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魔法省ではもっぱら個人では手に負えないような大きな出来事を忘れてもらうためにマグルに対して「この魔法」を使っているわけなんですが、ヴォルデモートは自分のした犯罪行為を他人に押し付けるために使っていた。つまり悪用していたというわけです。さらにはスラグホーンも・・・(全3項目)

3-1.モーフィン・ゴーントの記憶
そんなわけでこれまでは個人では覆い隠しようのない大惨事やトラブルが起きた時に、魔法省がこの魔法を使ってマグルの記憶を修正するケースが大部分だったというわけですがヴォルデモートはこれを悪用してしまったのです。

入学後孤児院で育ったヴォルデモートは「何故自分はホグワーツに来ることになったのか?」の経緯を知りたがっていました。トロフィー室に置かれた盾から古い監督生の記録に魔法史の本まで探しましたが父親の痕跡は・・・

ついに見つからずヴォルデモートはトム・リドル・シニアがホグワーツに足を踏み入れていないという事実を受け入れなくてはならなかったのでした。そこで今度は魔法族の家系に関する古い本をつぶさに調べ上げた結果・・・

16才の夏にヴォルデモートはスリザリンの末裔が生き残っていることを突き止めて毎年夏に戻っていた孤児院を抜け出すと、母メローピーの兄でヴォルデモートから見れば伯父に当たるモーフィン・ゴーントと会ったのでした。

そこでヴォルデモートは伯父に失神呪文をかけて杖を奪い谷を越えてリトル・ハングルトンの館に行って、父親のトム・リドル・シニアを殺害しマグルの祖父母までも抹殺したのでした。そして再びゴーントの家に戻ると・・・

複雑な魔法で伯父に偽の記憶を植え付けた後に父親と祖父母を葬った杖を気を失っているモーフィンのそばに置いて伯父がはめていた古い指輪を奪ってその場を去ったのでした。このようにしてモーフィン・ゴーントは・・・

ハグリッドと同様にヴォルデモートに濡れ衣を着せられて犯しもせぬ殺人の責めを負ってアズカバンで息絶えていったのでした。これに気を良くしたのか?ヴォルデモートはホグワーツを卒業した後にも同じ手を使って・・・

3-2.屋敷しもべ妖精のホキーの記憶
最終学年になるとヴォルデモートは監督生で首席でさらには学校に対する特別功労賞の経歴の持ち主ということで、スラグホーン先生を含めた何人かの先生方は魔法省に入省するよう勧めたのですが何と!ヴォルデモートは・・・

ディペット校長に近づき教師としてホグワーツに残りたいと言い出したのです。しかしダンブルドアはヴォルデモートが特に権力を持つ職に就くことに強い懸念を感じていたのでディペット校長には採用しないようにと・・・

進言していたのでした。ディペット校長はヴォルデモートのことを大変気に入っていたのですが、ダンブルドアに事前に言われていたので「18才ではまだ若すぎる」という理由で断ったのでした。するとヴォルデモートは・・・

ボージン・アンド・バークスへと去りヴォルデモートを称讃していた教師たちは「あんな優秀な魔法使いが店員とはもったいない」と惜しむ声が上がりましたが、ヴォルデモートには明確な目的があってのことだったんですよね。

丁寧な物腰の上にハンサムで賢いヴォルデモートはやがて強い魔力のある珍しい宝物を店に売るよう持ち主を説得するという特別な仕事を任されるようになり、そんな客の中にヘプジバ・スミスという金持ちの魔女もいたのです。

そのヘプジバ・スミスがヴォルデモートにヘルガ・ハッフルパフの金のカップと、かつては母メローピーの物だったスリザリンの金のロケットを見せた2日後に死亡したのです。その原因はヘプジバ・スミスに仕えていた・・・

屋敷しもべ妖精のホキーが誤って女主人の夜食のココアに毒を入れたからということでホキーは魔法省から有罪判決を受けたのです。確かにその時ホキーは女主人のココアに何かを入れたということを憶えていたんだそうです。

するとそれが砂糖ではなくほとんど知られていない猛毒だと判ったのです。魔法省は「ホキーにはそのつもりがなかったが歳を取って混乱したのだろう」ということになりました。しかしホキーが有罪になった頃になって・・・

ヘプジバの親族たちがヘルガ・ハッフルパフの金のカップとスリザリンの金のロケットがなくなっていることに気づいたのです。何しろヘプジバは蒐集品を油断なく保管しており隠し場所が多かったために確認をするのに・・・

時間がかかったのです。2つの品物の紛失がもはや疑いの余地がなくなった時にはもう既にヘプジバの家に頻繁に足を運んでいたボージン・アンド・バークスの店員つまりヴォルデモートの姿は消え去っていたというわけです。

ヴォルデモートはヘプジバ所有の宝物2つを手に入れるためにヘプジバの夜食のココアに毒を盛って、屋敷しもべ妖精のホキーの記憶を修正して伯父のモーフィン・ゴーントに対してしたのと同じ手口を使ってホキーにも・・・

濡れ衣を着せたのです。

3-3.スラグホーンが自身の記憶を・・・
ハリーは6年生の時のダンブルドアの個人教授でこのことを知った時「ヴォルデモートはどうして仕事を投げ打ってまでこの2つの品物を欲しがったんでしょう?」とダンブルドアに訊いたのですが、その疑問に対する答えは?

それはクリスマス休暇明け最初の個人教授の時でした。ダンブルドアは「これこそが一番重要なもの」と言っていたのですが、実際に見てみると突然濃い霧が覆って記憶を提供したスラグホーンの声が不自然な大きさで・・・

鳴り響くという現象が何度も起きたのです。ダンブルドアが言うには「スラグホーン先生は自分自身の記憶に干渉した」というのです。自分の記憶を恥じたので自分をより良く見せようとして見せなくない部分を消し去り・・・

記憶を修正しようとしたんだそうです。しかしそれが非常に粗雑なやり方で成されているので本当の記憶が改竄された物の下に存在していることを示しているそうです。そこでダンブルドアはスラグホーンの本当の記憶を・・・

回収することを宿題としてハリーに課したのでした。ハリーは散々苦労した末に学期最初の授業で他ならぬそのスラグホーンから貰ったフェリックス・フェリシスを使ってようやくスラグホーンの記憶を回収できたのでした。

そしてヴォルデモートがヘプジバ・スミスから奪った2つの品物がヴォルデモートの分霊箱になったことを知ったのでした。

最後に
このようにしてヴォルデモートは記憶修正を悪用して自分の罪を他人に押し付けてばかりいたのですが、ハーマイオニーは自分の両親のグレンジャー夫妻の記憶を修正してオーストラリアに隠して身の安全を確保したんですよね。

「透明マント」も「忍びの地図」のどちらもハリーたちはもちろん悪いことには使いませんでしたが、それがクラウチ・ジュニアが使ってしまうと息子が父親を殺害してしまうというとんでもないことに使われてしまって・・・

ニワトコの杖もそうでしたし数々の便利な魔法用具も使う人次第ということになるというわけなんですよね。
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