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ハリー5年生の学期末に「日刊予言者新聞」に記事が掲載されてヴォルデモートの復活が明らかになると共に魔法大臣がルーファス・スクリムジョールに代わると魔法省がハリーを敵視することはなくなりましたが、だからといって手放しでは喜べないようです。そしてホグワーツの戦いの19年後には・・・(全3項目)

3-1.再び魔法省の車で
夏休み最後の日にハリーがクィディッチの洗濯物を渡しに台所に下りて行くと、ウィーズリーおばさんが魔法省の車がまた迎えに来るので出かけに慌てることがないよう今日中にトランクを準備しておいて欲しいとのことでした。

そのため次の日になると去年とは違って出発の流れは良く魔法省の車が「隠れ穴」の前に到着した時にはホグワーツに戻る生徒全員が準備万端整えて待っていました。そしてキングズ・クロス駅でハリーたちを迎えたのは・・・

ハリーたちは夏休み中に一度だけダイアゴン横丁に教科書などを購入するため訪れたのですが、その時一行に随行したのは陽気なハグリッドでした。しかしこの日ハリーたち一行を待ち受けていたのは無愛想な闇祓い2人でした。

マグルの黒いスーツを着込んだ厳めしい髭面の闇祓い2人が車が停車するなり進み出て一言も口を利かずにハリーたちを駅の中まで行軍させました。ハリーが9と3/4番線に入る時には片方の闇祓いが腕をがっちり掴むので・・・

ハリーは苛立ちを露にして「せっかくだけど自分で歩けるよ」と言って掴まれた腕を振り解いたのでした。相変わらず無口な闇祓いを無視してハリーは硬い柵に真っ向からカートを突っ込ませました。すると次の瞬間には・・・

そこには紅色のホグワーツ特急が人混みの上に白い煙を吐きながら停車していました。ハリーのすぐあとからハーマイオニーとウィーズリー一家もやって来ました。ハリーは強面の闇祓いには一言も相談せず一切無視して・・・

ロンとハーマイオニーに空いているコンパートメントを探すから一緒に来いよと合図を送ったのですが・・・

3-2.ハリーからアーサー氏に
ハーマイオニーが申し訳なさそうにハリーに「駄目なのよ」と言ったのでした。去年もそうだったのですがロンとハーマイオニーは監督生になったので最初は監督生用の車両に行かなくてはならなかったのです。これはやはり?

長年の慣れというのでしょうか?ハリーは「ああそうか。忘れてた」と言いましたが、ウィーズリーおばさんが腕時計を見ながら「あと数分しかないので汽車に乗ったほうがいい」と言うとハリーはとっさに心を決めて・・・

夏休み中にダイアゴン横丁に行った時フレッドとジョージの店の奥にいたと主張したハリーたちが実際はどこにいたのかをアーサー氏に告白することにしたのです。ハリーが話し始めるとアーサー氏は察しがついたようで・・・

ハリーは自分たちは「透明マント」を被ってドラコ・マルフォイを尾行していた。それはマルフォイが何かを企んでいると思ったからです。あいつは母親を撒いてどこかに行こうとしていた。だからその理由が知りたかった。

アーサー氏の呆れながらも面白がっている顔を無視してハリーは話し続けました。そしてドラコ・マルフォイがボージン・アンド・バークスの店に入って店主のボージンを脅し始め何かを修理する手助けをさせようとして・・・

さらにもう1つ別の物を保管しておくようにとも言っていた。それは修理が必要な物と同じ種類の物のような言い方だった。さらにハリーはドラコ・マルフォイの左腕には「闇の印」が刻印されていると思うとも言ったのでした。

そんなハリーの主張に対してアーサー氏はヴォルデモートが16才の子を受け入れるとは思えない。さらにルシウス・マルフォイが逮捕された時には魔法省は館を強制捜査して危険と思われる物は全て持ち帰ったと言うのです。

ハリーはなおも「何か見落としたんだと思います」と言うのに対してアーサー氏は「そうかもしれない」と言ってくれましたが、ハリーはアーサー氏が調子を合わせているだけだと感じました。ところがそうではなかったのです。

そこで汽笛が鳴ったのでハリーは列車に乗らなくてはならなかったのですが「日刊予言者新聞」にアーサー氏がマルフォイの館を捜査したという記事が載ったのです。アーサー氏はハリーの主張を受け入れてくれていたのです。

しかし結局収穫なしに終わったのでした。

3-3.19年後の9月1日には
第1巻「賢者の石」から第5巻「不死鳥の騎士団」まではハリーがキングズ・クロス駅に帰って来る場面が登場しているのですが、第6巻「謎のプリンス」ではダンブルドアの葬式が終了した所までしか描かれていないんですよね。

さらにハリーは翌年度は学校には戻らずヴォルデモートの分霊箱を見つけ出して破壊する活動に専念することにしたため、ホグワーツ特急にも乗らずキングズ・クロス駅の9と3/4番線に足を踏み入れることもありませんでした。

次にキングズ・クロス駅の9と3/4番線にハリーが実際に入る場面が登場するのは第7巻「死の秘宝」の最終章でした。それ以前には「叫びの屋敷」でスネイプが命と引き換えにハリーに差し出した「記憶」の中で登場しています。

ハリーはジニーと結婚して二男一女を設けて幸せに暮らしていました。長男のジェームズは既にホグワーツに入学していて今年度は次男のアルバスが入学するという年でした。そして末っ子で長女のリリーは2年後の入学でした。

ハリーは「スリザリンだったらどうしよう?」と不安がる次男アルバスに対し「お前はアルバスにセブルスというホグワーツの2人の校長の名前を貰っている」そしてその1人はスリザリンで父さんが知っている人の中でも・・・

おそらく一番勇気のある人だった。だからもしお前がそうなったとしてもスリザリンは素晴らしい生徒を1人獲得したということだ。父さんも母さんもどちらでも構わないんだよ。もしお前にとって大事なことだったら・・・

お前はスリザリンではなくグリフィンドールを選べる。組分け帽子はお前が「どっちを選ぶのか?」を考慮してくれる。そしてハリーは初めて我が子に「自分の希望を叶えてくれた」ということを打ち明けたというわけです。

汽車が動き出しハリーは興奮で輝いている息子の顔をじっと見ながら一緒に歩いたのでした。息子がだんだん離れて行くのを見送るのは何だか生き別れになるような気持ちでしたが、ハリーは微笑みながら手を振ったのでした。

「あの子は大丈夫よ」とジニーがつぶやくように言ったのでした。これまではウィーズリー夫妻や不死鳥の騎士団のメンバーなどに見送られていたハリーが19年後には我が子を見送る立場になっていたというわけなんですよね。

最後に
今週は第2巻「秘密の部屋」と第4巻「炎のゴブレット」の場面は省略させていただきました。第2巻「秘密の部屋」を省いたのは屋敷しもべ妖精のドビーが邪魔をしたのでハリーが9と3/4番線に入れなかったからというわけです。

第4巻「炎のゴブレット」の場面は実は盛り込みたかったのですが「たった1人で何も知らないハリー」と「ハーマイオニーとウィーズリー家の人たちを引き連れてのハリー」を際立たせたかったので、その2つを並べてみました。

他にも例があるのですが実はローリングさんはハリーがキングズ・クロス駅を利用する時の場面は、なるべくワンパターンにならないように工夫してくれていたようなので、このようにして記事に出来るというわけなんですよね。
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