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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

6月5日が誕生日ということで2週間に渡ってドラコ・マルフォイを取り上げて来ましたが、今週はそれに関連してドラコと関わりの深い人物3人を紹介してみることにしました。前半の今日と明日はハリーとロンと同じくドラコが初めてホグワーツ特急に乗った時に出会って即座に意気投合した「この2人」です。(全3項目)

3-1.初登場シーン
ご存知のようにハリーは1才3ヵ月の時に両親を失った際にダンブルドアが「物心ついた時からチヤホヤされたらロクなことにならない」ということでマグルのダーズリー夫妻に預けられることになったというわけなんですよね。

そのため11才の誕生日にハグリッドと会うまでは魔法界の知り合いは1人もおらず初めて乗ったホグワーツ特急で一気にその数を増やしたのでした。そんな中にドラコ・マルフォイの腰巾着としてこの2人は登場したのでした。

男の子が3人コンパートメントに入って来てハリーは真ん中の1人が1ヵ月前にマダム・マルキンの洋装店で会った青白い子だったので一目で判りました。その子はその時よりずっと強い関心を示してハリーに話しかけて来ました。

「本当かい?このコンパートメントにハリー・ポッターがいるって汽車の中じゃその話で持ち切りなんだけど。それじゃ君なのか?」

ハリーは「そうだよ」と答えながら両脇にいる他の2人に視線を送りました。2人ともガッチリとしていてとてつもなく意地悪そうに見えました。青白い男の子の両側に立っているとまるでボディガードといった趣だったのです。

ハリーの視線に気づいた青白い男の子は無造作に「こいつはクラッブでこっちがゴイルさ」と言った後自分の名前は「ドラコ・マルフォイだ」と名乗ったのでした。この後ゴイルがハリーのお菓子に手を出そうとしたため・・・

ゴイルはロンのそばにある蛙チョコレートに手を伸ばしました。ロンは跳びかかりましたがゴイルに触るか触らないかの内にゴイルが恐ろしい悲鳴を上げたのでした。ロンのペットのネズミのスキャバーズがゴイルの指に・・・

食らいついていて鋭くて小さい歯がゴイルの指にガップリと食い込んでいました。ゴイルはスキャバーズをぐるぐる振り回して喚きクラッブとドラコは後退りしました。ゴイルがやっとのことでスキャバーズを振り切ると・・・

スキャバーズは窓に叩きつけられ3人とも足早に立ち去ったのでした。おそらくは騒ぎを聞きつけて駆け付けて来たハーマイオニーはノックアウトされたスキャバーズと床一杯に散らばっている菓子を見てこう言ったのでした。

「いったい何やってたの?」

これでドラコ・マルフォイが発信元になったハリーのスリザリンに対する不信感にさらに拍車がかかったというわけです。

3-2.ハリーとロンがポリジュース薬で・・・
ハリーたちが2年生になるとマグル生まれの生徒が相次いで襲われ石にされるという事件が起きるようになりました。そこで「事件の犯人はドラコ・マルフォイなのでは?」ということでハリーとロンの意見が一致して・・・

ハーマイオニーが言うには「今まさにマルフォイがスリザリンの談話室で自慢話の最中かもしれない」そしてそれを自分たちが聞くにはポリジュース薬という魔法薬でスリザリンの誰かに変身することだと言い出したのでした。

計画は渋るハリーとロンをハーマイオニーが無理やり押し切る形で進められました。クリスマスの日ハーマイオニーはハリーとロンに「これから変身する相手の一部分が必要なの」と言って今夜の計画の詰めに入ったのでした。

ハーマイオニーは当然マルフォイの腰巾着だからクラッブとゴイルから取るのが一番いいと2人に言って取り調べをしている最中に本物の2人が現れないようにしなくちゃということでチョコレートケーキ2個を差し出して・・・

簡単な眠り薬を仕込んでおいたのであなたたちはクラッブとゴイルがこれを見つけるようにしておきさえすればいいと言って「駄目なような」とか「物凄く失敗するんじゃ」などと言ってためらう2人にこう言い放ったのでした。

「煎じ薬はクラッブとゴイルの毛がないと役に立ちません」
「あなたたち、マルフォイを尋問したいの?したくないの?」

ところがハーマイオニーのその計画はハリーとロンの懸念に大きく反して苦もなく成功して2人は驚嘆したのでした。ハリーはハーマイオニーから渡されたそのチョコレートケーキを階段の手摺の端にちょこんと載せて・・・

スリザリンのテーブルに2人だけ残っていたクラッブとゴイルはデザートのトライフルの4皿目をガツガツと平らげていました。大広間から2人が出て来たのでハリーとロンは扉の脇に立っている鎧の陰に急いで隠れたのでした。

「あそこまでバカになれるもんかな?」

クラッブが大喜びでケーキを指差してゴイルに知らせ2人はニヤニヤとバカ笑いをしながら眠り薬入りのケーキを丸ごと大きな口に収めたのでした。しばらくの間は2人とも「儲けた」という顔をして意地汚くモゴモゴと・・・

口を動かしていました。それからそのまんまの表情でクラッブとゴイルは2人ともバタンと仰向けに床に倒れたのでした。それを見届けてハリーとロンは玄関ホールの反対側にある物置に2人を隠して髪の毛を引き抜いて・・・

自分たちの物では小さすぎるので2人の靴も失敬してポリジュース薬が隠してある「嘆きのマートル」がいる女子トイレに向かい、2人はクラッブとゴイルに変身してスリザリンの談話室への潜入に見事成功したのですが・・・

事件の犯人は?

ドラコ・マルフォイではなかったのです。

3-3.今度は2人がポリジュース薬で・・・
こうして2年生の時にはハリーとロンにポリジュース薬で取って代わられたクラッブとゴイルだったのですが、6年生になると今度はドラコのために「ある役割を果たす」ということで2人がポリジュース薬を飲むことに・・・

夏休み中に夜の闇横丁のボージン・アンド・バークスで目撃して以来ハリーの頭の中には「ドラコ・マルフォイは何を企んでいるのか?」という疑念が常に存在し続けていたのです。学期が始まって学校に戻ってみると・・・

マルフォイが不機嫌な顔の女子生徒2人を引き連れて校内をうろついていたというのもハリーにとっては不可解な謎でしたが、屋敷しもべ妖精のクリーチャーとドビーを尾行につけることによりドラコが「必要の部屋」で・・・

何かをしているということが判明したのです。そのことが判って実はマルフォイが連れていた2人の不機嫌な顔の女子生徒がポリジュース薬で変身させられたクラッブとゴイルだったということも続けて明らかにされたのでした。

ロンはハリーからそれを知らされた時ひどく驚いて「あいつらがこのごろふて腐れているはずだ」と言ってゲラゲラ笑っていましたが、何とドラコは「必要の部屋で何をしているのか?」を2人に打ち明けてはいなかったのです。

「いいか、僕が何をしていようとクラッブお前には関係ない。お前もゴイルも言われた通りにして見張りだけやっていろ!」

クリスマス休暇明け最初の「姿現し」の練習の時にドラコがクラッブにこう言っているのを聞き咎めたハリーはマルフォイに対して「友達に見張りを頼む時は僕なら自分の目的を話すけどな」と直言したのでした。それは・・・

ハリーの言う通りだと私もそう思いますね。(笑)

今日の最後に
確かにドラコに言わせれば「あいつらに打ち明けたからといって自分が抱えている問題が解決されるわけはない」ということもありますし、今や死喰い人という援軍がついているドラコにとってクラッブとゴイルなんて・・・

できるのは見張りぐらいで他には何の役にも立たない。そんな所なのでしょうがアルバス・ダンブルドアがセブルス・スネイプに殺害されて、そのスネイプが後任の校長職に就任するとドラコとクラッブそれにゴイルとの・・・

力関係にも微妙な影響を及ぼすことになったんですよね。ちなみにクラッブとゴイルのファーストネーム「ビンセント」と「グレゴリー」は第3巻「アズカバンの囚人」の第5章で明らかにされています。

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