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アルバス・ダンブルドアとエルファイアス・ドージはホグワーツを卒業した後には2人で一緒に卒業世界旅行に行く約束をしていたほどの間柄だったのに、ダンブルドアは帰国して来たドージには「何故アリアナは死んだのか?」の理由を筆頭に留守中に自分の身に起きた一番大きな出来事を打ち明けていなかったのです。(全3項目)

3-1.すれ違う思い
昨日の記事でも説明したようにハリーはエルファイアス・ドージと会ったのが2年前の一度きりだったので、ビルとフラーの結婚式でその姿を見かけた時には名前を思い出すのにかなり頭を絞らなくてはならなかったのでした。

ハリーがドージに「座ってもいいですか?」と声を掛けるとドージはかなり高いゼイゼイ声で「どうぞ、どうぞ」と答えたのでした。ハリーはポリジュース薬で別の少年の姿になっていたので顔を近づけるとこう言ったのでした。

「ドージさん、僕はハリー・ポッターです」

前に会った時には話すチャンスを逃がしていたのでドージは息を呑んで喜びに胸を躍らせそわそわしながらハリーにシャンパンを注ぎました。そして「エルファイアス」とファーストネームで呼んでくれとハリーに言ったのです。

そんなドージの顔に怒りで血が上ったのがハリーがダンブルドアに関するリータ・スキーターのインタビュー記事をお読みになりましたか?と訊いた時だったのです。その記事の中でリータ・スキーターはダンブルドアが・・・

若い時に闇の魔術に関わったと仄めかしたと言及すると、ドージは即座に返す言葉でハリーに「一言も信じるでない!」と言い切ってみせたのです。ハリーのアルバス・ダンブルドアの想い出を何物にも汚させるでないと・・・

ドージの真剣で苦痛に満ちた顔を見てハリーは確信が持てないばかりかむしろやり切れない思いに駆られました。単にスキーターを信じないという選択だけで済むほど事は簡単だとドージは本気でそう思っているのだろうか?

確信を持ちたい!何もかも知りたい!というハリーの気持ちをドージは理解できないのか?するとハリーの表情を読んでドージはハリーの気持ちを察したようで「リータ・スキーターは何とも恐ろしい」と急いで言葉を・・・

続けようとすると・・・

そこに割り込んで来たのが!

3-2.ミュリエルおばさんが・・・
今となってはドージが「リータ・スキーターはどんな風に恐ろしいのか?」と言おうとしたのかは永遠の謎ですが、自分はリータ・スキーターが好きで記事はいつも読んでいると2人の会話にズカズカと割り込んで来たのが・・・

シャンパンを片手にしたミュリエルおばさんだったのです。おばさんが言うには「あんなに尊敬され立派と言われるようになる前にはアルバスに関するどーんと面白い噂が色々あった」とのことだったんだそうです。それは?

ドージは再び顔を赤蕪のように真っ赤にして「間違った情報に基づく中傷じゃ!」と吠え立てましたが、ミュリエルは高笑いして「あんたならそう言うだろうよ」と言った後に先刻「日刊予言者新聞」に載せた追悼文では・・・

都合の悪い所を飛ばして書いていたとハリーが感心して読んだあの追悼文にケチをつけたのです。ドージはミュリエルに「あなたがそんな風に思うのは残念じゃ」それは自分は心からあの一文の書いたと反論したのですが・・・

ミュリエルはあんたがダンブルドアを崇拝していたのは周知のことだ。アルバスがスクイブの妹を始末したのかもしれんと判ってもあんたはまだダンブルドアが聖人君子と考えることだろうと言うのです。それを聞いて・・・

冷えたシャンパンとは無関係な冷たい何かがハリーの胸に忍び込んで来ました。ミュリエルが言うにはダンブルドアは妹アリアナの死については長く沈黙して来たのだそうです。それはエルファイアス・ドージに対しても・・・

ドージはダンブルドアがアリアナのことを決して語らなかったその理由は自分の考えでは極めて明白だと言い切ってみせました。それは妹の死でダンブルドアはあまりにも打ちのめされたからだというのです。ところが・・・

ミュリエルの「柩が家から運び出されて葬式が行われるまで自分たちの半数近くが妹の存在さえ知らなかったというのは何故だ?」という問いにドージは惨めな表情を浮かべるだけで明確な答えを示すことが出来なかったのです。

確かに帰国後にドージが会った時ダンブルドアはアリアナを失ったことで打ちのめされていました。しかしそれはダンブルドアがドージに何も語らなくともダンブルドアの顔を見れば明々白々だったからです。それよりも・・・

ここで私が問題だと思うのはエルファイアス・ドージとアルバス・ダンブルドアは卒業後は2人で卒業世界旅行に行く約束をしていたほどの間柄だったのに、ダンブルドアはドージに何も打ち明けてはいなかったということです。

グリンデルバルドのことも・・・

アリアナがどうして死んだのか?も・・・

3-3.ダンブルドアは何も・・・
追悼文の中でドージはアルバスより3才年下のアバーフォースについて「アルバスの影のような存在であり続けるのは必ずしも楽なことではなかったに違いない」と優秀な兄を持ってその存在感が薄れていると評していますね。

しかしむしろ家の中ではアルバスよりもアバーフォースのほうが地位が高かったようなのです。ハリーたち3人にアバーフォース本人が語った所によれば兄のアルバスは家に帰って来ると自分の部屋にこもってばかりで・・・

本を読んだり貰った賞を数えたり当世の最も著名な魔法使いたちと手紙のやり取りをするばかりで、妹アリアナのお気に入りは実はアルバスではなく自分のほうだったとアバーフォースは言っていました。そしてあの時も・・・

母ケンドラが死んた時アルバスは「学校なんてどうでもいい。家にいて妹の面倒を見る」と言うアバーフォースに「最後まで教育を受けるべきだ。自分が母親から引き継ぐ」と言ったんだそうです。最初の内はアルバスは・・・

何とかアリアナの面倒を見ていました。ところがそこにゲラート・グリンデルバルドという兄アルバスにとっては生涯で初めての自分とは同等な話し相手に出会ったことでアリアナのことなど二の次になってしまったのでした。

学校に戻る日が近づいて来てアバーフォースは兄アルバスに言いました。妹を動かすことはできない。動かせる状態じゃない。仲間を集めるための小賢しい演説に妹を連れて行くことなどできない。それを聞いて兄アルバスは?

アルバスは気を悪くしました。一方グリンデルバルドは気を悪くする所か怒り出しました。自分と優秀な兄の行く手を邪魔しようとしている。口論の果てにアバーフォースは杖を抜きそしてグリンデルバルトも杖を抜いて・・・

アルバスは2人を止めようとして間に入りました。それからは三つ巴の争いになりました。ところが3人の争いの最中に妹アリアナが発作を起こし父パーシバルと母ケンドラがその命と引き換えにしてまで全力で守って来た・・・

アリアナが死んでしまったのです。

しかしアルバス・ダンブルドアは帰国後のエルファイアス・ドージに「どうして妹アリアナは死んだのか?」の本当の理由も打ち明けませんでしたし、ドージが不在の時にゲラート・グリンデルバルドという魔法使いと・・・

後にヴォルデモート卿と並び称されるほどの闇の魔法使いと一時期親友の間柄で、魔法使いが表舞台に立ちマグルを力で屈服させる計画を2人で練っていたという人生最大の過ちを犯していたことも全く言っていなかったのです。

そのためダンブルドアの死後ミュリエルにそのことを追及されても反論できず、ハリーが抱いた疑念に明確な答えを示すこともできなかったのです。

最後に
アルバス・ダンブルドアにとってエルファイアス・ドージはホグワーツ卒業後は2人で一緒に卒業世界旅行に行く約束をしていたほどの間柄ですから、この世に2人といないかけがえのない親友のはずですよね?ところが・・・

帰国後ダンブルドアはドージに妹アリアナの死因もさらにはゲラート・グリンデルバルドと親交を結んでいたことのいずれも打ち明けることは決してしませんでした。残念ながらダンブルドアにとってドージという人物は・・・

全幅の信頼を置ける存在ではなかったようですね。

それとも打ち明けなかった別の理由があったんでしょうか?
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