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何故ネビルはおばあさんのオーガスタ夫人に育てられたのか?ハリーがその理由を聞いたのは4年生の時に校長室に行った際にダンブルドアから知らされたのでした。そしてロンにハーマイオニーとジニーの3人は翌年度のクリスマス休暇に聖マンゴ魔法疾患障害病院の隔離病棟に偶然行く事で・・・(全3項目)

3-1.何故おばあさんに?
このことについてはもはや周知の事実で今更という気がしないでもないですが、オーガスタ夫人を語る上では避けては通れないことなので改めて説明しておくことにします。そもそもネビルがおばあさんに育てられたのは・・・

今週の冒頭の記事でも触れたようにハリーたちが組分けの儀式を受けた後グリフィンドールのテーブルに着いた時に家族の話になり、ネビルはおばあさんに育てられたと言っていました。ところが両親の今現在については・・・

ネビルは何も言いませんでした。ハリーが「何故ネビルはおばあさんに育てられたのか?」の理由を知ったのは、4年生になってシリウスのアドバイスに従い額の傷痕が痛んで校長室に行った際にダンブルドアから聞いたのです。

ベラトリックス・レストレンジにクラウチ・ジュニアを含めた4人の死喰い人がネビルの両親ロングボトム夫妻がヴォルデモート卿の行方を知っていると思い込んだ結果「磔の呪い」をかけて夫妻を廃人にしてしまったのです。

その時ハリーの「それで2人は死んでしまったのですか?」の問いに対してダンブルドアは苦々しさに満ちた声で、今2人は正気を失って聖マンゴ魔法疾患障害病院に入院しておりネビルは休暇になるとおばあさんと一緒に・・・

見舞いに行っているはずだと答えたのでした。そして5年生のクリスマス休暇にハリーはロンとハーマイオニーそれにジニーと共に、記憶を失って同じ隔離病棟に入院していたギルデロイ・ロックハートに導かれる形で・・・

2人のいる病棟に行き・・・

そこでネビルとオーガスタ夫人と会うことになったのです。

3-2.聖マンゴ魔法疾患障害病院にて
そんなこんなでホグワーツ入学前にバスの中で一度会い次は初めてホグワーツ特急に乗った時に傍らを通り過ぎて声を聞き、さらに3年生の夏休みにはダイアゴン横丁のフローリシュ・アンド・ブロッツ書店で目撃をして・・・

「あら、ミセス・ロングボトム、もうお帰りですか?」

その名前を聞いた瞬間にハリーは察しがついたのでした。一番奥の2つのベッドを覆ったカーテンが開いて長い緑のドレスを着て、虫食いだらけの狐の毛皮をまとい尖った三角帽子には本物のハゲタカの剥製が載っていました。

その後ろに従っているのは打ちひしがれた表情のネビルでした。ハリーはネビルが質問を受けずにここを出られるようにと他の3人の注意を逸らす何かはないか?と周囲を見回しましたが、ハリーが止める間もなくロンが・・・

「ネビル!」

呼びかけられたネビルは飛び上がって縮こまりました。ロンはネビルに明るく僕たちだと言った後「ロックハートがいるよ!君は誰のお見舞いなんだい?」と訊いたのでした。するとオーガスタ夫人がネビルにこう訊いたのです。

「ネビル、お友達かえ?」

オーガスタ夫人がハリーたち4人に近づきながら上品な口ぶりでこう訊いたのでした。ネビルは身の置き場がない様子でした。顔には赤紫色がさっと広がって誰とも目を合わせないようにしていました。一方オーガスタ夫人は?

オーガスタ夫人は目を凝らして4人の内の1人がハリーと知るや「あなたがどなたかはもちろん存じてますよ」と言ってハリーに手を差し出し握手を求めて来たのでした。しかしネビルのほうはハリーの顔を見ようともせず・・・

自分の足元を見つめるばかりで顔の赤みはどんどん濃くなっていきました。オーガスタ夫人はハリーの次にはロンとジニーに威風堂々と手を差し出しご両親を存じ上げております。親しいわけではないがご立派な方々だと・・・

「そしてあなたがハーマイオニー・グレンジャーですね?」と言われてハーマイオニーはオーガスタ夫人が自分の名前を知っていたので、少し驚いたような表情を浮かべたものの臆せず握手しました。オーガスタ夫人は・・・

ハーマイオニーのことはネビルから全部聞いている。何度か窮地を救ってくださったとのこと。でも口惜しいことにこのネビルは父親の才能を受け継ぎませんでしたと言って、奥の2つのベッドにぐいっと顔を向けたため・・・

ロンは驚き仰天してネビルに「えーっ?奥にいるのは君のお父さんなの?」と訊くと、オーガスタ夫人はネビルに鋭い声で「何たることです?お前はお友達に両親のことを話していなかったのですか?」と問い詰めたのでした。

ハリーはロンの足を踏んづけて質問を遮ろうとしたのですが、服装が魔法使いのローブではなくてジーンズだったので出来ませんでした。ハリーはこれまでネビルに対してこんなに気の毒な思いをしたことはありませんでした。

そこでハリーを除く3人は・・・

事の真相を知ったのです。

3-3.孫の心おばあさん知らず?
オーガスタ夫人にネビルの両親はヴォルデモートの配下つまり死喰い人に正気を失うまで拷問されたと聞かされ、ハーマイオニーとジニーは両手であっと口を押さえたのでした。そして奥のベッドを覗き込もうとしていた・・・

ロンは首を伸ばすのを止め恥じ入った顔をしたのでした。オーガスタ夫人が夫婦揃って才能豊かで魔法使いの間で非常な尊敬を集めていたと話していると、ネビルの母親のアリスが寝巻き姿で這うような足取りでやって来ました。

マッド・アイがハリーに見せてくれた不死鳥の騎士団創立メンバーの写真の「ふっくらとした幸せそうな面影」は微塵もありません。今やその顔は痩せこけ、やつれ果てて目だけが異常に大きく見えて髪は白くてまばらで・・・

まるで死人のようでした。何か話したい様子ではありませんでした。いや話す事が出来なかったんでしょう。ネビルが差し出すその手に母親のアリスは「よく膨らむドルーブル風船ガム」の包み紙をポトリと落としたのでした。

アリスは鼻歌を歌いながらよろよろとベッドに戻って行きました。オーガスタ夫人は溜め息をついてネビルに「その包み紙はクズ籠にお捨て。もうお前の部屋の壁紙が貼れるほどでしょう」と言ったのですが、ハリーは・・・

2人が立ち去る時ネビルが包み紙をポケットに滑り込ませるのを確かに見たのでした。ハリーがベラトリックス・レストレンジがアズカバンに送られたのは、ネビルの両親が正気を失うまで「磔の呪い」をかけたからだと・・・

説明すると長い沈黙が続いたのでした。

今日の最後に
そんなわけでネビルの両親オーガスタ夫人にとっては息子と嫁なんだそうですが、才能豊かで魔法使いの間で非常な尊敬を集めていたというのに孫のネビルはそんな父親の才能を受け継がなかったとボヤいていたのですが・・・

ちなみにネビルのおばあさんのファーストネーム「オーガスタ」は第6巻「謎のプリンス」で明らかになっています。最初は第3章の「日刊予言者新聞」の記事の中で登場しています。さらに第9章ではマクゴナガル先生が・・・

ネビルの履修する科目を決める際に「私からオーガスタに一筆入れて思い出してもらいましょう」と名前を出しているんですよね。
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