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実はかなり以前に既にやっていることなんですが、その時は巻毎に大人数をまとめてドドーンと紹介したので今回は各登場人物を詳細に深く掘り下げてみることにしました。順番は第1巻「賢者の石」の冒頭章からの登場順ということで今回は超豪華メンバーということになっています。(全3項目)

3-1.ダーズリー一家
ハリーポッター・シリーズの第1巻「賢者の石」の冒頭章は主人公ハリーの唯一の親戚であるこの一家の登場で幕を開けています。プリベット通り4番地の住人ダーズリー夫妻はどこから見てもまともな人間だというのが・・・

自慢で不思議とか神秘とかそんな非常識は全く認めない人種で、そんな出来事が自分たちの周辺で起こるなんて到底考えられませんでした。ハリーにとってもさらには魔法界にとっても忘れられない日になったその日も・・・

ダーズリー氏は鼻歌まじりで仕事用の思いっきりありふれた柄のネクタイを選んだのでした。一方奥さんのダーズリー夫人のほうは大声で泣き喚いている息子のダドリーをやっとこさベビーチェアに座らせると嬉々として・・・

ご近所の噂話を始めたのでした。ダーズリー氏は自身が経営しているグラニングズ社に出勤するため鞄を持って奥さんの頬にちょこっとキスをしてから息子のダドリー坊やにもしようとしましたが、し損なってしまったのでした。

それはダドリー坊やが癇癪を起こしてコーンフレークを皿ごと壁に投げつけている最中だったからです。それでもなおダーズリー氏は「わんぱく坊主め」と満足げに笑いながら家を出ると自家用車に乗り込んだのですが・・・

広い通りに出る前の角の所でダーズリー氏は初めて何かがおかしいと思ったのでした。それは猫が地図を見ていたからです。ダーズリー氏は一瞬我が目を疑いました。しかし猫が地図や標識を読めるわけがないと自分を・・・

説得して会社に向かったのですが・・・

3-2.ミネルバ・マクゴナガル先生
そんなわけで私はハリポタ関連のある本を読んでいて「言われてみればそうだな」と感心したのですが、ハリーポッター・シリーズに最初に登場する魔法界の人間は主人公のハリーでもアルバス・ダンブルドアでもなくて・・・

ダーズリー氏が瞬きをして猫を見直すと猫もまたダーズリー氏を見つめ返したのでした。さらにバックミラーに映った猫を見ると「プリベット通り」と書かれた標識を読んでいました。しかしそれを見てもダーズリー氏は・・・

見ているだけだ。猫が地図や標識を読めるわけがないと自分に言い聞かせてダーズリー氏は会社に向かいましたが、それはダーズリー氏の見間違いでも目の錯覚でもなかったのです。さらにダーズリー氏が帰宅した時にも・・・

そのトラ猫は今度は庭の石垣の上に座り込んでいました。ダーズリー氏は大声で「シッシッ!」と言いましたが、猫は動かずダーズリー氏をじろりと見ただけでした。まともな猫がそんな態度を取るのか?と思いましたが・・・

ダーズリー氏は気持ちを取り直して「妻には何も言うまい!」と決心して家に入っていったのでした。ダーズリー氏が就寝前のお茶の時間に妻との気まずい会話を交わした後ようやく眠りについた頃に猫は動き出したのでした。

猫のほうは眠る気配さえ見せていませんでした。銅像のようにじっと座ったまま瞬きもせずにプリベット通りの奥の曲がり角を見つめていました。真夜中近くになって猫は初めて動きました。すると猫が見ていた付近に・・・

1人の男が・・・

3-3.アルバス・ダンブルドア
猫が見つめていたあたりの曲がり角に1人の男が現れました。あまりにも突然それもスーッと現れたので地面から湧いて出たのかと思えるほどでした。さらにその男はプリベット通りには到底似つかわしくない人物だったのです。

ヒョロリと背が高く髪や髭の白さから見ても相当の年寄りのようでした。その髪も髭もあまりにも長いのでベルトに挟み込んでいました。ゆったりと長いローブの上に地面を引きずるほどの長い紫色のマントをはおって・・・

踵の高い留め金飾りのついたブーツを履いています。淡いブルーの眼が半月形のメガネの奥でキラキラと輝き高い鼻が途中で少なくとも2回は折れたように曲がっていました。その人こそがアルバス・ダンブルドアだったのです。

名前もブーツも何から何までプリベット通りらしくありません。しかしダンブルドア自身はそんなことは全く気にしていないようでした。そして猫の視線に気がつくとそれが何故だか面白いらしくクスクスと笑った後に・・・

「やっぱりそうか」と呟いたのでした。そして内ポケットから取り出した銀のライターのような物をカチカチッと12回鳴らして街灯を全て消した後にプリベット通り4番地のほうに歩いて猫の隣に腰掛けるとこう言ったのでした。

「マクゴナガル先生、こんな所で奇遇じゃのう」

ダンブルドアがこう言って隣に微笑みかけると猫は既に消えていて代わりに厳格そうな女の人が猫の目の周囲にあった縞模様とそっくりの四角いメガネをかけて座っていました。黒い髪をひっつめて小さな髷にしていて・・・

エメラルド色のマントを着ていました。マグゴナガル先生は見破られて動揺していて「どうして私だとお判りになりましたの?」と訊くのに対してダンブルドアは「あんなコチコチの座り方をする猫はいない」と答えたのでした。

この場面を読み返して改めて今思うことは第1に私は相当早い段階で「ダンブルドア校長とマクゴナガル先生の2ショットシーンはこれが最初で最後なんだろうな」と思っていたのですが、やっぱり私の予想通りになりましたね。

それとダンブルドアが現れるのを待っているマクゴナガル先生がプリベット通りの道の曲がり角をじっと見ていたのは「ここにダンブルドアが現れる」ということが判っていたから同じ場所をじっと見つめていたんでしょうね。

どうやら「姿現わし」というのは姿を現わしやすい。つまりどこでもやたらめったらと姿を現わせるわけではなく「現れるのに都合のいいスポットや場所」があるようなんですよね。したがってマクゴナガル先生もまた・・・

プリベット通りに来た時には同じポイントつまり道の曲がり角に「姿現わし」したのでダンブルドアもそこに現れることが判っていたというわけです。他の巻でも複数の人が同じ場所から「姿くらまし」している場面が・・・

見受けられるんですよね。

今日の最後に
今回こうして主要登場人物の初登場シーンを再び振り返ることにしたのは「こうすればまた第1巻の冒頭から読み返す機会を作れる」と思ったからというわけなんですよね。さらに物語が完結してから詳細に読み直せば・・・

また新たな思いを抱くことができたり新発見があるかも?しれません。今回久しぶりに第1巻の冒頭章を詳細に読み返して気ついたのはダーズリー夫妻の呼称が「ダーズリー氏」と「ダーズリー夫人」になっていることですね。

それとペチュニア叔母さんは首の長さが普通の人の2倍もあるそうなんですが、どうしてそんなに首が長くなったんでしょうね?そこでは垣根越しにご近所の様子を詮索するのが趣味なので便利だと指摘されていますが・・・

第7巻「死の秘宝」ではペチュニア叔母さんのアッ!と驚くエピソードが沢山明らかになったので「あんなことやこんなことが原因で首が長くなったのかな?」などと数々の様々な思いが浮かび上がって来てしまいました。(笑)
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