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今月7月はハリーとネビルの誕生月ということで月の前半はまずハリーに特化した内容の記事を考えてみました。今週はハリーと箒の関係について改めて振り返ってみたいと思います。初めての飛行訓練授業でその秀でた能力を発揮したハリーだったのですが、退学になると思ってマクゴナガル先生に従いて行くと・・・(全3項目)

3-1.実は・・・
ハリーは入学して2週目の木曜日にスリザリンとの合同で行われた最初の飛行訓練授業で、ドラコ・マルフォイが投げ捨てたネビルの「思い出し玉」を16メートルもダイブして掴んだ所をマクゴナガル先生に見初められて・・・

退学処分になると思いきや突如としてグリフィンドール・チームのシーカーに抜擢されたというわけです。その時マクゴナガル先生から「箒に乗ったのは初めてなんでしょう?」と問われてハリーは黙って頷いたのですが・・・

実は・・・

ハリーがこれも初めてグリモールド・プレイス12番地のシリウスの部屋に入った時に、母リリーがシリウスに宛てて書いた手紙の中でシリウスのハリー1才の誕生日プレゼントが箒だということが明らかになっているんですよね。

地上からたった60センチぐらいしか浮かびませんが、ハリーは危うく猫を死なせてしまいそうになったとのことです。自分でもとても得意みたいで、シリウスの誕生祝がもうハリー一番のお気に入りになっていたのだそうです。

お父さんのジェームズがとっても面白がって「こいつは偉大なクィディッチ選手になる」なんて言っているそうです。しかし飾り物は全部片付けてしまわないといけないし、ハリーが飛んでいる時には目が離せないんだそうです。

つまり実際にはハリーは学校の飛行訓練授業の時が箒に乗る初めてではなかったというわけです。しかし当然ハリーは1才の時に自分が箒に乗っていたことなど覚えているはずがないので、これはいたしかたのないことですよね。

3-2.初めての飛行訓練授業で
そんなわけで箒に乗った経験は実はあったもののハリーはまだ物心つかない1才の時だったため、初めての飛行訓練授業がスリザリンとの合同と知って「マルフォイの目の前で物笑いの種になる」とがっかりしたというわけです。

マダム・フーチが右手を箒の上に突き出して「上がれ!」と言うように呼びかけて生徒の全員が一斉にそう叫びました。ハリーの箒は即座に飛び上がってハリーの手に収まりましたが飛び上がった箒は少数に留まったのでした。

ハーマイオニーの箒は地面をコロリと転がっただけでネビルの箒ときたらピクリともしません。それを見てハリーは「多分箒も馬と同じで乗り手が怖がっているのが判るんだ」と思ったのでした。ネビルのその震え声では・・・

地面に両足を着けていたいというのが見え見えだ。次にマダム・フーチは箒の端から滑り落ちないように箒にまたがる方法をやって見せ生徒たちの間を回って入学前に乗っていた人たちの自己流の箒の握り方を直したのでした。

マルフォイがずっと間違った握り方をしていると指摘されたのでハリーとロンは大喜びでした。そしてフライングの挙句にネビルが手首を折ってしまいマダム・フーチがネビルを医務室に連れて行っている間に事は起きたのです。

「あいつの顔を見たか?あの大まぬけの」

静寂を破ったのはやはりマルフォイでした。マルフォイはネビルが落としていった「思い出し玉」を拾って「これ欲しかったんだ」とばかりに高々と持ち上げました。するとハリーが「こっちに渡してもらおう」と言ったのです。

ハリーの静かな声を聞いて生徒一同はしゃべるのを辞めハリーとマルフォイに注目しました。ハリーが強い口調で「こっちに渡せったら!」と言うとマルフォイはヒラリと箒に乗って飛び上がりハリーにこう呼びかけたのでした。

「ここまで取りに来いよ」

マダム・フーチがネビルを連れて行く時に動かないようにと言い渡していたのでハーマイオニーが「私たちみんなが迷惑するのからダメ!」と言いましたが、ハリーはそれを無視して箒にまたがると地面を強く蹴ったのでした。

ハリーは高く高く風を切って髪をなびかせマントをはためかせて急上昇しました。僕には教えてもらわなくてもできることがあったんだ。飛ぶって何て素晴らしいんだ!強く激しい喜びがハリーの胸に押し寄せて来たのでした。

ハリーはくるりと箒の向きを変えると空中でマルフォイと対峙しました。当然マルフォイもハリーはマグルに育てられているのだから、今日が初飛行だと思っていたのでハリーの見事な箒さばきを見て呆然としていたのでした。

「こっちへ渡せよ。でないと箒から突き落としてやる」
「へえ、そうかい?」

不思議なことにハリーにはどうすればいいのかが判っていました。前屈みになって箒を両手でしっかりと掴む。すると箒は槍のようにマルフォイめがけて飛び出しました。マルフォイはやっとのことで危うくかわしたのでした。

ハリーが「クラッブもゴイルもここまでは助けに来ないぞ」と指摘するとマルフォイも同じことを考えたらしく「取れるものなら取るがいい」と言って思い出し玉を空中高く放り投げると稲妻のように地面に戻って行きました。

ハリーには高く上がった玉が次に落下を始めるのが、まるでスローモーションで見ているようにしてよく見えたのです。ハリーは前屈みになって箒の柄を下に向けると一直線に急降下して地面スレスレの所で玉を掴んだのでした。

「まさか-こんなことはホグワーツで一度も・・・」

マクゴナガル先生に「一緒にいらっしゃい」と言われてハリーはとぼとぼと従いて行きました。マルフォイにクラッブそしてゴイルの勝ち誇った顔がチラリと目に入ったのでした。2週間も持たなかった。僕は退学になるんだ。

それが・・・

3-3.ニンバス2000
この後ハリーはグリフィンドール・チームのキャプテンのオリバー・ウッドを紹介され、ウッドはマクゴナガル先生に「ふさわしい箒を持たせないといけませんね」と言っていたのですが、1週間後に6羽の大コノハズクが・・・

細長い包みを運んで来て大広間にいる全員が注目する中。何と驚くことにそれはハリーの元に届けられた新品の箒だったのです。添えられた手紙に届けられたその箒が「ニンバス2000」ですと書かれているのを見てロンは・・・

「ニンバス2000だって!僕触ったことさえないよ」

大広間を出るといつものようにクラッブとゴイルを従えたマルフォイがいて包みを引ったくり、中身が箒と知るやハリーと初めて会った時「箒を父に買わせてこっそり持ち込んでやる」と言っていた人がこう言い放ったのでした。

「今度こそおしまいだな。1年生は箒を持っちゃいけないんだ」

するとそこにフリットウィック先生が通り「箒は何型かね?」と訊ねて来たので、ハリーは「ニンバス2000です」と答えた後に妬ましさと苦々しさが入り交じった表情のマルフォイに追い打ちをかけるようにこう言ったのでした。

「実はマルフォイのお陰で買っていただきました」

それを聞いてマルフォイは怒りと当惑を剥き出しにした顔をしたのでした。こうして大いに溜飲を下げたハリーとロンは夕食後寝室に戻ってようやく包みを解いたのでした。当時まだ箒のことは何も知らないハリーでさえ・・・

ベッドカバーの上に転がり出たその箒を見てハリーは「素晴らしい箒だ」と思ったのでした。すらりとしていて艶がありマホガニーの柄の先に長くて真っ直ぐな小枝がすっきりと束ねられていて柄の先端近くには金文字で・・・

「ニンバス2000」と書かれていたのでした。

今日の最後に
改めてよくよく考えてみるとハリーの箒に乗る能力はずば抜けているのでマルフォイがあういうことをしなくても、マダム・フーチがあの後戻って来て飛びさえすればマクゴナガル先生は「この子は上手い!」と感激して・・・

どっちにしろハリーはグリフィンドール・チームのシーカーに抜擢されていたんじゃないかな?という気が私はしますね。私が思うには多分前の週の土曜日に選抜が行われてシーカーの適任者が見つからなかったために・・・

マクゴナガル先生は「1年生にいないだろうか?」と思ってハリーたちの練習を見に来たんじゃないかな?と私はそう思いますね。でもまさかマグルに育てられていて箒に乗った経験が全くない(と思っていた)ハリーを・・・

チームに入れることになるとはマクゴナガル先生も驚いたんじゃないかな?と私はそう思いますね。(笑)
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