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さて!昨年の11月からハリーポッター・シリーズに登場する数々の用語について改めて振り返っています。ハリーとハーマイオニーは4年生の夏休みに生まれて初めてクィディッチの国際試合ワールドカップを観戦しましたが開催に当たってはマグルに知られないよう様々な措置や対策それに創意工夫が行われたようです。(全3項目)

3-1.リドルの館
リトル・ハングルトンを見下ろす小高い丘の上に立つ館にあの一家が住んでいたのはもう随分前のことなのに、村の人たちは今でもその館のことを「リドルの館」と呼んでいました。それは50年前に起きたあの不可思議な・・・

出来事が強く印象に残っていたからでしょう。ある晴れた夏の日の明け方メイドが客間に入って行くとリドル一家が3人揃って息絶えているのを見つけたのです。警察が呼ばれリトル・ハングルトンの村中が大騒ぎになりました。

誰1人としてリドル一家のために悲しみに暮れる者はいませんでした。何しろこの一家は金持ちで高慢ちきで礼儀知らずでこの上なく評判が悪かったからです。村人の関心事は「誰が犯人なのか?」の一点に絞られていました。

どう見ても当たり前に健康な3人が揃って一晩に死ぬはずがないからです。すると庭番としてリドル一家に仕えていたフランク・ブライスが屋敷の合鍵を持っていたということで逮捕され隣村の警察に引っ張って行かれたのです。

しかしグレート・ハングルトンの警察ではフランクが自分は無実だと頑固に言い張っていました。あの日フランクが館で見たのはたった1人の黒い髪で青白い顔をした男の子だけだったとフランクはそう言って譲りませんでした。

しかし他にそんな男の子を見たという者がいなかったため警察は「フランクの作り話に違いない」と確信していました。ところがリドル一家の検死報告が届いたことで全てが引っくり返りフランクを釈放するハメになったのです。

一家の遺体を調べた医師団の結論は「どの死体にも毒殺も刺殺も射殺も絞殺も窒息の跡もなく全く傷つけられた様子がない」というものだったのです。つまり死んでいるということを別にすればリドル一家は健康そのものである。

医師団の報告書は明らかに困惑を隠し切れない調子で書き連ねてありました。リドル一家が殺害されたという証拠がない以上は警察はフランク・ブライスの身柄を拘束しておく理由がありませんでした。それならば真犯人は?

フランク・ブライスが見た「黒い髪の青白い顔の少年」だったのですが、至極残念なことにその少年は罪の裁きを受けなかったのです。

3-2.クィディッチ・ワールドカップ
ハリーとハーマイオニーが生まれて初めて観たクィディッチの国際大会ワールドカップがイギリスで開催されたのは30年ぶりだったんだそうです。10万人もの観客を収容する巨大な競技場を作るのに当たっての一番の苦労とは?

当然「マグルからいかにして隠すのか?」という問題だったのです。ウィーズリーおじさんがハリーに説明した所によれば魔法省の特務隊500人が丸1年がかりで準備したんだそうです。この1年間に渡りマグルの人たちは・・・

この競技場の近くに来たマグルの人たちは「マグル避け呪文」で一分の隙もないので、お気の毒にも突然急用を思いついて慌てて引き返すことになったのだそうです。もう1つの問題は10万人もの人の移動をどうするのかでした。

魔法界の人たちは通常の時でさえ「どうやって移動するのか?」については細心の注意を払わなくてはなりません。増してやクィディッチ・ワールドカップのような大規模なイベントともなればなおさらというわけなんですよね。

「マグルたちに気づかれないようにみんないったいどうやってそこに行くんですか?」と問うハリーにウィーズリーおじさんは溜め息をつきながら「組織的な大問題だったよ」と答えたのでした。まず問題になるのは・・・

およそ10万人もの魔法使いがワールドカップに来るというのに全員を収容できるような魔法施設がないということでした。ダイアゴン横丁やキングズ・クロス駅の9と3/4番線などマグルが入り込めないような場所はあるにはある。

しかしそれらの場所に10万人もの人を無理やり詰め込んだらいったいどうなるのか?そこで人里離れた格好な荒地を探し出して可能な限りの「マグル避け対策」を講じなければなりませんでした。競技場に来る人たちには・・・

到着時間を少しずつずらしたのです。安い切符を入手した人は2週間前に到着していないといけない。マグルの交通機関を使う人も少しはいるがバスや汽車にあまり大勢を詰め込むわけにもいかない。何せ国際大会なので・・・

世界中から魔法使いがやって来るのです。さらに「姿現わし」をする人ももちろんいますが、現れる場所をマグルの目に触れない安全なポイントに設定しないといけない。これについては競技場の近くに手頃な森があって・・・

「姿現わし」ポイントに使うことにしたんだそうです。そして「姿現わし」ができない人又はしたくない人は「移動キー」で競技場に行くよう手配を施しハリーにハーマイオニーを含めた「姿現わし」が出来ない人たちは・・・

これで移動したというわけです。こうして人里離れた荒地に競技場を設営して様々な移動手段を駆使して到着する日にちをずらす等の創意工夫をするなどして10万人もの人々が結集してクィディッチ・ワールドカップが・・・

開催されたのでした。

3-3.国際魔法協力部
ハリーたち3人とは4学年上のパーシーは昨年度ホグワーツを卒業して念願のそして母親のウィーズリーおばさんも満足の魔法省への就職を達成したのでした。そして最初に配属されたのがこの「国際魔法協力部」だったのです。

部署名からも判るように外国の魔法省との様々な交渉や折衝をする所のようですね。そして部長のバーテミウス・クラウチ氏は規則を100%完璧に遵守することにかけては「右に出る者なし!」といった感じの人物のため・・・

ハリーが「それじゃあパーシーは仕事が楽しいんだね?」と訊くのに対してロンは「ほとんど病気だね」と言う有り様でハリーに「パーシーのボスのことには触れるなよ」と忠告したのでした。それというのもパーシーは・・・

口を開けば「クラウチ氏によれば」「クラウチさんに僕が申し上げたように」「クラウチ氏の意見では」「クラウチさんが僕におっしゃるには」ともう名前の連呼でロンは「この2人は近い内に婚約発表する」とまで言うのです。

ところがクィディッチ・ワールドカップの競技場に隣接するキャンプ場でクラウチ氏と対面したハリーはクラウチ氏のマグルの服の着こなしが完璧なのを見て「パーシーが何故そこまで崇拝するのか?」が納得できたのでした。

短い銀髪の分け目は不自然なまでに真っ直ぐで歯ブラシ状の口髭は定規を当てて刈り込んだようでした。銀行の頭取と言っても通用したでしょう。バーノン叔父さんもこの人の正体は見破れないのではとハリーは思ったのでした。

クラウチ氏は鋭い目でウィーズリーおじさんを見下ろし「アリ・バシールが襲撃して来るぞ。空飛ぶ絨毯の輸入禁止について君と話したいそうだ」と言ったのでした。それに対してウィーズリーおじさんは溜め息をついて・・・

そのことについては先週ふくろう便を送ったばかりだ。何百回言われようとも絨毯は「魔法をかけてはいけない物品登録簿」に載っていて「マグルの製品」だと定義されている。しかし言って判る相手かね?と答えたのでした。

ここいら辺のアーサー氏との会話の内容がいかにも国際魔法協力部の部長さんって感じでいいですよね。(笑)

今日の最後に
クラウチ氏はこの空飛ぶ絨毯問題をアーサー氏と話している時に「私の祖父が12人乗りのアクスミンスター織りの絨毯を持っていた」しかしもちろん絨毯が禁止になる前だからクラウチ家は先祖代々規則を遵守していると・・・

さりげなくアピールしていますが実はアズカバンに収監されていた息子を脱獄させて自宅に匿っていたんですよね。クラウチ氏がバーノン叔父さんですら見破れないのではというくらい完璧にマグルの服を着こなしていて・・・

ハリーを感心させていますがクラウチ氏は「決してそのことを気取られてもならない」という強迫観念からいかなる事も100%完璧にこなさないと気持ちが落ち着かないという一面もあるんじゃないかな?という気が私はしますね。
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