワームテールことピーターー・ペティグリューだったというわけです。

ヴォルデモートの仕組んだ策略は計画通りに進みヴォルデモートはハリーを手に入れることに成功しました。しかしハリーの理性を越えたむしろ積極的に死を迎え入れた勇気がヴォルデモートを凌駕し打ち勝つ力となったのです。

「ヴォルデモートの足下にひざまずいて死ぬものか!父さんのように堂々と立ち上がって死ぬのだ」

死を恐れることなくヴォルデモートに立ち向かったことで、ハリーはヴォルデモートの魔の手から再び逃れることができたのです。さらに身体を取り戻す際にハリーの血を取り込んだことが後々ヴォルデモートにとっては・・・

大きな禍根を残すことになったのです。

3-2.両親の死がハリーにもたらしたもの、その2
ハリーは3年生の新学期初日にホグワーツ特急で初めて吸魂鬼と出会って気を失いました。当初は自分だけがそういう状態になったため「弱かったからそうなったのでは?」との危惧の念を抱いたハリーだったのですが・・・

クィディッチの初戦ハッフルパフ戦で再び吸魂鬼のために気を失ったハリーは直後の「闇の魔術に対する防衛術」の授業終了後にルーピン先生から「弱いかどうかとは全く関係がない」と断言してもらったのでした。つまり!

吸魂鬼が他の誰よりハリーに影響するのはハリーの過去に誰も経験したことがない恐怖があるからなのだそうです。それはすなわち1才の時に両親をヴォルデモートに殺された経験というわけなんですよね。そこでハリーは・・・

ハリーはクリスマス休暇明けからルーピン先生の特別な指導を受け課外授業で「守護霊の呪文」を習うことになったのです。そして大人の魔法使いでさえ難しいと言われているこの高度な魔法を自分のものにしてみせたのです。

ハリーの両親ポッター夫妻がシリウスの裏切りでヴォルデモートに殺され、さらにシリウスがピーター・ペティグリューをも殺害してアズカバンに投獄されたと魔法界の誰もがそう思っていた時ルーピンは完全に蚊帳の外でした。

シリウスとジェームズの仲の良さを一番身近で見ていたルーピンにとっては「シリウスがジェームズを裏切った」なんて到底信じられないことだったのですが、ダンブルドアがルーピンを敢えてこのような状況に置いたのは?

もちろん12年後にハリーに「守護霊の呪文」を教えさせること。さらにはハリーの前で「自分の両親はどうしてヴォルデモートに殺されなければならなかったのか?」の真相を明らかにするためだったというわけなんですよね。

ダンブルドアは「昨日の夜守護霊を創り出したのは父さんだと思った」と言うハリーに「愛する人が死んだ時その人は永久に我々のそばを離れるとそう思うかね?」と言ってさらに吸魂鬼がハリーに見せる光景を指して・・・

「大変な状況にある時いつにも増して鮮明にその人たちのことを思い出しはせんかね?」とも言ったのでした。ハリーが本当に父親を必要とする時一番はっきりとその姿を現わすのだと。だからハリーの創り出す守護霊は・・・

牡鹿の姿だというわけなんですよね。

3-3.両親の死がハリーにもたらしたもの、その3
ヴォルデモートはホグワーツ在学中から「魂を分断して他に隠す」すなわち分霊箱それも複数を作って自分を不滅にする方策を巡らせていたのです。ところが複数の分霊箱を作っていたことが災いしてハリーを襲った時に・・・

魂は人を殺した時に分断されます。ヴォルデモートがジェームズとリリーを殺しさらに当時まだ1才で赤ん坊だったハリーを殺そうとした時ヴォルデモートの魂が裂けてその欠けらがハリーに付着したのです。そのために・・・

5年生の時こそヴォルデモートはそのハリーとの繋がりを利用してハリーを魔法省に誘い出すことに成功しました。ところが最終学年の年度にハリーがヴォルデモートの分霊箱を探す旅に出た時には逆に利用されてしまったのです。

ハリーたち3人がグリンゴッツのレストレンジ家の金庫に侵入してヘルガ・ハッフルパフの金のカップを奪った直後ハリーはその繋がりを使って分霊箱の最後の隠し場所が「ホグワーツ」だということを知ることができたのです。

魂というのは完全な一体で分断するのは暴力行為であり自然に逆らいます。ハーマイオニーの説明によれば「深い闇の秘術」という分霊箱の作り方が載っている本には1つ分霊箱を作るだけでも魂はとても不安定になって・・・

そのためヴォルデモート自身は当然そんなつもりは一切なかったのですが自分でも気がつかない内に思ってもみなかった形でハリーとの繋がりを作ってしまったのです。さらに復活する時にハリーの血を取り込んだことが・・・

ヴォルデモートは自分自身を強くするためと思って自身の身体を再生させる時にハリーの血を取り込みました。ところが同時にハリーの血管に流れる「リリーの護り」をも取り込んでしまいハリーを不死身にしてしまったのです。

ヴォルデモートの血管に流れる「リリーの護り」がある限り。すなわちヴォルデモートが生きている限りハリーは決して死なないのです。つまり復活する時にハリーの血を取り入れた時点で最後の対決の勝敗は決していたのです。

ハリーの勝利は確定していたのです。

最後に
ハリー5年生の学期末に魔法省でヴォルデモートと最初で最後の対決をした時にダンブルドアは「確かにお前の命を奪うことだけではわしは満足はせんじゃろう」と言っているんですよね。だかにこそヴォルデモートの・・・

ダンブルドアはホグワーツに隠されていたヴォルデモートの分霊箱も手をつけずにおいたというわけです。ポッター夫妻の死は10年あまり魔法界に平和をもたらすことになりましたが息子のハリーが最後の仕上げをして・・・

真の平和を魔法界に築いたというわけなんですよね。

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