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懲戒尋問でハリーを退学にすることができなかったファッジは「今度そは!」と新たな策に打って出て来たのでした。ところがその学期末にヴォルデモート卿の復活が明らかになるとファッジはそれまでの姿勢を一転させて敵対していたダンブルドアとハリーに対して・・・(全3項目)

3-1.次なる策は?
何が何でもハリーをホグワーツから退学せしめ魔法界から抹殺したいという思いを強くしたファッジが次に打った策は「魔法省がホグワーツに干渉する」というものでした。幸いにも「闇の魔術に対する防衛術」の教職に・・・

ダンブルドアが新たな人材を見つけることができなかったため、ホグワーツにドローレス・アンブリッジを送り込むことができました。ファッジはアンブリッジの権限をより強固なものにするために学期が始まって早々に・・・

「ホグワーツ高等尋問官」という職位を新たに設けてそれをアンブリッジに兼任させ「歯向かう者は教師と言えどもクビ!」という情け容赦ない策に打って出て来たのです。全てはハリーを退学にするためだったというわけです。

アンブリッジはホグワーツに乗り込んだ後も矢継ぎ早に新たな教育令を発効し自身の権限を強化して行ったのでした。そしてついに今度こそハリーを退学にするチャンスを掴んだのです。それはハリーが違法な学生組織に・・・

加盟するよう生徒たちを説得していたというのです。ファッジは喜び勇んで今年度から補佐官に任命したパーシー・ウィーズリーに2人の闇祓いを引き連れてホグワーツに乗り込んで来たのでした。校長室で待っていると・・・

アンブリッジがハリーを連れて来たのでした。

ところが!

3-2.ハリーを退学にするつもりが?
アンブリッジに連れて来られたハリーにファッジが「どうしてここに連れて来られたか判っているだろうな?」と問い質すとハリーが「いいえ」と答えるので、ファッジは面食らってハリーとそしてアンブリッジを見たのでした。

ファッジは皮肉を込めて「アンブリッジ先生が校長室に君を連れて来た理由が分らんと?」と繰り返し訊きましたが、ハリーは校則も魔法省令も自分の知る限りでは破った覚えはないと平然と言い放ったのでした。さらに・・・

ファッジの声は今や怒りでどすが利いていました。ファッジの「校内で違法な学生組織が発覚したのだが、これは君には初耳かね?」という問いかけにもハリーは「はい初耳です」と寝耳に水だと言わんばかりに答えたのでした。

懲戒尋問の時と同様にここでもファッジとハリーの間に立ち塞がったのはダンブルドアでした。ハーマイオニーのかけた呪いのせいでしゃべれなくなったマリエッタ・エッジコムに代わってアンブリッジが説明しましたが・・・

昨年の10月ハリーがホグズミード村のホッグズ・ヘッドに於いて違法な組織に加盟するよう生徒たちを説得するために会合を開いていた。その組織の目的は魔法省が学童には不適切だと判断した呪文や呪いを学ぶことだと・・・

ファッジは喜び勇んで魔法省に知らせたウィリー・ウィダーシンが嘘をついたとでも?それともホッグズ・ヘッドにいたのは瓜二つの双子だったとでも?などと言って「どんな言い逃れをするのか?」と迫ったのですが・・・

それに対してダンブルドアは学生の組織を禁じたその魔法省令はハリーがホッグズ・ヘッドで会合を開いた2日後から発効している。したがってハリーはホッグズ・ヘッドでは何らの規則をも破っていないと指摘したのでした。

パーシーは何かとても重い物で顔をぶん殴られたような表情をして二の句が告げないようでした。ファッジはポカンと口を開けて体が硬直したようで2人ともショックを隠し切れないようでした。そして最初に立ち直ったのは?

アンブリッジはダンブルドアに「それは大変結構なことですわ」と言った後に続けて、たとえホッグズ・ヘッドで行われた最初の会合が違法ではなかったとしても、それ以後の会合は全部間違いなく違法になると言ったのでした。

そして最後にファッジはダンブルドアが撒いた疑似餌に引っかかったのです。ダンブルドアが生徒たちが命名したグループ名がポッター軍団ではなく「ダンブルドア軍団」だと指摘をされてファッジの顔に閃きが走ったのでした。

「ポッター軍団ではない。ダンブルドア軍団じゃ」

ハリーは事の次第に気づいてダンブルドアに「駄目です!」と言いました。しかしファッジはダンブルドアが自分を陥れようとしていたことを知った恐怖とダンブルドアを逮捕できる喜びにその身を打ち震わせていたのでした。

ところが!

ダンブルドアは逃亡し代わりにホグワーツの校長になったのはアンブリッジでした。ファッジは校長室を出る際マクゴナガル先生に「ダンブルドアもこれまでだな」と言いましたが、その学期末に本当にこれまでになったのは?

ファッジのほうだったのです。

3-3.最後の頼みの綱はやっぱり・・・
ハリーたちにとってはふくろう試験の最終日に何と事もあろうに魔法省にヴォルデモート卿が現れ、魔法大臣コーネリウス・ファッジを含めた多数の職員がその姿を目撃することになったのです。そして直後の日曜日には・・・

「日刊予言者新聞」にはヴォルデモート卿復活の記事が掲載され、ハリーは再び魔法界のヒーローの座に返り咲いたのでした。そして魔法界が一斉蜂起して魔法大臣コーネリウス・ファッジに対して辞任要求を叫び始めたのです。

それから2週間ファッジは毎日2通もダンブルドアに手紙を出しました。ダンブルドアもハリーと同様にホグワーツの校長職を筆頭に剥奪されていた数々の要職に復帰しました。ファッジがダンブルドアに出した手紙の内容とは?

魔法大臣の地位にしがみつこうと必死だったファッジはハリーとの会合を求めたのです。ファッジはハリーが自分を支援することを望んでいたのです。ヴォルデモート卿の復活が明らかになって再び賞賛される存在になり・・・

そんなハリーのお墨付きを貰えばファッジは引き続き魔法大臣の座に留まれると考えたのです。しかし散々退学にしようと躍起になっていたのに、ハリーがそれに応じる可能性はないとダンブルドアはファッジに言ったのでした。

結局ヴォルデモート卿の復活という現実を直視できなかった魔法大臣コーネリウス・ファッジはその座から滑り落ちただけでなく、ダンブルドアの指摘通り自分の役職に恋々としたために晩節を汚すことになったというわけです。

最後に
改めて考えてみるとコーネリウス・ファッジとドローレス・アンブリッジは2人とも権力に対する執着心がとても強い所とか、無節操極まりなくってハリーやダンブルドアに対する態度を一変させるなど性格が瓜二つですよね。

ファッジはあんなに敵視してたのにヴォルデモート卿の復活が明らかになった途端ダンブルドアに手紙を1日に2通も出したりハリーに支援を要請したり、そしてアンブリッジもまたマクゴナガル先生の進路指導の時には・・・

怒りの形相を剥き出しにして闇祓いになりたいと言うハリーに魔法省は絶対に採用しないと言っていたのに魔法大臣がルーファス・スクリムジョールになるとハリーは闇祓いを希望していたと進言するなど本当に2人とも・・・

呆れるほどに変わり身が早いですよね。(笑)
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