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ハリーは11才の誕生日に初めてハグリッドと会った時に「お前さんはホグワーツで有名になる」と言われていたのですが、学期2日目に寮を出た途端そのことを嫌と言うほど痛感させられることになったのでした。さらには教壇に立つ先生までもが最初の授業でハリーを迎えると・・・(全3項目)

3-1.フリットウィック先生
ポルターガイストのピーブズに管理人のアーガス・フィルチと1年生は教室にたどり着くまでに幾多の障害を乗り越えなくてはならなかったのですが、ハリーの場合にはもう1つの大きなハードルが控えていたというわけです。

「見て、見て」
「どこ?」
「赤毛ののっぽの隣」
「メガネをかけてる奴?」
「顔見た?」
「あの傷を見た?」

学期2日目ハリーが寮を出た途端に囁き声がつきまとって来ました。教室の外で並んで待っていた生徒たちが爪先立ちでハリーを見ようとしたり、中には廊下ですれ違うとわざわざ逆戻りしてじろじろ眺める輩まで現れたのです。

フリットウィック先生もあの有名なハリー・ポッターを目の前にすると冷静ではいられなくなるようでした。フリットウィック先生はとても小さな魔法使いで、本を積み上げた上に立ってようやく机越しに顔が出るほどでした。

最初の授業でフリットウィック先生は出席を取っている際にハリーの名前まで来た時には興奮して「キャッ」と言った途端に転んで姿が見えなくなってしまったのでした。やはりフリットウィック先生にとってもハリーは・・・

特別な存在のようでした。

3-2.マダム・フーチ
そうこうする内に空を飛ぶ授業を楽しみにしていたハリーにとっては待望の飛行訓練授業が2週目の木曜日に行われることが寮の掲示板に貼り出されたのでした。ところが至極残念なことにスリザリンとの合同だったのでした。

「そら来た。お望み通りだ。マルフォイの目の前で箒に乗って物笑いの種になるさ」

そんなハリーにロンは「いつもあいつ自慢してるけど口先だけだよ。そうなるとは限らない」と言って慰めたのでした。その日の午後3時半正面玄関を出て校庭を横切り平坦な芝生に歩いて行くと既にもうスリザリン生は・・・

到着していて20本の箒が整然と並べられていたのでした。ハリーが学校の箒には色んな癖があるとフレッドとジョージがこぼしていたことを思い出していると、白髪を短く切り鷹のような黄色い目をしたマダム・フーチが・・・

「何をボヤボヤしてるんですか。みんな箒のそばに立って。さあ早く」

開口一番ガミガミと怒鳴られてしまいました。ハリーは自分の箒をチラリと見下ろしました。古ぼけていて小枝が何本かとんでもない方向に飛び出していたのでした。そしてマダム・フーチは生徒たちにこう呼びかけたのでした。

「右手を箒の上に突き出して」
「そして上がれと言う」

みんなが「上がれ!」と叫んでハリーの箒は即座にハリーの手に収まりました。ところが飛び上がった箒は多くはありませんでした。その次にマダム・フーチは箒の端から滑り落ちないように跨る方法をやって見せた後に・・・

生徒たちの間を回って箒の握り方を直したのでした。ドラコ・マルフォイがずっと間違った握り方をしていたとマダム・フーチが指摘したのでハリーとロンは大喜びでした。そしてついに箒に乗って飛び上がるという時に・・・

ネビルは緊張するやら怖気づくやらでマダム・フーチが合図の笛を吹く前に思いっ切り地面を蹴ってしまったのです。マダム・フーチは「戻って来なさい!」と大声で呼びかけたのですが、制御を失ってしまったネビルは・・・

箒から逆さまに落ちてしまいました。マダム・フーチはネビルと同じくらい真っ青になりネビルの上に屈み込むと「手首が折れてるわ」と呟いていました。そしてネビルに優しく立つよう促すと他の生徒のほうに向き直り・・・

マダム・フーチはネビルを医務室に連れて行くので誰も動いてはいけません。箒もそのままにして。さもないとクィディッチの「ク」の字を言う前にホグワーツから出て行ってもらいますよと言って城に戻って行ったのでした。

ところが・・・

3-3.パーバティ・パチルにパンジー・パーキンソン
ネビルとマダム・フーチが声の届かない所まで行ったその瞬間にドラコ・マルフォイは大声で笑い出して、ネビルのことを「大まぬけ」などと言って囃し立て始めたのです。他のスリザリン生たちもマルフォイに続いたのでした。

するとパーバティ・パチルがマルフォイに向かって咎めるように「やめてよ」と言ったのです。するとそんなパーバティに対して気の強そうなスリザリンの女子生徒のパンジー・パーキンソンがこう言って冷やかしたのでした。

「へー、ロングボトムの肩を持つの?」

「パーバティったら、まさかあなたがチビデブの泣き虫小僧に気があるなんて知らなかったわ」

ドラコ・マルフォイは最初に見た時から「欲しい」と願っていたネビルの「思い出し玉」を芝生の中から拾い出しました。そして「これでこいつは僕のもの!」と心の中で密かにほくそえんでいると邪魔をする奴が現れたのです。

「マルフォイ、こっちへ渡してもらおう」

静かな声でこう言って来たのはハリーでした。さらに強い口調で「こっちに渡せったら!」と言うハリーにマルフォイはヒラリと箒に飛び乗り上に浮かんだままでハリーに対して「ここまで取りに来いよ」と言い放ったのでした。

当然マルフォイもハリーはマグルの夫婦に育てられているので「箒に乗るのは今日が初めてのはず」と思っていました。ところがここでハリーは箒に乗る稀有な才能を発揮して見事にマルフォイから思い出し玉を取り戻し・・・

クィディッチのグリフィンドール・チームのシーカーに抜擢されたのです。それを聞いてロンは感動のあまり言葉にならないほどでした。

今日の最後に
知っての通りハリーは魔法界では超有名人でウィーズリー家の末っ子で一人娘のジニーは列車に乗って見に行きたいと言うほどで何とホグワーツ入学前からハリーのことが好きだったんですよね。それならパーバティのほうは?

少なくともスリザリンと合同で行われたこの最初の飛行訓練授業でのドラコ・マルフォイに対する毅然とした態度と見事な箒の乗りっぷりを見てパーバティはハリーのことが好きになったんじゃないかな?と私はそう思いますね。
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