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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

ヴォルデモートが凋落して死喰い人狩りが行われたのにも関わらず「その人物」はアズカバン行きを免れたのでした。ところが今度は現場で現行犯逮捕されてしまったために収監ということになってしまいました。一方トップがコーネリウス・ファッジからルーファス・スクリムジョールに代わった魔法省は?(全3項目)

3-1.10人の死喰い人
それはハリー5年生のクリスマス休暇明け早々の「日刊予言者新聞」一面に大きく掲載されました。魔法使いは9人で魔女は1人で何人かは黙って嘲り笑いを浮かべ他は傲慢な表情で写真の枠を指でトントンと叩いていたのでした。

本の中で名前が明らかになったのは面長で捻じ曲がった顔の青白い魔法使いアントニン・ドロホフでギデオン並びにフェービアン・プルウェットを惨殺した罪で服役していました。そして先回の記事でも名前が出でいた・・・

痘痕面の脂っこい髪の魔法使いでカルカロフと入れ替わるようにアズカバンに送られたオーガスタス・ルックウッド。魔法省の秘密をヴォルデモート卿に漏洩した罪で服役していたそうです。そして唯一の魔女というのが・・・

昨年度ハリーが校長室の「憂いの篩」の中で見た光景でヴォルデモートに変わらぬ恭順を誓っていたベラトリックス・レストレンジだったのです。アズカバンから10人もの死喰い人が集団脱走するという大事件が起きたのでした。

魔法族の家庭出身の生徒は死喰い人の名前がヴォルデモートとほとんど同じぐらい恐れられて口にされるのを聞きながら育っていました。そのために親戚に被害者がいるという生徒は身内の凄惨な犠牲という名誉を担って・・・

廊下を歩くと有り難くない視線を浴びせられることになったのです。スーザン・ボーンズもまた親戚の何人かが今回脱走した10人の内の1人に殺害されているので「薬草学」の授業の時にハリーの気持ちがやっと判ったと・・・

「あなたよく耐えられるわね。ああいや!」

その一方でハリーにとってはいいこともあったのでした。野放し状態の死喰い人が今や10人も一気に増えたという事態を受けてダンブルドア軍団のメンバー全員に活が入り、これまで以上に熱心に練習するようになったからです。

特に両親を廃人にしたベラトリックス・レストレンジが脱走したということでネビルの進歩は特筆すべきものでした。

3-2.ルシウス・マルフォイ
ヴォルデモートが凋落して死喰い人狩りが行われたのにも関わらず、このルシウス・マルフォイ氏がアズカバン行きを免れたのは常日頃から関係各所に気前良く金貨をばら撒いていて、いいコネを作っておいたからのようですね。

その魔法族の中でも飛び抜けて狂信的な純血主義者で由緒ある名家の当主ということでヴォルデモート卿もルシウス氏のことは一目置いていたようです。復活直後には馳せ参じた死喰い人の中から一番最初に声をかけていますね。

そこでヴォルデモートは13年の長きに渡り沈黙を余儀なくされた予言の全容を知るため、魔法省の神秘部に保管されている予言を封印したガラス球を手に入れることにしました。そしてルシウス氏に現場の指揮を取らせたのです。

ところがその予言を封印したガラス球はハリーたち6人と死喰い人集団が争っている最中に、不死鳥の騎士団の面々も駆け付けて現場が混乱するどさくさに紛れて破壊されてしまい、入手することに失敗してしまったのでした。

ルシウス氏はダンブルドアにその場で現行犯逮捕されてしまったので、長年積み上げて来たコネもさすがに通用しません。一緒にいた他の死喰い人もろとも今度こそアズカバンに収監されることになってしまったというわけです。

ヴォルデモートの怒りは凄まじくその代償として息子のドラコにダンブルドア殺害を命じたのでした。ドラコは父上が果たせなかった夢を自分が実現するんだ!と期待に心を躍らせていました。しかしヴォルデモートの本意は?

ヴォルデモートは最初からドラコが成功するなどとは全く思っていなかったのです。ドラコの両親は息子が失敗してその代償を払うのを見てじわじわと苦しむ。それはルシウス氏がしたことに対する懲罰に過ぎなかったのです。

幸い息子のドラコは校舎内に援軍の死喰い人を引き入れることに成功してダンブルドアの杖を奪って丸腰にすることもできたのでした。しかし杖を持たず自衛できないダンブルドアを目の前にしても怖気づいてしまったのです。

ルシウス氏を含めたマルフォイ一家は何とか生き永らえることができました。ご主人様の措置でルシウス氏はアズカバンを出ることができましたが、今度は「いつ葬られるか分らない」という恐怖に怯える日々が始まったのです。

3-3.スタン・シャンパイク
その記事はハリーたちが6年生になって早々の「日刊予言者新聞」に掲載されました。夜の騎士(ナイト)バスの車掌スタン・シャンパイクが死喰い人の活動をした疑いで逮捕されました。しかしハーマイオニーが言うには・・・

記事によるとスタン・シャンパイクがパブで死喰い人の秘密の計画を話しているのを誰かが漏れ聞いたのがきっかけで逮捕されたんだそうです。ハーマイオニーは「何か手を打っているように見せたいのでは?」と言うのです。

先学期末ヴォルデモートの復活が報じられて以来みんなが戦々恐々なので「魔法省も頑張ってます!」という所を見せたいというわけです。ハリーもロンも「スタンの言うことを真に受けるなんて」と言っていたのですが・・・

それはスタンの取り調べをしている魔法省の役人も同意見のようでした。クリスマス休暇に「隠れ穴」に滞在していたハリーが魔法省に勤めるアーサー氏にスタンを「まだ拘束しているんじゃないでしょうね?」と訊くと・・・

アーサー氏はダンブルドアがスタンのことでスクリムジョールに直接抗議しようとしたということは知っている。実際にスタンの面接をした者は全員が「スタンは絶対に死喰い人ではない」という意見で一致するとのことでした。

しかし魔法省の上層部の人たちは「何か進展があると見せかけたい!」つまり「3件逮捕」と言えば「3件誤逮捕して釈放」より聞こえがいいというわけです。こうして魔法大臣のメンツを保つためというつまらない理由で・・・

再び無実の人間がアズカバン送りになってしまったのです。

今日の最後に
ダンブルドアが何人かいる誤認逮捕の人間の中でことさらスタン・シャンパイクのことにこだわったのはハリーに「スタンは無実なのにアズカバンに収監されている」ということを強く印象付けるという目的があったんですよね。

そしてハリーはシリウスのバイクに乗ってハグリッドと共にプリベット通り4番地を出発してトンクス邸に向かう途中で「服従の呪文」をかけられたスタン・シャンパイクと出会いスタンを死なせないようにとしてかけた・・・

武装解除の術で本物のハリーと見破られてヴォルデモートに追いつかれることになったのですが、ハリー自身もヴォルデモートも全く予想していなかったことが起きてハリーはまたしてもヴォルデモートの魔の手を逃れたのです。

この後ヴォルデモートは今度こそ無敵になりハリーに勝利するためと言ってニワトコの杖を求めるようになったというわけです。

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