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今週はハリーが学期初日の9月1日と最終日の6月30日の両日キングズ・クロス駅で「どう過ごしたのか?」について改めて振り返ってみたいと思います。11才の誕生日にハグリッドはハリーが魔法界のことを何にも知らないということで唖然としていましたが、初めてキングズ・クロス駅の9と3/4番線に入る時も・・・(全3項目)

3-1.初めての9と3/4番線
ホグワーツ行きの列車があと10分で出てしまうというのにハリーは「どうやったら9と3/4番線に入ったらいいのか?」が全く分らず途方に暮れるばかりでした。ハリーはパニックはしないようにグッと堪えました。すると・・・

「マグルで混み合ってるわね。当然だけど」

女の子が「9と3/4よ」と言ったので赤毛の男の子4人を引き連れているふっくらおばさんが魔法界の人だということは火を見るより明らかでした。これで「9と3/4番線への入り方が判る!」と思ったハリーだったのですが・・・

1人目の時も2人目の時もさらには3人目の時にも肝心な所になると入る瞬間を確認することが全くできず「どうやって入ったのか?」皆目見当がつきません。そこでハリーは意を決してふっくらおばさんに話しかけたのでした。

ハリーが「すみません」と言うとおばさんは「ホグワーツへは初めて?ロンもそうなのよ」と言うと最後に残った長身の男の子を指差しました。そして「どうやってプラットホームに行くかってことね?」と優しく言いました。

ハリーが頷くとおばさんは「心配しなくていいのよ。9番と10番の間の柵に向かって真っ直ぐに歩けばいいの。立ち止まったりぶつかるんじゃないかって怖がったりしないこと。これが大切よ」こう言った後におばさんは・・・

怖かったら少し走るといいと言ってロンの前に行くようにと言ってくれたのでした。ハリーはカートをくるりと回し柵を睨みましたが何だか頑丈そうでした。それでもハリーは9番と10番の間の柵に向かって歩き始めたのでした。

9番線と10番線に向かう乗客がハリーを押すのでハリーは徐々に早足になり「改札口に正面衝突するのでは?」と思うほどでした。カートにしがみつくようにしてハリーは突進しました。カートが言うことを利かなくなり・・・

ぶつかると思ってハリーが目を閉じると予想していた衝撃がなかったので、ハリーが目を開けると紅色の蒸気機関車が目の前に停車していて後ろを振り返ると「9と3/4」と書いた鉄のアーチが見えていたのでした。つまり・・・

ハリーは9と3/4番線に入ることができたのです。

3-2.ホームに入ってみると
機関車の煙が人込みの上に漂い色とりどりの猫が足下を縫うように歩いていました。重いトランクの擦れ合う音をくぐってホーホーとふくろうが不機嫌そうに鳴き交わしていました。ハリーは人込みを掻き分けて進むと・・・

最後尾の車両近くにやっと空いているコンパートメントを見つけました。ヘドウィグを先に入れトランクを押し上げようとしましたが、片側さえ持ち上がらず2回も足の上に落として痛い目に遭ってしまいました。すると・・・

「手伝おうか?」

先ほどハリーの直前に改札口を通過していった赤毛の双子のどちらかでした。ハリーが「うん。お願い」と言うと双子の片割れも駆けつけてハリーのトランクはようやく客室の隅に収まりました。ハリーが礼を言いながら・・・

目にかぶさった汗びっしょりの髪を掻き上げると双子の1人が額の稲妻形の傷痕を指差して「それ何だい?」と訊いて来ました。すると双子のもう1人が「驚いたな。君は?」と言うのです。ハリーは双子の反応の意味が・・・

理解できず「何が?」と尋ねましたが今度は双子は2人揃って「ハリー・ポッターさ」と言って来たのです。そこでハリーは「うんそうだよ。僕はハリー・ポッターだ」と言うと双子がポカンとハリーに見とれているので・・・

ハリーは顔が赤らむのを感じたのでした。フレッドもジョージも2人ともトランクを持ち上げるのを手伝った黒髪の少年がハリーだということに全く気づいていなかったのです。その時ハリーにとっては有り難いことに・・・

「フレッド?ジョージ?どこにいるの?」

2人はもう一度ハリーを見つめると列車から飛び降りて母親の所に戻ったのでした。ハリーが窓際に座って一行の会話を聞いているとフレッドとジョージは早速今しがた列車でハリーに偶然会ったことを自慢していたのでした。

「ねえママ。誰に会ったと思う?今列車の中で会った人、だーれだ?」

さっき駅でそばにいた黒い髪の子が「ハリー・ポッター」だと言うと、女の子は母親に「汽車に乗って見て来てもいい?ねえママお願い」と言い始めたのでした。するとおばさんはフレッドに「本当なの?」と訊きながら・・・

ジニーには「もうあの子を見たでしょ?動物園じゃないんだからじろじろ見たら可哀想でしょ」と言っていたのでした。そしてホームへの入り方を訊いた時のハリーのことを「本当にお行儀が良かった」と褒めていたのでした。

汽車が走り出すと母親が子供たちに手を振っているのがハリーには見えました。女の子つまりジニーは泣き顔と笑顔が入り交じったような顔で、汽車を追いかけて走っていましたが追いつけない速度になると立ち止まって・・・

手を振るのが見えました。汽車がカーブを曲がって家々が窓の外を飛ぶように過ぎて行くのを眺めながらハリーは「何が待ち構えているのかは知らないが、これまでの暮らしぶりに比べれば絶対マシに違いない」と思って・・・

心を躍らせたのでした。

3-3.最初の学期を終えて
スリザリンの寮杯獲得連続記録を「6年」で終わらせてくれたということもあるのでしょう。列車を降りると何人かがハリーに声を掛けて行ったのでした。ロンがニヤッと笑ってハリーに「未だに有名人だね」と言ったのでした。

それに対してハリーは「これから帰る所では違うよ」と答えたのでした。ハリーとハーマイオニーが一緒に改札口を出ると、ジニーがハリーのことを指差して母親に「ハリー・ポッターよ。私見えるわ」と言っていたのでした。

するとウィーズリーおばさんはジニーに「お黙り。指差すなんて失礼ですよ」と言って末娘をたしなめていたのでした。ウィーズリーおばさんが「忙しい1年だった?」と訊くとハリーは「ええとても」と答えたその後に・・・

クリスマスにお菓子とセーターを贈ってくれて「ありがとうございました」とも言って、ウィーズリーおばさんは「まあ、どういたしまして」と言葉を返したのでした。するとそこにバーノン叔父さんが割り込んで来たのです。

バーノン叔父さんは相変わらずハリーに腹を立てていて「ふくろうの鳥籠をぶら下げているなんてどんな神経をしているんだ」と怒っていました。その後ろにはペチュニア叔母さんとダドリーが立っていてハリーのことを・・・

「見るのも恐ろしい」といった様子でした。ウィーズリーおばさんが「ハリーのご家族ですね」と言うとバーノン叔父さんは「そうとも言えるでしょう」と答えて、ハリーのために1日をつぶすわけにはいかないと言って・・・

さっさと歩いて行ってしまいました。ハリーは最後にロンとハーマイオニーに家では魔法を使えないことをダーズリー一家は知らない。だからこの夏休みはダドリーと大いに楽しくやれるさと言って2人に別れを告げたのでした。

今日の最後に
ダーズリー一家は未成年の魔法使いが学校の外では魔法を使えないということを知らない。ハリーはロンとハーマイオニーにこう言ってホグワーツに入学してから最初の夏休みに入ったのですが実際には違っていたんですよね。

実はペチュニア叔母さんはハリーのお母さんリリーがスネイプ少年から「11才になって訓練を受けるようになったら」と説明しているのを聞いているので、そのことを知っていたんですよね。しかしペチュニア叔母さんは・・・

知っていても知らないフリをしていたのです。それは夫のバーノン氏にさえ秘密にしていたからというわけなんですよね。
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