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このアンブリッジという人物は人間の悪しき本能とか欲望を凝縮したようなキャラクターですよね。そこで彼女があぶり出した数々の諸問題をここでざっと挙げてみましょう。

1.人種差別
とにかく半人間が大嫌い!混血が大嫌い!マグル出身が大嫌い!でも私たち日本人にも「アンブリッジ」がいますよね。隣国の人たちが怒ることを発言したり実行したり・・毎年1回とある神社に参拝に行ったり、中国のことを「支那」と呼んで中国の人たちの感情を逆撫でしたり、朝鮮人が日本式の苗字を名乗ったりしたのは彼らがそれを望んだからだなどと発言したり・・本当に困った人が沢山いますよね。その人たちは中国人よりも朝鮮人よりも日本人のほうが優秀なんだという考えが根底にあるようです。

2.中央集権主義
魔法大臣コーネリウス・ファッジは「『例のあのなんとか卿』が復活したって?そんなの嘘だ!ダンブルドアはただ魔法省を意のままに操(あやつ)りたいだけだ」と自分自身の目で確認するまではヴォルデモートの復活を認めようとはしませんでした。まさにこれが中央政府が黙ってしまうと恐るべき「危機」が存在していることを魔法界の人たちは知ることができなくなってしまう。中央集権主義の弊害と言えるでしょう。

3.言論統制と教育および報道機関への干渉
まずダンブルドアを各種の要職から追い出し、さらに日刊予言者新聞に圧力をかけて「ハリーはうそつき」「ダンブルドアはボケ老人」と人々に思い込ませ、次にホグワーツにおいては自分たちに都合の悪い発言・行動をした者には容赦無くきびしい罰則を課して黙らせる。

4.密告の奨励
騎士団下巻第27章ケンタウルスと密告者で(300ページ~)アンブリッジとコーネリウス・ファッジは共に密告者のマリエッタ・エッジコムに「あなたは正しいことをした」と言っていますが、それじゃあ「本人の口から間違いなくリトル・ウィンジングに吸魂鬼を派遣したのは私だ!と聞いた」と、(下巻507ページ)あの場にいた誰かが魔法省に「密告」しても、やはりアンブリッジは「あなたは正しいことをした」と言うのでしょうか?言わないでしょうね~ぇ。

5.ナチス・ヒトラーとの類似性
ナチス・ヒトラーによるユダヤ人の差別・迫害は極めて有名で知らない人はほとんどいませんが、ローリングさんはご自身のサイトで、ルシウス・マルフォイなどの純血主義者・死喰い人が「混血」や「マグル生まれ」を蔑視(べっし)差別しているのはナチス・ヒトラーがユダヤ人を差別したのと全く同じであるとおっしゃっています。すなわちアンブリッジ・死喰い人の考え=ナチス・ヒトラーの考えであると言えるでしょう。
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