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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ハリーは髪飾りとやらを取りにこの「必要の部屋」に来た。だからその意味を考えろとドラコは言うのにクラッブもゴイルもドラコに言うことに耳を傾けようとはせず暴走を始めてしまったのでした。挙句の果てにクラッブがしてしまったこととは?(全3項目)

3-1.髪飾りを目の前にして・・・
ハリーがホグワーツ入りして「いざ決戦!」という事態になった時ドラコが学校に残ることを選択したのは、やはり誰よりも早くハリーを見つけて対決することで自身のサンザシの杖を取り返したいと思ったからなんでしょうね。

それというのも父親のルシウス氏はヴォルデモートに差し出して前年の7月に既に杖なしの状態になっていましたし、ドラコが母ナルシッサの杖を借りて学校に戻ったので両親は揃って杖なしという状況になってしまったのです。

「止まれ、ポッター」

分霊箱まで「あと3メートル!」と迫った時背後から名前ではなく苗字を呼ぶ声がしたので、ハリーが驚いて振り返るとクラッブとゴイルが杖をハリーに向け肩を並べてニヤニヤしながら立っていました。その2人の間の・・・

大きな男2人の間の小さな隙間にハリーはドラコ・マルフォイの姿を見つけました。ドラコは2人の間から杖をハリーに向けながら「お前が持っているのは僕の杖だぞ」と言ったのでした。そう言うドラコに対してハリーは・・・

「今は違う。勝者が杖を持つんだ、マルフォイ。お前は誰から借りた?」

そういう状況ではないのにハリーは笑いました。あと一歩という時にまさかドラコ・マルフォイにクラッブとゴイルに挫かれることになろうとは全く予想していなかったからです。ハリーはじりじりと後退りして分霊箱を・・・

取ろうとしましたが・・・

3-2.クラッブとゴイルが・・・
ドラコはクラッブの腕を押さえて「この部屋を壊したらその髪飾りとやらが埋まってしまうかもしれないんだぞ!」と叫びましたが、クラッブは腕をぐいと振り解いて「それがどうした?」と言った後さらにこう言ったのでした。

「闇の帝王が欲しいのはポッターだ。髪ぐさりなんか誰が気にするってんだ?」

ハリーはその髪飾りを取りにこの部屋に来た。だからその意味を考えろとドラコが言ってもクラッブは凶暴性を剥き出しにしてドラコがどう考えようが自分の知ったことじゃない。お前の命令などもう受けないと言って・・・

ハリーは髪飾りを取ろうと飛びつきましたがクラッブがハリーに向けて放った「磔の呪い」が逸れて石像に当たり宙に飛ぶと、髪飾りは高く舞い上がって石像が載っていたガラクタの山の中に落ちて見えなくなってしまいました。

ドラコはクラッブに闇の帝王は生きたままのハリーをお望みなんだと言ったのですが、それに対してクラッブは「それがどうした?今の呪文は殺そうとしていないだろ?」とドラコの手を払い退けながらそう叫んだ後には・・・

「生憎俺はやれたら殺ってやる。闇の帝王はどっちみち奴を殺りたいんだ。どこが違うって言うんだ?」

クラッブがこの言葉を最後まで言い終わらない内に真っ赤な閃光がハリーを掠めて飛び去りました。ハーマイオニーがハリーの背後から失神光線をクラッブ目掛けて放ったのです。クラッブが攻撃して来た相手に気づくと・・・

クラッブは「あの穢れた血だ!」と言ってハーマイオニーに向かって「死の呪文」を発射したため、ハリーは怒りを爆発させてクラッブに向け「失神の呪文」を撃ったのでした。ドラコはハリーに狙いをつけている2人に・・・

ドラコがクラッブとゴイルに向かって「奴を殺すな!奴を殺すな!」と叫ぶと2人が一瞬躊躇したので、ハリーはそのチャンスを逃がさず「エクスペリアームス!」と唱えるとゴイルの杖が手から離れて飛んで行ったのでした。

クラッブがハーマイオニーの失神光線を避ける際にドラコの手から杖を弾き飛ばしてしまったので、杖を持っているのはクラッブ1人になりました。クラッブとゴイルはドラコの手助けになる所かむしろ邪魔な存在だったのです。

そして挙句の果てには・・・

3-3.脱出!
背後から押し寄せる轟々という唸りでハリーは只ならぬものを感じました。振り返るとロンとクラッブがこちらに全速力で走って来る所でした。異常な大きさの炎が両側のガラクタの防壁を燃やし尽くしながら迫って来ました。

ハリーは「アグアメンティ!水よ!」と声を張り上げて唱えました。しかし杖先から噴出した水は何と空中で蒸発をするとアッという間に消えてしまったのです。術をかけたのはクラッブのようでこう吼えていたのですが・・・

「ゴミどもめ熱いのが好きか?」

ところがクラッブ自身が自分のかけた術を制御できないようでした。ドラコはハーマイオニーの放った失神光線が当たって気を失っているゴイルを掴んで引きずりましたが、クラッブのほうは怯えた顔で全員を追い越すと・・・

逃げ去って行ったのでした。ハーマイオニーが「どうしたらいいの?」と言うのに対してハリーとロンは咄嗟に手近にあった箒を2本掴んで乗り何とか灼熱の炎の嵐から逃れることができました。ところがドラコのほうは・・・

「そいつらのために僕たちが死ぬことになったら君を殺すぞ!ハリー!」

「そんなこと危険すぎる!」というロンの叫びを背後に聞きつつハリーは引き返し、眼下の火の海を隈なく探すと気を失ったゴイルを両腕で抱えたままのドラコが見つかりハリーはドラコを助けに炎の中に突っ込んで行きました。

ロンとハーマイオニーがゴイルを箒に引っ張り上げてドラコはハリーの箒の後ろに乗り込みハリーの耳に「扉だ。扉に行け。扉だ!」と叫んでいたのでした。ハリーはヘアピンカーブを切って落ちて来る髪飾りを捕えると・・・

ドラコは悲鳴を上げながら痛いほど強くハリーにしがみついていました。ハリーは煙を通して壁に長方形の切れ目があるのを見つけ箒を向けたのでした。次の瞬間には清浄な空気がハリーの肺を満たしてハリーとドラコは・・・

「必要の部屋」を脱出したのでした。

ところが・・・

今日の最後に
ホッグズ・ヘッドから「必要の部屋」に繋がった新しい抜け道の中でネビルがハリーたちに説明した所によるとスネイプ校長下の「闇の魔術に対する防衛術」の内容はまさに「闇の魔術」そのものになってしまったんだそうです。

ネビルは罰則を食らった生徒たちに「磔の呪文」をかけて練習しろという指示を拒否したそうですが、クラッブとゴイルは嵌まってしまい喜んでやっているとのことでした。あいつらが一番になったのはこれが初めてだと・・・

ところがそれが皮肉なことにご主人様の闇の帝王がホグワーツに隠していた分霊箱を破壊する結果に繋がってしまったのでした。要するにヴォルデモートは巡り巡って自分の首を自分で絞めることになっていたというわけです。

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