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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ハリーたちグリフィンドール生にとって「太った婦人(レディ)」はあまりにも身近な存在なので話題になることはほとんどなかったのですが、第3巻ではむしろいなくなったことでクローズアップされることになったのです。そのレディを襲った犯人は知っての通りシリウスだったのですが・・・(全3項目)

3-1.太った婦人(レディ)
ハリーを含めたグリフィンドール生にとっては絶対に避けられない存在です。寮の入口にいて合言葉を言わないと決して中に入れないので自分の寝室にさえ行く事ができなくなるというわけです。そんなレディなんですが・・・

それは10月31日のことでした。生徒たちは大広間でのハロウィーン・パーティを終えそれぞれの寮に戻って行ったのですが、ハリーたち3人が寮の入口に繋がる廊下まで来ると生徒がすし詰め状態で前に進めなくなっていました。

ロンが怪訝な表情を浮かべて「何でみんな入らないんだろう?」と言いましたが、どうもレディの肖像画が閉まったままのようなのです。そこに人波を掻き分けて入って来たのが監督生のパーシーだったというわけなんですよね。

パーシーは「何をもたもたしてるんだ?全員合言葉を忘れたわけじゃないだろう?」などと言いながら押し入って行きました。すると冷気が廊下に沿って広がるように前のほうからさーっと沈黙が流れたのでした。そして・・・

突然パーシーの鋭く叫ぶ声が聞こえて来たかと思うと「誰かダンブルドア先生を急いで呼んで来て」と言ったのです。すると次の瞬間にはダンブルドア校長が現れて肖像画のほうに入って行きました。ハリーたち3人が・・・

何が問題なのか?をよく見ようと寮の入口まで行くとレディの姿はそこになく絵は滅多切りにされてキャンバスの切れ端が床に散らばっていました。絵のかなりの部分が完全に切り取られているという無残な状態だったのです。

誰がレディにそんな仕打ちをしたのか?その現場を見ていたのはポルターガイストのピーブズだったのです。ダンブルドアが「どういうことかね?」と訊くと流石にピーブズもダンブルドアをからかう度胸はなかったため・・・

ピーブズはダンブルドアの「レディは誰がやったか話したかね?」という問いに「あいつは癇癪持ちだねぇ。あのシリウス・ブラックは」と答えたのです。合言葉を言わなかったため通すのを拒んだレディを襲ったのは・・・

シリウス・ブラックだったのです。

3-2.合言葉とカドガン卿
そんなわけでレディはキャンバスをズタズタにされてしまったので別の肖像画が代わりにその任を務めることになったのでした。それが北塔の「占い学」の教室に行く途中でハリーたちが出会ったというカドガン卿だったのです。

忘れん棒のネビルにとって合言葉を覚えるのはレディの時から既に難作業でした。ところがカドガン卿は誰彼構わずに決闘を挑みましたし、そうでなければとてつもなく複雑な合言葉にした上に1日に何回も変更して来たのです。

シェーマス・フィネガンが頭に来て「他に人はいないの?」とパーシーに訴えましたが、どの絵もレディにあんなことがあったため皆が皆怖がってしまい名乗り出る勇気があったのはカドガン卿1人しかいなかったんだそうです。

ところがカドガン卿がグリフィンドール寮の入口を守る役目を務める期間はそう長くは続きませんでした。カドガン卿があまりにも頻繁に合言葉を変えるためネビルはその都度新しい合言葉を羊皮紙に書き留めて置いたのです。

それは後にハリーたち3人とルーピンだけはネビルのベッド脇にある小机からクルックシャンクスが持って来たことを知ることになるのですが、シリウスがそのメモ書きを入手して寮への侵入を許してしまったがために・・・

カドガン卿はクビになり「太った婦人(レディ)」が再び戻って来たのでした。絵は見事な技術で修復されていましたが、レディはまだ神経を尖らせていて護衛が強化されることを条件にしてようやく職場復帰を承知したのでした。

レディの警備には無愛想なトロール数人が雇われました。トロールは組になって廊下を往ったり来たりして周囲を威嚇しブーブーと唸りながら互いの棍棒の太さを競っていたのでした。そして合言葉を盗まれたネビルは・・・

今にして思えば気の毒の極みだったのですがマクゴナガル先生の怒りは凄まじくネビルには罰則を課しホグズミード村に行くことを禁じた上にネビルには「合言葉を教えてはならない」と命じてしまったのです。そのため・・・

哀れなネビルは毎晩誰かが一緒に入れてくれるまで入口の前で待つハメになり、その間警備のトロールに胡散臭そうな目でじろじろと見られることにもなってしまったのです。そして侵入事件の2日後にはおばあさんから・・・

最悪中の最悪の「吼えメール」が届いたのでした。

3-3.動物もどき
何ゆえシリウスは12年もの長きに渡りアズカバンで生き延びることができたのか?何故脱獄は不可能と言われていたアズカバンを破って出ることができたのか?それはシリウスが未登録の「動物もどき」だったからなんですよね。

どうしても耐え難くなった時シリウスは独房で犬に変身しました。吸魂鬼は目が見えないので人の感情を感じ取って人に近づきます。シリウスが犬になると吸魂鬼はシリウスの感情が人間的ではなく単純になるのを感じました。

しかし吸魂鬼はそれを他の囚人と同じようにシリウスもまた正気を失ったのだと考えて気にもかけなかったのです。それでもシリウスはとても弱っていました。だから杖なしでは吸魂鬼を追い払うことはできないと諦めていました。

そうしている内に12年の歳月が経ちシリウスは「日刊予言者新聞」でロンの肩の上にいるピーター・ペティグリューを見ました。ホグワーツでハリーと一緒だということが判ったのです。闇の陣営が力を得たとの情報が・・・

ちらりとでも耳に入ったら行動を起こせる完璧な態勢だ。ハリーのお父さんジェームズ・ポッターが死んでしまった今となってはピーター・ペティグリューが生きていて未登録の「動物もどき」だということを知っているのは?

シリウス1人だけというわけです。だからシリウスはアズカバンを脱獄することができたというわけなんですよね。そしてさらに「未登録の動物もどきが存在する」ということをハーマイオニーが知ったことで翌年度には・・・

クィディッチ・ワールドカップの決勝戦終了後に「闇の印」が打ち上げられたことを巡りウィーズリーおじさんが取った措置に関する記事を皮切りにリータ・スキーターはハリーの周囲にいる人たちを次々に取り上げたのでした。

ところがスキーターの書く記事の内容には当事者にしか知り得ないことが多数書き込まれていたのです。何故スキーターはハグリッドが半巨人だということをいうことを知ることができたのか?三大魔法学校対抗試合の・・・

「第2の課題」終了後のハーマイオニーとビクトール・クラムの会話の詳細をどうやって知ることができたのか?考えに考え抜いた末にハーマイオニーはリータ・スキーターが未登録の「動物もどき」だということを・・・

ついに見抜いたというわけなんですよね。

最後に
今改めて思い返してみるとシリウスは合言葉が分らなければ絶対に寮に入ることは不可能だと判り切っていたのに何故校内に侵入してしまったんでしょうね?当時シリウスはハリーの命を狙っていると思われていたので・・・

結果としてハリーの周囲の警備体制を強化することに繋がってしまったのでハリーに迷惑をかけることになってしまったんですよね。それと話はガラリと変わりますが三大魔法学校対抗試合の「第3の課題」の時にビルが・・・

カドガン卿の名前を口にしているんですよね。おそらくビルが在学中の時にはカドガン卿は最初にハリーが見たのと同じ場所にいたのでしょうが、ビルもきっと「占い学」の教室に行く途中でカドガン卿に出会ったんでしょうね。

ご存知のように第4巻「炎のゴブレット」はページと章の数が大幅に増えるので1週間4回12項目には収まらないかもしれませんが、今の所「2週間にするのかどうか?」については未定です。またやる時に考えたいと思います。

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