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さて!先週はホグワーツ魔法魔術学校の管理人アーガス・フィルチを取り上げたので、今週はそれに関連してフィルチの宿敵とも云えるこのポルターガイストを紹介してみることにしました。新学期初日にパーシーは「僕ら監督生の言うことさえ聞かない」とこぼしていたのですが唯一苦手なのが・・・(全3項目)

3-1.今にして思えば・・・
ハリー4年生の新学期初日「ほとんど首なしニック」が「さっき厨房で問題が起きましてね」と言うのでハリーが「どうして?何があったの?」と訊くと何でもポルターガイストのピーブズが厨房で大暴れをしたのだそうです。

いつものようにピーブズが「祝宴に参加したい」と駄々をこねてゴースト評議会を開き「太った修道士」はピーブズにチャンスを与えてはどうかと言ったそうですが「血みどろ男爵」がダメ出しをして却下されたんだそうです。

何もかも引っくり返しての大乱闘で鍋は投げるし釜は投げるして厨房はスープの海になってしまったそうです。ところが実はハリーがホグワーツ城に最初に足を踏み入れた時つまり1年生の時にも同じ議論がされていたようです。

ハリーを含めた新入生たちが控えの教室で組分けの儀式を受けるために待っていると、後ろの壁からおよそ20人のゴーストが現れて1年生のほうには見向きもせず何やら議論していたのです。その時も「太った修道士」は・・・

「もう許して忘れなされ。彼にもう一度だけチャンスを与えましょうぞ」

こう言っていたのですが「ほとんど首なしニック」はピーブズには十分すぎるぐらいのチャンスをやった。我々の面汚しですよ。しかもご存知のように奴は本当のゴーストじゃないと言ってピーブズが祝宴に出席するのを・・・

反対していたんですよね。結局この時もピーブズは新入生歓迎パーティには姿が見えなかったので、ピーブズの希望は却下されたんでしょうね。つまりピーブスは毎年新学期初日の祝宴に参加したいと言っていたのでしょうか?

ニックが「いつもの議論です」と言っていましたからね。

3-2.年中無休で24時間営業
そんなわけでゴミ箱を頭の上でぶちまけたり足下の絨毯を引っ張ってみたり後ろからそーっと忍び寄って突然キーキー声を上げてみたり、チョークの欠けらを次々とぶつけてみたりと入学したばかりの1年生にしてみれば・・・

教室にたどり着くのさえ大変なのにピーブズがさらに邪魔立てをして来るというわけです。何分にもピーブズは授業を受ける必要がないので「年中無休で24時間営業」というわけです。そのためあの日の夜もハリーたちは・・・

ドラコ・マルフォイから決闘を申し込まれて夜の11時にトロフィー室に行くと何とマルフォイは現れず、やって来たのはミセス・ノリスを従えた管理人のアーガス・フィルチだったのです。ようやく逃げ遂せたと思ったら・・・

扉の取っ手がガチャガチャと鳴ると教室から何かが飛び出して来ました。それが何とピーブズだったのです。ハリーにロンそれにネビルとハーマイオニーの4人を見ると歓声を上げた後さらにケラケラと笑っていたのでした。

ピーブズは「真夜中にフラフラしてるのかい?悪い子捕まるぞ」とか「フィルチに言おう。君たちのためになることだものね」などと言って聖人君子のような声を出しましたが、目は意地悪く光っていたのでした。すると・・・

ロンが「どいてくれよ」と怒鳴ってピーブズを払い退けようとしました。それが大間違いだったのです。ピーブズは「生徒がベッドから抜け出した!呪文学の教室の廊下にいるぞ!」と大声で叫びました。そのため4人は・・・

再び逃げなくてはならないハメに陥ってしまいました。廊下の突き当たりで扉にぶつかり鍵が掛かっていたためロンは「もうダメだ」と呻きましたが、ハーマイオニーがハリーの杖をひったくり「アロホモラ」と唱えると・・・

扉がパッと開きました。4人は折り重なってなだれ込み急いで扉を閉めると全員が扉に耳をピッタリとつけて外のやり取りを聞いていたのでした。するとピーブズは今度は一転して4人をかばい始めたのです。フィルチが・・・

「どっちに行った?早く言え」と言うとピーブズは「どうぞと言わなきゃ何にも言わないよ」といつも通りの変な抑揚のある癇に触る声で繰り返し言った後ヒューッと消えて行ったのでした。そんなピーブズにフィルチは・・・

怒り狂って悪態をついていたのでした。フィルチは別の場所を探しに行って姿を消しましたが、4人は後ろを見てまたしてもビックリ仰天させられることになったのでした。そこは例の4階の立ち入り禁止の廊下だったのです。

黄色い牙を剥き出しにして目を血走らせ頭が3つある怪物犬がいました。ハリーはフィルチがいたって構わないとばかりに扉の取っ手を回して飛び出しました。そして駆けに駆けてようやくグリフィンドール寮の入口に・・・

命からがら到着したのでした。

3-3.血みどろ男爵だけは・・・
そんなピーブズなんですが唯一苦手にしているのがスリザリン寮付きのゴースト「血みどろ男爵」なのだそうです。新学期初日にパーシーが説明してくれた所によるとピーブズは監督生の言うことさえ聞かないそうですが・・・

「血みどろ男爵」の言うことなら従うんだそうです。ハリーにロンそれにハーマイオニーの3人が「こうなったら僕たちかスネイプより早く賢者の石を手に入れるしかない!」と決心して向かっている途中で会った時も・・・

ピーブズは4階に向かう階段でヒョコヒョコと上下に揺れながら誰かをつまづかせようと絨毯をたるませていました。そして「透明マント」を被ってハリーたち3人が歩いて来るのに気づいて意地悪そうな黒い目を細めて・・・

「そこにいるのはだーれだ?」

ピーブズは「見えなくたってそこにいるのは判ってるんだ。幽霊っ子?亡霊っ子?それとも生徒の悪戯っ子か?」と3人に言って来たのでした。そして見えない者が忍び歩きしている。フィルチを呼ばなきゃと言ったのでした。

そこで突然ハリーは閃いたのでした。ハリーは低い嗄れ声で「血みどろ男爵様がわけあって身を隠しているのが分らんか」と言ったのでした。ピーブズはそれを聞いて肝をつぶしたようで空中から転落しそうになったのでした。

何とか空中に踏み止まるとピーブズは「申し訳ありません。血みどろ閣下、男爵様」と恐縮したように言ったのでした。そして「手前の失態でございます。間違えました。お姿が見えなかったものですから」と言った後に・・・

さらに「透明で見えなかったのでございます。老いぼれピーブズめの茶番劇をどうかお許しください」と言って謝ったのでした。ハリーは引き続き男爵のフリをしながら今夜はここに近づくなとピーブズに言い渡したのでした。

するとピーブズは「はい閣下。仰せの通りにいたします」と言って再び空中に舞い上がり「首尾よくお仕事が進みますように。男爵様。お邪魔はいたしません」と言った後に消えて行ったのでした。ピーブズは心底本当に・・・

「血みどろ男爵」のことが苦手で怖いんですね。(笑)

今日の最後に
フレッドとジョージの2人も「時には爪先ぐらいは越えたことがあったかもしれないが俺たちは常に一線を保った」と言っていましたね。つまり「これ以上やると退学になる」という線をちゃんと判っていて守っていたと・・・

私はピーブズも「これ以上やると追放される」という線を判っていて抑えているとそう感じました。本当に本気になればピーブズはもっと凄いんじゃないかと?フレッドのお墨付きを貰った時のピーブズはそうだったのではと?

私はそう思いますね。(笑)
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