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ヴォルデモートがハリーを襲って凋落すると死喰い人狩りが行われて捕まる者もいれば言葉巧みにアズカバン入りを免れる者もいました。そして最後まで潔白を主張し続けた息子を信じた母は夫に「最期のお願い」だと言ってアズカバンから息子を助け出したのですが・・・(全3項目)

3-1.イゴール・カルカロフ
そんなわけで昨日の記事でも触れたようにヴォルデモートがハリーを襲って凋落した後には死喰い人狩りが行われて、アズカバンの独房はそれらの人々で溢れ返ったというわけです。そういった中の1人がこの人というわけです。

ところがカルカロフはまだ捕まっていない死喰い人の名前を教えるのと引き換えに自分をアズカバンから出して欲しいと申し出たのです。ハリーは4年生の時に校長室で「憂いの篩」の中でその時の光景を見たというわけです。

こうして魔法省の神秘部に勤めていたオーガスタス・ルックウッドと入れ替わりにアズカバンを出たカルカロフはダームストラングの校長になりました。しかし100年以上ぶりに開催された三大魔法学校対抗試合の最中に・・・

「この数ヵ月の間にますますはっきりして来た。私は真剣に心配している。否定できることではない」

左腕に刻印された「闇の印」が復活して来たのです。カルカロフはスネイプに「何も起こっていないふりをすることはできまい!」と迫りましたが、スネイプは「何も騒ぐ必要はない」と言った後素っ気なくこう言ったのでした。

「なら逃げろ。我輩が言い訳を考えてやる。しかし我輩はホグワーツに残る」

対抗試合の「第3の課題」当日に印が焼けるのを感じてヴォルデモート卿が復活したことを知ったカルカロフは逃亡しましたが、1年後復活したことが「日刊予言者新聞」に掲載された直後にカルカロフは殺害されたのでした。

3-2.ベラトリックス・レストレンジ
こうしてカルカロフは一度は捕まってアズカバンに収監され仲間の死喰い人の名前を教えるのと引き換えに出所したわけですが、この人ベラトリックス・レストレンジは言葉巧みに難を逃れてアズカバン行きを免れたのでした。

それはご主人様のヴォルデモート卿の権力を再び回復させるんだという明確な目的があったからというわけです。今にして思えばヴォルデモートがベラトリックスに預けてグリンゴッツのレストレンジ家の金庫に納めた・・・

ヘルガ・ハッフルパフの金のカップが自身の分霊箱だということを知らせておけばヴォルデモートはあっという間に復活できたのに、最も忠実な腹心にさえそれを教えていなかったため13年もの歳月がかかってしまったのです。

ベラトリックスたちは何故ネビルの両親ロングボトム夫妻がご主人様のヴォルデモート卿の消息を知っていると思い込んだのか?それは今考えられるとすればシビル・トレローニーがダンブルドアに告げたとされる予言で・・・

7月の末に生まれた赤子が闇の帝王の力を打ち破る。それ以外にご主人様の行方を探す足がかりがなかった。既にハリーの両親ポッター夫妻は他ならぬそのヴォルデモートに殺害されてしまってこの世にいなかったため・・・

ベラトリックスたちはもう一方の候補だったネビルの両親ロングボトム夫妻がご主人様の居所を知っているのかもと考えたのでは?と私はそう思いますね。しかしそれも思いっ切り的外れなとんでもない勘違いだったのでした。

裁判で終身刑を言い渡されたベラトリックスは壇上にいるバーテミウス・クラウチを見上げて「闇の帝王は再び立ち上がる!我々をアズカバンに放り込むがいい!我々は待つのみ!」そしてヴォルデモートが蘇った時には・・・

我々を迎えにおいでになる。他の従者の誰よりも我々を褒めてくださるだろう。我々のみが忠実だった。我々だけがあの方をお探し申し上げた。こう高らかに宣言をしてベラトリックス・レストレンジはご主人様に対して・・・

変わらぬ恭順を固く誓ってアズカバンに収監されていったのでした。そしてヴォルデモートが復活を果たした直後にはベラトリックス・レストレンジは9人の仲間の死喰い人と共にアズカバンを脱獄したというわけなんですよね。

3-3.バーテミウス・クラウチ・ジュニア
ベラトリックス・レストレンジが終身刑を言い渡された時肩を並べて判決を受けたのは全部で4人でした。残りの3人の内の1人がこのバーテミウス・クラウチ・ジュニアだったというわけです。ベラトリックスとは違って・・・

このクラウチ・ジュニアは最後まで「やっていない」と繰り返し言って潔白を主張していました。この少年についてはシリウスも「運悪くその場に居合わせただけかも?」と言っていますしダンブルドアもまた同様にして・・・

「憂いの篩」でその光景を見た直後にハリーが訊いた時にはダンブルドアも「それについては何とも言えん」と言葉を濁しているんですよね。もっともダンブルドアのこの言葉は額面通りに受け取れないと私は思うんですけどね。

バーテミウス・クラウチ氏の奥さんつまりお母さんは息子は実は無実だったのにアズカバンに送られてしまったと考えたようです。そこで自分に死期が迫っていることを知ったクラウチ夫人は夫に最期のお願いだと言って・・・

息子を救出するようにと夫を説き伏せたのでした。そしてクラウチ氏は承知してアズカバンに息子を訪ねクラウチ・ジュニアには母の髪を入れたポリジュース薬を飲ませ夫人は息子の髪を入れたポリジュース薬を飲んで・・・

息子と母の姿が入れ替わったのでした。吸魂鬼は目が見えないので健康な者が1人と死にかけた者1人が入って来て、健康な者1人と死にかけた者1人が出て行くのを感じ取りましたが実はその「死にかけた者1人」というのが・・・

別人だと気づかなかったのです。クラウチ氏は囚人の誰かが独房から覗き見ている場合を考慮して念のため息子に妻の姿を取らせて連れ出したのでした。こうして不可能と思われていたアズカバンからの脱獄をやり遂せたのです。

母親はアズカバンで死亡していってクラウチ・ジュニアはクラウチ家に仕えていた屋敷しもべ妖精のウィンキーが面倒を見て健康を取り戻したのでした。そしてクィディッチ・ワールドカップが終わった時事は起こったのでした。

ウィンキーをクビにして父親と息子の2人だけになったクラウチ家にヴォルデモート卿がやって来たのです。

今日の最後に
クラウチ氏は実は奥さんから「息子を救出して欲しい」と言われた時にはシリウスと同様に「息子は運悪くそこに居合わせただけかも?」と考えていたと私はそう思いますね。もし息子が死喰い人だという確信があったら・・・

死期が迫っている奥さんの最期のお願いでも「絶対に駄目だ!」と言っていたでしょうね。クィディッチ・ワールドカップの決勝戦終了直後に息子が「闇の印」を打ち上げてクラウチ氏が激しく動揺していたのはその時に・・・

息子が死喰い人だったということをはっきりと確認させられたからだと私はそう思いますね。
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