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結局は「虎の威を借る狐」ということで父親のルシウス氏にリータ・スキーターさらにはドローレス・アンブリッジにヴォルデモート卿と後ろ盾になってくれる人がいないと何もできないというドラコ・マルフォイ君なのでホグワーツの戦いでクラッブを失ってしまうと・・・(全3項目)

3-1.アルバス・ダンブルドアの死後は?
知っての通りクラッブとゴイルは共に復活直後にヴォルデモートが2人の父親に声を掛けているので死喰い人の子息だということが明らかにされています。そのため「ザ・クィブラー」のハリーのインタビュー記事でも・・・

そのことが掲載されたというわけです。したがってクラッブもゴイルも2人とも当然父親からダンブルドアがスネイプに殺害された時の状況を聞いていると私はそう思いますね。前年度の新学期初日ドラコ・マルフォイは・・・

ホグワーツ特急内で「来年僕はホグワーツになんかいないかも」とか「もっと次元の高い大きなことをしているかも」などと大口を叩いていたのにも関わらず杖を失って無抵抗で何もできないダンブルドアを目の前にして・・・

怖気づいて「死の呪文」でダンブルドアにとどめを刺すことができなかった。そういったことを踏まえてこれまでドラコ・マルフォイが「主」でクラッブとゴイルが「従」だった3人の主従関係も変化したのではないかと・・・

私はそう思いますね。(笑)

3-2.初めてしゃべった!
ホッグズ・ヘッドから「必要の部屋」に新たに繋がった秘密の抜け道の中でネビルはハリーたち3人にスネイプが校長に就任したホグワーツが「今どうなっているのか?」の状況の説明をしていますが、その話の中にも・・・

クラッブとゴイルの名前が登場していますね。ネビルが言うにはアミカス・カローが教えている「闇の魔術に対する防衛術」は今や闇の魔術そのものでアミカスは罰則を食らった生徒たちに「磔の呪い」をかけるようにと・・・

罰則を課された生徒がかつてマッド・アイ・ムーディが「禁じられた呪文」と呼んで人間に対して行うとアズカバンでの終身刑を言い渡されるという魔法の練習台になっているというのです。ネビルは拒否したそうですが・・・

その一方で嵌まって喜んでやっている奴もいるそうです。ネビルが言う所によれば多分クラッブとゴイルが一番になったのは「これが初めてじゃないかな?」とのことでした。そしてハリーたち3人は2人と対決することで・・・

その後クラッブにゴイルと直接戦う機会を得て身を持ってそれを知ることになったのでした。それはハリーがホグワーツにヴォルデモートが隠した分霊箱レイブンクローの失われた髪飾りまであと3メートルと迫った時でした。

これまでほとんど常にドラコ・マルフォイの両脇を固めていたクラッブとゴイルだったのですが、実はこの場面で初めて口を利いたんですよね。ハリーが「ヴォルデモートと一緒じゃないのはどういうわけだ?」と訊くと・・・

「俺たちはご褒美を貰うんだ」と答えるクラッブの声は図体のわりに驚くほど小さかったのです。クラッブは大きな菓子袋をやると約束された幼子のような笑いを浮かべていました。ハリーが3人の注意を逸らそうとして・・・

「どうやってここに入った?」と訊くとゴイルはブーブー唸るような声で「俺たちは外の廊下に隠れていたんだ」と言ったのでした。何でも自分たちはもう「目くろます術」(目くらまし術のこと?)が使えるとのことでした。

するとハリーが目の前に現れて「髪ぐさりを探している」と言ったそうです。ゴイルは間抜けなニヤニヤ笑いを浮かべながらハリーに「髪ぐさりって何だ?」と訊いたのでした。どうやら普段からあまりしゃべらないので・・・

「髪飾り」とキチンと言う事もできないようでした。というか?やはりあまり(相当に?)頭が良くないようなので人の言葉をちゃんと聞く能力にも問題があるようでした。ハリーが誰かと話していることに気づいたロンが・・・

ハリーの右側の壁の向こうからロンが「誰かと話しているのか?」と声を掛けるとクラッブは鞭を振るような動きで「ディセンド!落ちろ!」と唱えたのでした。すると壁がぐらぐらと揺れ出してロンのいる隣の通路に・・・

落ちかけたのでハリーが「フィニート!終われ!」と叫ぶと壁は安定したのでした。呪文を繰り返そうとするクラッブの腕を押さえてドラコは「この部屋を壊したらその髪飾りとやらが埋まってしまう」と訴えたのですが・・・

クラッブはその手をぐいと振りほどいて「それがどうした?闇の帝王が欲しいのはポッターだ。髪ぐさりなんか誰が気にするってんだ?」と言い放ったのでした。ドラコは仲間の血の巡りの悪さに苛立ちを隠せないようで・・・

「だから、その意味を考えろ」

ドラコがこう言うのに対してクラッブは狂暴性を剥き出しにして「意味を考えろだぁ?」と食ってかかったのでした。そしてドラコがどう考えようと俺の知ったことじゃない。お前の命令なんかもう受けないとまで言ったのです。

今やドラコとクラッブにゴイル両者の主従関係は完全に逆転して「闇の帝王は生きたままのポッターをお望みなんだ」とドラコは言っているのに、クラッブは「生憎俺はやれたら殺ってやる」と言い出す有り様だったのでした。

ドラコがダンブルドアに対してついに最後まで撃つことができなかった「死の呪文」をクラッブは何のためらいもなくハーマイオニーに向けて撃ったのでした。クラッブはさらにロンに対しても「死の呪文」を放ったのでした。

挙句の果てにクラッブはおそらくはカロー兄妹から習ったと思われる「悪霊の火」を部屋に解き放し、自分のかけた術を制御できずクラッブは自身がかけた魔法の火に呑み込まれて焼け死んでしまったのでした。さらには・・・

その火でヴォルデモートの分霊箱も・・・

破壊されてしまったのでした。

3-3.クラッブが死んでしまって・・・
「日刊予言者新聞日曜版」にヴォルデモート卿復活の記事が掲載された5年生の学期末の日のこと。ハリーがロンとハーマイオニーのいる医務室を出てハグリッドの小屋に向かっていると玄関ホールで出くわしたのが・・・

スリザリンの談話室に続く扉から出て来たのがドラコ・マルフォイに毎度お馴染みのクラッブとゴイルの3人だったのです。ドラコは周囲に先生の姿がないことを確認した後ハリーに視線を戻して低い声でこう言ったのでした。

「ポッター、お前は死んだ」

ハリーは眉毛を少し吊り上げて「変だな。それなら歩き回っちゃいないはずだけど」と応じるとドラコはハリーが今まで見たことがないぐらい怒っていたのでした。ドラコは「自分を何様だと思ってるんだ」と言いながら・・・

クラッブとゴイルに両脇を護られながらハリーに迫って来たのでした。ドラコは杖を抜こうとしましたがハリーのほうが素早く杖を取り出すと、そこに現れたのがスネイプだったのです。しかしさらにそこに現れたのが・・・

「点を増やしましょうか?」

「10点減点しようにもグリフィンドールにはもはや点が残っていない」と言うスネイプに聖マンゴを退院して学校に帰って来たマクゴナガル先生がこう言ったのでした。マクゴナガル先生はクラッブとゴイルの2人に対し・・・

マクゴナガル先生が威厳たっぷりに手招きをするとクラッブとゴイルはそのデカ足をせかせかと動かして進み出たのでした。マクゴナガル先生はボストンバックと今外したばかりの旅行用のマントを2人に押し付けた後に・・・

「これを私の部屋まで持って行ってください」

レイブンクローに50点とグリフィンドールに大量250点を加えた後ハリーとドラコに「こんな素晴らしい天気の日には外に出るべき」と元気良く言ったのでした。ハリーは取り出していた杖をしまうと外に出て行ったのでした。

つまりマクゴナガル先生は「ドラコ・マルフォイはクラッブとゴイルの2人がいないと何もできない」ということを見抜いていたというわけです。ホグワーツの戦いから19年の歳月が流れてキングズ・クロス駅で会った時・・・

ドラコはハリーたちの視線に気づいて軽く頭を下げましたが、ホグワーツの戦いでクラッブを失ってしまい両脇に立ってドラコを護ってくれていた片方の1人がいなくなってしまったのでハリーたちに歩み寄ることさえ・・・

できなくなってしまったのでした。

最後に
結果としてドラコ・マルフォイがダンブルドアに向かって「死の呪文」を撃てなかったことでクラッブにゴイル両者との主従関係が逆転してしまい、さらにアミカス・カローが「闇の魔術に対する防衛術」の教職に就いて・・・

「火に油を注ぐ」とはこのことでホグワーツの戦いの時ドラコはクラッブとゴイルの暴走を止めることができず、ヴォルデモートの分霊箱を破壊してしまうわハリーをドラコの命の恩人にするという事態を招いてしまったのです。

由緒ある純血の家柄のマルフォイ家の一人息子で本来なら大威張りで学校に戻れたはずなのに、ドラコはどんな思いを抱きながらホグワーツでの最後の1年を過ごしたんでしょうね。ましてや新たに校長職に就任したのが・・・

スネイプだったんですからね。(苦笑)

二重でショックだったでしょうね。
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