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ハリーが「漏れ鍋」に滞在するようになって1週間後ダイアゴン横丁の高級クィディッチ用具店にはそれはそれは素晴らしい箒が展示されてハリーはそれを見たさに頻繁に用具店を訪れたのでした。そして5年生になって意外にも監督生に任命されたロンがお祝いとして母親のウィーズリーおばさんに言ったものとは?(全3項目)

3-1.炎の雷・ファイアボルト
そんなわけで魔法大臣の粋な計らい(?)で処罰を免れ夏休みの後半を「漏れ鍋」に滞在して過ごすことになったハリーだったのですが、それから1週間後にダイアゴン横丁の高級クィディッチ用具店に「それ」は現れたのでした。

店の中で大勢の魔法使いや魔女が興奮しながら何かを覗き込んでいるのでハリーもその中に割り込んで行ったのでした。チラリと見えた陳列台にはハリーが今まで見たどんな箒よりもそれは素晴らしい箒が飾られていたのです。

こんなに欲しいと思い詰めたことはありませんでした。しかしハリーは既にニンバス2000という十分にいい箒を持っていたので誘惑を断ち切ることができたのです。しかしそれからというものはファイアボルトが見たくて・・・

ハリーはほとんど毎日のように用具店に通い詰めたのでした。夏休みも終盤になるとハリーは用具店でシェーマス・フィネガンとディーン・トーマスに会いましたが、2人ともファイアボルトを穴が空くほど見つめていました。

ところが驚くべきことにハリーはクリスマスに見知らぬ誰かからファイアボルトをプレゼントされたのです。その日の内に「呪いがかけられているか調べる必要がある」とマクゴナガル先生に没収されてしまいましたが・・・

レイブンクロー戦の2日前にマクゴナガル先生は「どこかに良い友達をお持ちのようね」と言ってファイアボルトを返してくれたのです。ハリーがファイアボルトを持って談話室に戻ると寮生たちの大歓迎が待っていたのでした。

それから10分ほどファイアボルトは手から手へと渡されあらゆる角度から絶賛されたのでした。レイブンクロー戦当日の朝ハリーがファイアボルトを持って大広間に下りて行くと興奮した囁き声があちこちから聞こえて来ました。

キャプテンのオリバー・ウッドがファイアボルトをグリフィンドールのテーブルの真ん中に置くとレイブンクローとハッフルパフの寮生は次々と見物に来たのでした。今シーズングリフィンドールとの対戦を後回しにした・・・

スリザリン・チームの面々は全員雷に打たれたような表情を浮かべてショックを隠し切れない様子だったのでロンも大喜びでした。

3-2.魔法動物ペットショップ
夏休みも残り僅かになるとハリーはロンとハーマイオニーの姿を行く先々で探すようになりました。しかし結局2人に会えたのは新学期を翌日に控えた8月31日でした。ハーマイオニーの隣の椅子には教科書を入れた袋が・・・

1つどころか3つもあるのでロンとハリーは「どうして君がマグル学なんか取るんだい?」とか「これから1年食べたり眠ったりする予定はあるの?」などと突っ込みを入れていたのですがハーマイオニーは両方を無視して・・・

ハーマイオニーは財布を覗いて「まだ10ガリオン持っている」と言ったのでした。ご存知のようにハーマイオニーは9月19日が誕生日なんですが、ご両親のグレンジャー夫妻が「自分でプレゼントを買いなさい」と言って・・・

ロンが無邪気に「素敵な本はいかが?」と言うのに対してハーマイオニーは「ふくろうが欲しい」と言い出したのです。それはロンにはエロールがいるしハリーにはヘドウィグがいるからと言うのです。しかしエロールは・・・

ロンが言うにはエロールは家族全員のふくろうなので自分にはスキャバーズしかいないとのことでした。そのスキャバーズがエジプトの水が合わなかったようで帰国してからあまり元気がないとのことだったためハリーは・・・

「すぐそこに魔法動物ペットショップがあるよ」

ハリーはもうダイアゴン横丁のことなら何でも知っていました。当然ふくろうと云えばイーロップふくろう百貨店なのですが、スキャバーズのために何かを探すというのならこちらの店のほうがいいというわけです。ところが!

こちらの店では巨大な紫色のヒキガエルやら宝石を散りばめた甲羅を輝かせている大ガメやらオレンジ色の毒カタツムリやらシルクハットに変身する白ウサギやら縄跳びに興じるクロネズミと雑多な種類の生き物がいたのでした。

ロンが「僕のネズミなんですがエジプトから帰って来てから少し元気がないんです」と言うと、応対した魔女はポケットからがっしりした黒縁メガネを取り出しつつロンに「カウンターにバンと出してごらん」と言ったのでした。

ロンが内ポケットからスキャバーズを取り出して同類のネズミのケージのそばに置くと、跳びはねていたネズミたちは遊ぶを止め金網の前に集まって見物を始めました。スキャバーズを念入りに調べていた魔女はロンに・・・

年齢と「どんな力を持っているのか?」を訊ねましたがロンはそのどちらも答えられなかったのです。実はこれまでスキャバーズはこれはと思う魔力の欠けらさえ示したことがなかったのです。その魔女が言う所によれば・・・

この手の普通の家ネズミはせいぜい3年の寿命なのだそうです。魔女は「もっと長持ちするのがいいのなら」とクロネズミを指し示しましたが、途端にそのネズミが縄跳びを再開したためロンはそんな目立ちたがり屋の・・・

クロネズミが気に入らなかったので魔女は別なのをお望みでないのならこの「ネズミ栄養ドリンク」を使ってみてくれと言ったのでした。ところがロンがそれを受け取ろうとするとオレンジ色の何かが襲い掛かって来たのです。

「コラッ!クルックシャンクス、ダメッ!」

ハリーとロンが逃走したスキャバーズを探し出して魔法動物ペットショップに戻ると、何とハーマイオニーがロンを襲ったオレンジ色のその猫を両腕に抱き締めて現れるではありませんか!ロンは口をあんぐりと開けて・・・

「君、あの怪物を買ったのか?」と訊くとハーマイオニーは得意満面でクルックシャンクスのことを「この子素敵でしょう?」と言ったのでした。しかしハリーはどう見ても少しガニ股だし気難しそうな顔がつぶれていて・・・

お世辞にも器量良しには見えなかったので・・・

「見解の相違だな」と思ったのでした。

3-3.監督生と首席
こうして夏休み最後の日8月31日に合流することができたハリーたちでしたが、3人が「漏れ鍋」に戻るとウィーズリーおばさんがパーシーの胸に輝く真新しいバッジを指差し「我が家の2人目の首席なのよ!」と言ったのでした。

フレッドが「そして最後のね」と囁くとウィーズリーおばさんは急に厳しい表情に変わり「その通りでしょうよ」と言ったのでした。何でも今年5年生になったのにフレッドとジョージは2人とも監督生にはなれなかったようです。

するとジョージが考えるだけでも反吐が出るといった表情を浮かべて「何で俺たちが監督生なんかにならなきゃいけないんだい?人生真っ暗じゃござんせんか」と言ったのでした。その言葉を聞いてジニーは笑っていたのでした。

「妹のもっと良い手本になりなさい!」と言うおばさんにパーシーは「ジニーの手本なら他の兄たちがいる」と暗に「そんなのはないものねだり」とでも言いたげにしていたのでした。つまり監督生に任命されるためには・・・

成績優秀でなおかつ品行方正でなければなりません。悪戯ばかりして頻繁に罰則を食らっていたフレッドとジョージが監督生になれるはずなどないのです。実はウィーズリーおばさんは監督生になれる可能性があるのは・・・

フレッドとジョージが最後だと考えていたようです。そのためハリーたちが5年生になってロンが監督生に選ばれた時にはフレッドもジョージも相当に驚いて「正気でロンを監督生にする奴はいない」とまで言いましたし・・・

フレッドも「三校対抗試合に優勝したからハリーが本命だと思ってた」と言いましたし、ハーマイオニーもまた同様にロンに送られて来た監督生バッジをハリーが持っているのを見て「そうだと思った!」とまで言ったのでした。

母親のウィーズリーおばさんもフレッドもジョージもさらにはハーマイオニーにマッド・アイも「監督生になるのはハリー」と予想していたのですが、他ならぬロン自身が自分が監督生に任命されるとは思っていなかったのです。

最初に聞いた時ウィーズリーおばさんは驚きのあまり「信じられない!」を連発して興奮して部屋を出て行ったのでした。そして監督生になったお祝いということでロンの立っての希望もあって新品の箒を買ってくれたのでした。

今日の最後に
何でも飛行用の箒とりわけ中でも値段の高いものは箒職人の手作りによるものだったため、大量生産ができないので高価になってしまうみたいですね。つまりロンが欲しがったクリーンスイープも少人数の生産だったため・・・

さらにハリーがクリスマスにシリウスから贈られたファイアボルトはおそらく1人の箒職人による生産だったため、とてつもなく高い値段になっていたので店頭では「お値段はお問い合わせください」となっていたんでしょうね。
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