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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

念願叶ってようやくルーピンと結婚したトンクスは直後には懐妊していることも判ってトンクスのほうは大喜びだったのですが、ルーピンが妻の妊娠を知って抱いた思いはトンクスとは全く違うものだったのです。そしてハリーはその子の名付け親になり19年後には・・・(全3項目)

3-1.結婚
そんなわけで越えるハードルが高かった分だけ喜びも大きかったようで「7人のハリー・ポッター」作戦のためルーピンと共にプリベット通り4番地に来たトンクスはハリーに左手の指輪を見せずにはいられなかったようです。

ルーピンによるとハリーには来てもらえなくて残念だったがひっそりとした式だったそうです。トンクスは念願叶ってルーピンと結婚することができたので変化術も再び復活して姿形を自由に変えられるようになったのでした。

ハリー節目の17才の誕生日パーティには顔を見せたものの突然魔法大臣ルーファス・スクリムジョールが来ることになったためトンクスとルーピンは「(その理由は)別の機会に説明するよ」と言って帰ってしまいましたが・・・

ルーピンはハリーと握手しながら笑顔を見せましたが何だか浮かない表情でした。横で晴れ晴れとうれしそうにしているトンクスとは何やら奇妙な組み合わせでした。次の日に行われたビルとフラーの結婚式に来た2人は・・・

トンクスの髪はこの日のためにブロンドになっていました。アーサー氏が髪がくるくるの男の子がハリーだと教えてくれたそうです。昨日途中退席した理由は何でも今の魔法省は相当反人狼的になっているからなんだそうです。

「気にしないで。判っているから」とトンクスに返事をしつつもハリーはむしろルーピンに対して話しかけたのでした。ハリーの配慮を察したのか?ルーピンはハリーにさっと笑顔を見せましたが互いに視線を外した時に・・・

ルーピンの表情が再び翳り顔の皺に惨めさが刻まれていることにハリーは気づいたのでした。ハリーには昨日も今日も「何故ルーピンは連日浮かない顔をしているのか?」の理由が分りませんでしたが、ハリーたち3人が・・・

ビルとフラーの結婚式の会場を脱出した後ルーピンが3人のいるグリモールド・プレイス12番地を訪れた時に「その理由」つまりルーピンが今何を悩み苦しんでいるのか?の真の原因を知らされることになったというわけです。

それは妻のトンクスが・・・

3-2.妊娠
ルーピンはテーブルを挟んでハリーたち3人と対峙すると魔法界及びハリーそして騎士団を取り巻く状況を説明し終わった後唐突に3人と同行したいと申し出て来たのでした。しかしそんなルーピンにハーマイオニーは・・・

ハーマイオニーは怪訝な表情を浮かべてあなたはトンクスと結婚しているのに、私たちと一緒に行ってしまうことをトンクスはどう思うかしらと言ったのでした。するとルーピンはトンクスは実家に帰ることになるから・・・

だからトンクスは完全に安全だと言うのです。さらにハーマイオニーが「トンクスとはうまくいっているの?」と遠慮がちに訊くとルーピンは「余計なお世話だ」とでも言いたげに「全てうまくいっている」と答えたのでした。

すると気詰まりでばつの悪い沈黙がしばらく続いた後にルーピンが意を決して不快なことを認めるという雰囲気で「トンクスは妊娠している」と告げたのでした。ところがトンクスが妊娠していることを聞いてハリーは・・・

ルーピンは「ジェームズなら間違いなく私に君と一緒にいて欲しいと思ったに違いない」と言いましたが、トンクスの妊娠を知ってハリーの気持ちは変わったのでした。ハリーは僕の父ならルーピンが何故自分の子供と・・・

一緒にいないのかとその理由を知りたがっただろうとルーピンに言ったのでした。しばらくしてようやく口を開いたルーピンは「君には分っていない」と言い、ハリーは「それじゃ判らせてください」と言葉を返したのでした。

ここでルーピンは胸の奥に溜まっていた思いを一気に吐露したのでした。自分がトンクスと結婚したのは重大な過ちだった。私と結婚してしまったためにトンクスは世間ののけ者になってしまった。やはり私はトンクスと・・・

ルーピンは「君は私が騎士団の中にいるかホグワーツでダンブルドアの庇護の下にあった姿しか見てはいない!」と言ったのでした。ハリーは魔法界の大多数の人々が狼人間のことをどう思っているのかを知らないと言うのです。

トンクスの家族でさえ私たちの結婚には嫌悪感を持った。一人娘を狼人間に嫁がせたい親がどこにいる!それに罪もない子供に私のこんな状態を受け継がせる危険を冒した自分が許せない!つまりルーピンはトンクスが・・・

産んだ子供が月に一度満月の日に狼に変身するなんてことになったらどうしようと戦々恐々の日々だったというわけです。しかし結局ハリーは「やはり親は子供と一緒にいるべきだ!」と言ってルーピンを突き放したのでした。

そして・・・

3-3.死んだ後もテッド・リーマス・ルーピンを残す
その吉報がもたらされたのはハリーたちがビルとフラーの新居「貝殻の家」にいた時でした。正面玄関でバーンと音がすると全員が一斉に音のほうを振り向いて、キッチンにいたフラーも怯えた顔で居間に駆け込んで来ました。

「私だ、リーマス・ジョン・ルーピンだ!」

ビルが扉に駆け寄って急いで開けるとルーピンは敷居に倒れこみました。真っ青な顔で旅行マントに身を包み風にあおられた白髪は乱れていました。ルーピンは立ち上がって部屋を見回し誰がいるのかを確かめた後大声で・・・

「男の子だ!ドーラの父親の名前を取ってテッドと名付けたんだ!」

トンクスが男の子を産んだと聞いてテーブル中が喜びに沸きハーマイオニーとフラーは「おめでとう」と甲高い声で言ったのでした。そしてハリーが母親になったトンクスと初めて会ったのはホグワーツの戦いの時だったのです。

ヴォルデモートの分霊箱の最後の隠し場所が「必要の部屋」だと判って戻って来ると、そこにはジニーとネビルのおばあさんのオーガスタ・ロングボトム夫人それにルーピンのことが心配で来てしまったトンクスがいたのでした。

ハリーが「お母さんの所でテディと一緒のはずじゃなかったの?」と訊くとトンクスは「あの人の様子が分らないのに耐えられなくて」と言ってテディは母が面倒を見てくれると言って走り去って行ったのでした。ところが!

それがハリーが生きているトンクスの姿を見た最後だったのです。ハリーたちが「叫びの屋敷」から戻って来た時トンクスの遺骸は大広間の中央でルーピンと共にフレッドの隣に横たわっていたのです。しかし19年後には・・・

テッド・リーマス・ルーピンは名付け親のハリーの家に週に4回ぐらいは夕食を食べに来るようになっていたのでした。

最後に
知っての通りハリーは1才3ヵ月の時に両親をヴォルデモートに殺されて孤児となり、ルーピンとトンクスの忘れ形見のテッド・リーマス・ルーピンはホグワーツの戦いで両親を一度に失ってしまったということで2人とも・・・

揃って物心つかない内に両親を失った者同士になってしまったというわけです。ルーピンとトンクスがテディの名付け親にハリーを指名したのはハリーが「親は子供と一緒にいるべきだ」と言ってルーピンを突き放して・・・

生まれて来た赤ん坊を見た時ルーピンは「ハリーの判断はあれで良かったんだ!」と思ったからこそのことだったのですが、結果として今にして思えば本当に「何とも皮肉な巡り合わせになってしまった」という感じですよね。

もっともローリングさんはこういう組み合わせを好んで作りたがるんですよね。(苦笑)

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