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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

クィディッチ・ワールドカップに招待されてハリーは2年ぶりに「隠れ穴」に滞在することになりました。ロンが手紙で「迎えに行くよ」と言って来たのですが、ハリーもダーズリー一家も車で来るものと思っていたら一行はあっと驚く方法でハリーを迎えに来たのです。その方法とは?(全3項目)

3-1.煙突飛行規制委員会
ハリーは2年生の夏休みに初めて「隠れ穴」に滞在した時に煙突飛行粉でダイアゴン横丁に移動しました。そして4年生の夏休みにそのウィーズリー家の住居とプリベット通り4番地を繋ぐという作業を見ることによって・・・

実は移動手段としての魔法使いの家の暖炉を取り仕切っているのが魔法省の「煙突飛行規制委員会」という部署だということを知ることになったのです。その日プリベット通り4番地には極度に緊張した空気が満ちていました。

まもなく魔法使いの一行がこの家にやって来るからです。ところがハリーもダーズリー一家もウィーズリー家の人たちが車で来るものとばかり思っていたので、板張りの暖炉の向こうから音が聞こえてくるとダーズリー一家は?

「あれは何なの?」

玄関先で待っていたハリーが居間に飛び込むとペチュニア叔母さんがこう訊いて来ました。それは板を打ちつけて塞いだ暖炉の中からバンバン叩いたりガリガリ擦ったりと大きな音が聞こえていたからです。それを聞いて・・・

ハリーはウィーズリー一家が煙突飛行粉を使ってここに来ようとしたことを知ったのです。アーサー氏はハリーに「下がっていなさい」と告げると、板張りを突き破ってプリベット通り4番地の居間に入るとこう言ったのでした。

「全て私のせいです。まさか到着地点で出られなくなるとは思いませんでしたよ。実はお宅の暖炉を煙突飛行ネットワークに組み込みまして。ハリーを迎えに来るために今日の午後に限ってですがね」さらにアーサー氏は・・・

何でも厳密に言うとマグルの家の暖炉は結んではいけないことになっているそうなんですが、アーサー氏は「煙突飛行規制委員会」にちょっとしたコネがあってその人が細工をしてくれたのだそうです。このようにして・・・

ハリーを迎えに来たアーサー氏にロンそれにフレッドとジョージの総勢4人のウィーズリー一家一行はハリーを煙突飛行ネットワークで「隠れ穴」に送り届けるとプリベット通り4番地を去って行ったというわけなんですよね。

3-2.トン・タン・タフィーことベロベロ飴
ハリーがエメラルド色の炎に足を踏み入れて「隠れ穴」に行こうとすると、突然背後でペチュニア叔母さんの悲鳴が上がってゲエゲエと吐く声が聞こえて来たので振り返るとダドリーがコーヒーテーブルの脇に膝をついて・・・

30センチほどもある紫色のヌルヌルしたものを口から突き出して喘いでいるのでハリーは「何だろう?」と当惑したのですが、それがすぐにダドリーの舌だと判ったのでした。そして足元には色鮮やかなヌガーの包み紙が・・・

ペチュニア叔母さんはダドリーの脇に身を投げ出し膨れ上がった舌の先を掴んでもぎ取ろうとしたのでした。当然のことなんですが舌を引っ張られたダドリーはますますひどく咽込んで母親を振り放そうとしてもがいたのでした。

「ご心配なく。私がちゃんとしますから!」

アーサー氏はダーズリー夫妻にこう声をかけてダドリーを助けようと歩み寄りましたが、アーサー氏が杖を掲げるので夫妻はますますパニック状態に陥りペチュニア叔母さんはダドリーに覆い被さってかばおうとする有様でした。

「全く!私は助けようとしているのに!」

こんな面白いものを見逃したくはないと思ったハリーだったのですが、バーノン叔父さんが置物を掴んでアーサー氏に投げつけたりしているし、アーサー氏が私が何とかするから行きなさいとも言うのでハリーは炎の中に・・・

ハリーが「隠れ穴」のキッチンに到着するとフレッドがハリーを助け起しながら「奴は食ったか?」と訊いて来たので、ハリーが「ああ」と答えると狭いキッチンに笑いが弾けたのでした。フレッドが言うにはその菓子は・・・

「ベロベロ飴(トン・タン・タフィー)さ」

「いったい何だったの?」と訊くハリーにフレッドはうれしそうにこう言った後「ジョージと俺とで発明したんだ。誰かに試したくて夏休み中カモを探していた」と答えたのでした。後始末を終えて帰って来たアーサー氏が・・・

あのマグルの子がダイエット中だということを知っていたから、わざと落としただろうと激怒して言ったのでした。しかしそんな父親にフレッドは「俺たちはあいつがマグルだから食わせたわけじゃない」と言い返したのでした。

「あいつがいじめっ子のワルだからやったんだ!」

3-3.ウィーズリー・ウィザード・ウィーズ
すると騒ぎを聞きつけてウィーズリーおばさんが現れアーサー氏に「いったい何なの?言ってちょうだい」と険しい声で訊いて来て「まさかウィーズリー・ウィザード・ウィーズじゃないでしょうね」と詰め寄って来たのです。

アーサー氏が「大したことじゃない」とモゴモゴ言っていると、ハリーに会ったらシリウスの様子を聞きたいと思っていたハーマイオニーがロンに「ハリーを寝室に案内したらどう?」とキッチンの入口から声をかけたのでした。

ロンが自分の部屋だし以前に滞在してた時もそこで寝ていたんだからハリーはもう知ってるよと答えると、ハーマイオニーが意味ありげな言い方をしたのでロンはその思いを汲み取ってそろそろとキッチンから抜け出たのでした。

階段を上がりながらハリーが「ウィーズリー・ウィザード・ウィーズって何なの?」と訊くとロンが母親のウィーズリーおばさんがフレッドとジョージの部屋を掃除していたら注文書が束になって出て来たと説明してくれました。

出て来たのは2人が発明した悪戯おもちゃの価格表でそれは長いリストだったんだそうです。昔からずっと2人の部屋からは爆発音が聞こえていたのですが、それは何かを作る音だったとリストが出て来て判明したというわけです。

それがきっかけで母親のウィーズリーおばさんと2人の間で大論争が起きて、おばさんはパーシーと同様にフレッドとジョージに「魔法省に就職して欲しい」と言ったのだそうです。それが2人はホグワーツを卒業したら・・・

「悪戯専門店」を開きたいとウィーズリーおばさんに言ったんだそうです。しかし2人にとって商売を始める上で一番の障害で最大のハードルは母親の反対ではなく「お店を開くための資金がない」ということだったんですよね。

今日の最後に
新学期初日にダンブルドア校長から100年以上ぶりに三大魔法学校対抗試合がここホグワーツで開催され優勝賞金1千ガリオンと聞いてフレッドとジョージは「悪戯専門店の開業資金獲得のチャンス!」と喜んだのですが・・・

結局「17才」という年齢制限に阻まれて代表選手にはなれなかったのです。その代わりと言っては何ですが14才のハリーが代表選手になり、しかも優勝してしまったのでハリーはその賞金を悪戯専門店の開業資金として・・・

2人に提供したのです。そのことはヴォルデモートが復活して暗くなりがちなハリーの周囲を明るく照らすことになったのです。

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