FC2ブログ
ジョージはマクゴナガル先生に「どのようにして代表選手は選ばれるのか?」を訊いたそうですが教えてくれなかったそうです。それはボーバトンにダームストラング両校の代表団がホグワーツ入りした夜にダンブルドアの口から発表されたのでした。代表選手を選ぶ公正な選者とは?(全3項目)

3-1.ボーバトンとダームストラング
こうして新学期初日にダンブルドア校長から正式に発表され玄関ホールに10月30日にボーバトンとダームストラング両校の代表団がホグワーツ入りすることが掲示されると、生徒たちは対抗試合の話で持ち切りになったのでした。

まるで感染力の強い細菌のように噂が飛び交いました。誰がホグワーツの代表選手に立候補するのか?試合はどんな内容なのか?ボーバトンとダームストラングの生徒は自分たちとはどう違うのか?などが話し合われたのでした。

最初に到着したのはボーバトンでした。ダンブルドアが自分の目に狂いがなければと言うと生徒たちはてんでばらばらな方向を見ながら「どこ?どこ?」と熱い声を上げたのでした。すると6年生の1人が森の上空を指して・・・

「あそこだ!」

何か大きな物が城に向かって疾走して来ました。巨大な黒い影が森の梢を掠めた時それがパステル・ブルーの馬車だと判ったのです。馬車は金銀に輝くパロミノで象ほども大きい12頭の天馬に引かれて校庭に着地したのでした。

シェーマス・フィネガンがラベンダー・ブラウンとパーバティ・パチルの向こうから身を乗り出してハリーとロンに「ダームストラングの馬はどのくらい大きいと思う?」と訊いてきましたが、ダームストラングのほうは・・・

突然ロンが「何か聞こえないか?」と言い出しました。ハリーが耳を澄ますとまるで巨大な掃除機が川底を動くような不気味なくぐもったゴロゴロという音が聞こえて来ました。するとリー・ジョーダンが湖を指差して・・・

「湖だ!湖を見ろよ!」

湖の水面が乱れたかと思うとボコボコと大きな泡が湧き出し、湖の真ん中がまるで湖底の巨大な栓が抜かれたかのように渦巻き始めたのです。渦の中心からは長くて黒い竿のような物が浮かんで来てそれは何と帆柱だったのです。

どこか骸骨のような感じの引き上げられた難破船のようでした。ザバーッと大きな音を立てて船全体が姿を現わし湖の水面を波立たせながら岸に向かってその船は滑り出しました。こうしてダームストラングが到着して・・・

三大魔法学校対抗試合は正式に開始されたのです。

3-2.炎のゴブレット
ジョージは「代表選手がどのようにして選ばれるのか?」をマクゴナガル先生に訊いたそうですが「黙ってアライグマを変身させる練習をなさい」と言って教えてくれなかったそうです。そして選考方法が明らかになったのは?

「それではフィルチさん、箱をこれへ」

ダンブルドアがこう言うとフィルチは宝石を散りばめた大きな木箱を捧げダンブルドアのほうに進み出て来ました。そしてその木箱を恭しくダンブルドアの前のテーブルに置いたのでした。ダンブルドアは杖を取り出すと・・・

木箱のフタを3度軽く叩くとフタは軋みながらゆっくりと開いてダンブルドアは中から大きな荒削りの木のゴブレットを取り出しました。一見すると見栄えのしない杯でしたが、その縁からは溢れんばかりに青白い炎が・・・

これこそが代表選手を決める公正なる選者「炎のゴブレット」だったのです。ダンブルドアは代表選手に名乗りを上げたい者は羊皮紙に名前と所属校名をはっきり書いて、このゴブレットに入れなければならぬと言ったのでした。

これから24時間の内に名前を提出しなくてはならぬとも言ったのでした。翌日10月31日のハロウィーンの夜にゴブレットは各校を代表するに最もふさわしいと判断した3人の名前を返してよこすとダンブルドアは言ったのでした。

そして年齢が17才に満たない生徒が誘惑に駆られることがないようにと「炎のゴブレット」が玄関ホールに置かれたら、その周囲にダンブルドア自身が「年齢線」を引くことも合わせて発表されたのでした。そして最後に・・・

ダンブルドアは「この試合で競おうとする者にはっきりと言っておこう」と前置きをした上で「炎のゴブレット」が一旦代表選手と選んだ者は最後まで試合を戦い抜く義務がある。だから軽々しく名乗りを上げぬことだと・・・

代表選手になったからには途中で気が変わるということは許されない。だから心底競技する用意があるのかどうかの確信を持った上でゴブレットに名前を入れるようにと言い渡してダンブルドアはこの宴を締め括ったのでした。

3-3.マッド・アイ・ムーディの魔法防衛用品
その「炎のゴブレット」から名前が出て来た上に最初の課題ではドラゴンを出し抜かなくてはならないらしいと判ったハリーだったのですが、そのヒントを授かったのはセドリックにそれを教えた直後に意外な人物から・・・

「今お前がしたことは非常に道徳的な行為だ」

自分の部屋に半ば強引に招き入れた後マッド・アイ・ムーディはハリーに対してこう言い放ったのでした。ハリーは何と返事をして良いのやら分りませんでした。このようなムーディーの反応は全く予期していなかったからです。

ハリーはこれまで「闇の魔術に対する防衛術」の教師の部屋には何度か入ったことがありましたが、ムーディの部屋は飛びっきり奇妙な物で一杯でした。机の上にはひびの入った大きなガラスの独楽のような物があったのでした。

ハリーはそれが「かくれん防止器」だとすぐに判ったのでした。それよりは小さいもののハリーも持っていたからです。さらに隅っこの小さいテーブルには殊更にくねくねした金色のテレビアンテナのような物が立っていました。

微かにブーンと唸りを上げています。ハリーの向かい側の壁に掛かった鏡のような物は部屋を映してはいません。影のようなぼんやりとした姿が中でうごめいているだけで、どの姿もぼやけていました。そしてムーディは・・・

ハリーが金色のくねくねアンテナを指差し「あれは何ですか?」と訊くとムーディは「秘密発見器」だと答えました。何か隠している物や嘘を探知すると振動するそうです。しかしここでは干渉波が多くて役に立たないそうです。

生徒たちが宿題をやらなかった理由など四方八方で嘘をついているからだそうです。机の上の「かくれん防止器」も警報を鳴らし続けるので止めておかないといけなくなったそうです。この防止器は特別に感度がいいので・・・

半径2キロの事象を拾うそうです。ハリーの向かい側にあるのは「敵鏡」といって相手の白目が見えるほどに接近して来ない内は安泰なんだそうです。このようにムーディは数々の魔法用品を取り揃えて自身の身の安全を・・・

守っていたというわけなんですよね。

今日の最後に
そういえばボーバトンにダームストラング両校の代表団がホグワーツ入りした10月30日の夜にはブイヤベースなど明らかに外国料理と判る物が幾つか並べられていたのですが、それはホグワーツに両校の屋敷しもべ妖精が・・・

今にして思えばそれらはボーバトンにダームストラング両校の屋敷しもべ妖精が作ったんじゃないかな?と私はそう思いますね。当然そのしもべ妖精たちはボーバトンの馬車の中やダームストラングの船の中の掃除などを・・・

していたんじゃないかな?と私はそう思いますね。
Secret

TrackBackURL
→http://tokimekiboy.blog43.fc2.com/tb.php/1246-5dbd1d7c