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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

「第1の課題」をクリアしてホッと一息と思ったらハリーはマクゴナガル先生から予想外の課題を言い渡されることになったのです。さらにクリスマスの夜に開催されたダンスパーティではハグリッドの意外な過去を聞かされて驚くことにもなってしまったのでした。(全3項目)

3-1.妖女シスターズ
一難去ってまた一難とはまさにこのことでハリーは何とか最初の課題をクリアしたと思ったら、マクゴナガル先生から代表選手はダンスパーティの冒頭に踊るので必ずパートナーを連れて来るようにと言われてしまったのでした。

そうは言ってもロンも戻って来ましたし四面楚歌状態も解消されて、周囲の環境が劇的に改善したのは否定できることではありません。クリスマス・ダンスパーティが近づいた学期最後の週は日を追う毎に騒がしくなりました。

ダンスパーティの噂が飛び交っていましたがハリーはその半分は眉唾だと思いました。例えばダンブルドアがマダム・ロスメルタから蜂蜜酒を800樽も買い込んだとかです。しかし「妖女シスターズ」を呼んだというのは・・・

どうも本当のようでした。魔法ラジオを聴く機会がなかったハリーは全く実感が湧きませんでしたが、他の生徒たちの異常な興奮振りから察するにハリーは「きっととても有名なバンドなのだろう」と思うことはできたのでした。

パーティ当日食事が終わるとダンブルドアが立ち上がり杖を一振りするとステージが現れ出でたのでした。ドラム一式にギターが数本それにリュートにチェロにバグパイプが設置されて熱狂的な拍手に迎えられていよいよ・・・

「妖女シスターズ」がドヤドヤとステージに上がったのでした。メンバー全員が異常に毛深く着ている黒いローブは芸術的に破いたり引き裂いてあったりしていました。それぞれが楽器を取り上げ演奏が始まったというわけです。

夢中でシスターズに見入っていたハリーは突然テーブルのランタンが一斉に消え他の代表選手がパートナーと一緒に立ち上がって、パーバティに「私たち踊らないと!」と言われて現実に引き戻されました。シスターズは・・・

冒頭はスローなテンポの物悲しい曲でした。こうしてクリスマス・ダンスパーティは始まったというわけです。

3-2.巨人
ロンは振り返ってハリーを見ると深刻な表情で「知ってたか?ハグリッドが半巨人だってこと?」と言ったのでした。それに対してハリーが「ううん。それがどうかした?」と言った時のロンの顔を見てハリーは思ったのでした。

ハリーはマグルのダーズリー一家に育てられたので、魔法使いなら至極当たり前のことでも驚くことが沢山ありました。しかしそうしたことも3年余りが過ぎて少なくなっていました。ところが大概の魔法使いなら誰でも・・・

同じテーブルに着いたパーシーが仕事の自慢話を延々とぶち上げ始めたのでハリーとロンは飲み物を取りに行くふりをしてテーブルを離れました。2人が大広間を出て大きなトナカイの石像の前に出るとハグリッドの声が・・・

「あなたを見た途端、俺には判った」

ハリーとロンはその場に立ち尽くしました。甘えた響きの声でマダム・マクシームはハグリッドに「何が判ったの?」と訊いたのでした。ハリーは絶対に聞きたくはありませんでした。自分がそうされたら嫌だと思ったからです。

ハリーはその場を立ち去りたいと思って後ろを振り向くと、唯一の退路はどうやら取り込み中らしいフラー・デラクールとロジャー・デイビースが塞いでいました。やむなく2人はトナカイの後ろの暗がりに身を隠したのでした。

ハグリッドはマダム・マクシームに「母親のほうか?父親のほうか?」と訊いていましたが、マダム・マクシームは「何のことか分りませんわ」と答えて言葉を濁していました。ハグリッドは自分は母親だと言った後に・・・

「同類の半巨人だ。そうだとも!」

マダム・マクシームは穏やかな夜の空気を打ち破って「おお何ということを!」と叫ぶと「こんなに侮辱されたのは初めてです。私は骨が太いだけです」と言い放つと荒々しく立ち去ってしまったのでした。それを聞いて・・・

今また友達の母親が「巨人」だと知った時に大概の魔法使いなら「それがどうかした?」とは言わないのだということをハリーはロンの深刻な表情を見て痛感させられることになったのです。この後2人は大広間に戻って・・・

「ハグリッドの母さんが巨人だと何が問題なの?」と訊くハリーにロンは巨人はトロールと同じで狂暴な性質でとにかく殺戮が好きなんだと答えたのでした。巨人はもう既にイギリスにはいなくて絶滅しかかっているけど・・・

それに闇祓いも随分と巨人を殺害したらしい。それと外国にはまだ巨人がいるらしい。だいたいは山に隠れているとロンは答えたのでした。この後ハリーとロンはパーティが終わるまで巨人のことについて語り合ったのでした。

3-3.魔法法執行部
ハリーたち3人がシリウスの隠れ家に行ったのは後にも先にも1回限りでした。3人ともシリウスがホグズミードに帰って来たと知った時には一様に驚いていましたが、その理由は背に腹は変えられないということのようでした。

その代わりと言っては何ですがハリーたちとシリウスは初めてじっくり話し合う機会を持てたのです。シリウスもパーシーの上司でもあるバーティ・クラウチ氏が仕事に出て来なくなったことに危惧の念を抱いていたのでした。

バーティ・クラウチがずっと不在だ。しもべ妖精にわざわざ席を取らせておきながらワールドカップも観に来なかった。これまでのあいつなら1日たりとも病気で欠勤したりしない。そこまで言うシリウスの言葉を聞いて・・・

ハリーが「それじゃクラウチを知ってるの?」と訊くとシリウスは「クラウチのことはよく知っている」と答えたのでした。何故なら裁判もせずにシリウスをアズカバンに送ったのは他ならぬバーティ・クラウチだったからです。

シリウスの説明によるとクラウチ氏は当時魔法省の警察にあたる魔法法執行部の部長でした。強力な魔法力に権力欲で常に闇の陣営と対抗していて「次の魔法大臣」と噂されていたそうです。そこでクラウチ氏がしたこととは?

誰がヴォルデモートの支持者なのかが全く分らない。ヴォルデモートには人間を操る力があるのです。自分では止めることができずに恐ろしいことをしてしまう。自分で自分が怖くなる。家族や友人でさえも怖くなってしまう。

そういう時にこそ最良の面を発揮する者もいれば最悪の面が出る者もいる。裁判もせずにアズカバンに送られたのはシリウスだけではなかったんだそうです。クラウチ氏は魔法法執行部の部長になるとたちまち頭角を現し・・・

ヴォルデモートに従う者に極めて厳しい措置を取り始めたのです。闇祓いたちに新しい権力が与えられました。例えば捕まえるのではなく殺害してもいいという権力でした。クラウチ氏は暴力には暴力をもって立ち向かい・・・

疑わしい者に対して「許されざる呪文」を使用することを許可しました。シリウスに言わせればクラウチ氏は多くの闇の陣営の輩と同じように冷酷無情になってしまったというのです。それでもなおクラウチ氏のやり方を・・・

クラウチ氏を支持する人もいました。クラウチ氏のやり方が正しいと言う人も沢山いました。多くの魔法使いたちが「クラウチを魔法大臣にせよ」と叫んでいました。クラウチ氏が魔法大臣の座に就くのは時間の問題だと・・・

そう思われた矢先にクラウチ氏の息子が死喰い人の一味と一緒に捕まったことでクラウチ氏の人気は急落して、コーネリウス・ファッジがその座に就きクラウチ氏は「国際魔法協力部」などという傍流に押しやられたのでした。

最後に
ハリーはここでのシリウスの話を聞いて「かつてクラウチ氏は魔法大臣に一番近い男と言われていたのにやり方を間違え大臣の座を逃がした」という経緯を知ることになったのです。そして翌年コーネリウス・ファッジが・・・

ハリーは目の前で起きたことを正直に話しただけなのにファッジ大臣はそれを認めようとはせず、現実から目を逸らしてハリーを退学にしようと躍起になって結局は大臣の座を追われることになった惨めな姿を見てさらに・・・

無実の人間を監獄に入れて釈放しようとせずハリーを魔法省の広告塔にしようとしたルーファス・スクリムジョールに対し「あなた方はいつもやり方を間違える」と言って協力を拒絶することに繋がったというわけなんですよね。

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