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先週はキングズ・クロス駅を取り上げたので、今週はそれに関連してホグズミード駅のほうを紹介してみることにしました。新入生は組分けの儀式を受けるため上級生とは別行動でホグワーツ城に入ります。初めて入った大広間はハリーがこれまで夢にも見たことがないほどの素晴らしい光景が広がっていたのでした。(全3項目)

3-1.初めてのホグズミード駅
車内に「あと5分でホグワーツに到着します」という声が響き渡るとハリーは緊張で胃が引っくり返りそうでしたし、ロンもハリーと同じ気持ちなのか?そばかすだらけの顔が青白く見えました。扉を開けて外に出ると・・・

小さくて暗いプラットホームでした。夜の冷たい空気にハリーは身震いしました。すると生徒たちの頭上にゆらゆらとランプが近づいて来てハリーの耳に懐かしい声が聞こえて来ました。それはハリー11才の誕生日以来の・・・

「イッチ(1)年生!イッチ年生はこっち!ハリー元気か?」

ハグリッドの大きな髭面が大勢の生徒の向こうから笑いかけていました。ハグリッドは新入生たちに「従いて来いよ。もう1年生はいないかな?足元に気をつけろ」と呼びかけていました。ハリーを含めた新入生たちは・・・

滑ったりつまずいたりしながら険しくて狭い小道をハグリッドに続いて降りて行ったのでした。右も左も真っ暗だったのでハリーは木が鬱蒼と生い茂っているのだろうと思ったのでした。するとハグリッドが振り返って・・・

「みんなホグワーツがまもなく見えるぞ」

「この角を曲がったらだ」とハグリッドが言った直後に「うぉーっ!」という声が一斉に湧き起こりました。狭い道が急に開けたかと思うと大小様々な塔が立ち並んで、キラキラと輝く窓が星空に浮かび上がっていたのでした。

そしてハグリッドは・・・

3-2.ボートに乗って
ハグリッドは岸辺に繋がれた小船を指差し「4人ずつボートに乗って!」と言いました。ハリーとロンが乗り2人の乗ったボートに続いて乗ったのはネビルとハーマイオニーでした。新入生全員が乗ったことを確認すると・・・

ハグリッドが「よーし、では進めえ!」と言うとボート船団は同時に動き出して、鏡のような湖面を滑るようにして進んだのでした。全員が押し黙って巨大な城を見上げていたのでした。向こう岸の崖が近づくにつれて・・・

城が頭上にのしかかって来ました。先頭のボートが崖下に到着した時ハグリッドが「頭、下げぇー!」と掛け声をかけました。一斉に頭を下げるとボート船団は蔦のカーテンをくぐって陰に隠れてポッカリと空いている・・・

崖の入口に進みました。城の真下と思われる暗いトンネルをくぐると地下の船着場に到着したのでした。新入生全員が岩と小石の上に降り立ちました。みんなが下船した後ボートを調べていたハグリッドがこう声を上げました。

「ホイお前さん!これお前のヒキガエルかい?」
「トレバー!」

ネビルは大喜びで手を差し出しました。探していたペットのヒキガエルのトレバーがようやく見つかったのです。生徒たちはハグリッドのランプの後に従ってゴツゴツした岩の路を登り湿った滑らかな草むらの城影の中に・・・

たどり着きました。新入生たちが石段を登って巨大な樫の木の扉の前に集まるとハグリッドは改めて新入生全員がいることとネビルがちゃんとヒキガエルを持っていることを確認した後に城の扉を3回叩きました。すると・・・

扉が開いてエメラルド色のローブを着た背の高い黒髪の魔女が現れました。とても厳格そうでハリーは見た瞬間に「この人には逆らってはいけない」と思いました。ハグリッドがマクゴナガル先生に1年生の皆さんですと・・・

報告をするとマクゴナガル先生はハグリッドに「ご苦労様。ここからは私が預かりましょう」と言って扉を大きく開けました。そこは玄関ホールでダーズリーの家が丸々入りそうなほど広くて石壁が松明の炎に照らされて・・・

天井はとてつもなく高くて壮大な大理石の階段が正面から上へと続いていました。マクゴナガル先生は石畳のホールを横切って脇にある小さな空き部屋に1年生を案内しました。生徒たちは不安そうに周囲を見回しながら・・・

互いに寄り添って立っていました。マクゴナガル先生は「ホグワーツ入学おめでとう」と挨拶をして「新入生の歓迎会がまもなく始まりますが大広間の席につく前に皆さんが入る寮を決めなくてはなりません」と言ったのでした。

寮の組分けはとても大事な儀式でホグワーツにいる間は寮生が学校での家族のようなものです。教室でも一緒に勉強し寝るのも寮で自由時間は寮の談話室で過ごすことになります。ここでマクゴナガル先生は寮は4つあり・・・

グリフィンドールにハッフルパフそれにレイブンクローとスリザリンで、それぞれに輝かしい歴史があり偉大な魔女や魔法使いが卒業しました。そして得点制度の説明をした後マクゴナガル先生は学校側の準備が出来たら・・・

戻って来ますので身なりを整えて静かに待っているようにと言って一旦部屋を出て行ったのでした。

そしていよいよホグワーツの大広間に!

3-3.初めての大広間
ホグワーツの大広間はハリーがこれまで夢に見たこともないほど不思議で素晴らしい光景が広がっていました。何千という蝋燭が空中に浮かんで4つの長テーブルを照らしていました。もう既に上級生たちは着席していました。

それぞれのテーブルの上にはキラキラ輝く金色の皿とゴブレットが置いてありました。上座にも長テーブルがもう1つあって先生方が座っていたのでした。マクゴナガル先生は上座のテーブルの所まで新入生を引率すると・・・

上級生に顔を向け先生方に背を向ける格好で1年生を一列に並ばせました。上級生の視線が一斉に降り注ぐのを感じてハリーがそれから逃れるように天井を見上げると、ビロードのような黒い空に星が点々と光っていたのでした。

ハーマイオニーが「本当の空に見えるように魔法がかけられているのよ。ホグワーツの歴史に書いてあったわ」と説明しているのが聞こえて来ました。しかしそこに天井があるようにはとても見えませんでした。大広間は・・・

まさに天空に向かって開いているようにハリーには感じられたのでした。するとマクゴナガル先生が1年生の前に黙って4本足の椅子を置いたのでハリーは慌てて視線を元に戻したのでした。そして椅子の上に置かれたのは?

魔法使いの被るとんがり帽子が置かれました。その帽子と来たら継ぎはぎだらけでボロボロでとても汚らしくてハリーはペチュニア叔母さんなら「こんな帽子は家の中に置いておかないだろう」と思ったのでした。すると・・・

上級生も新入生も全員がその帽子をじっと見つめるので大広間は一瞬水を打ったように静かになりました。するとその帽子がピクピクと動き出して破れ目がまるで口のように開いたかと思うと何と帽子が歌い始めたのでした。

歌が終わると広間にいた全員が拍手喝采をしました。そして4つのテーブルにそれぞれお辞儀をして帽子は静かになりました。控えの部屋にいた時「いったいどうやって入る寮を決めるのか?」が議論になっていましたが・・・

判ってみれば至極単純で簡単なことだったのです。そしてハリーはグリフィンドールに組分けされたのでした。

今日の最後に
新入生たちがボートで湖を渡ってホグワーツ城に入った時ボートを調べていたハグリッドがネビルのヒキガエルのトレバーを見つけ出してネビルに渡す場面がありました。ネビルはホグワーツ特急に乗っている間中ずっと・・・

トレバーを探していてハーマイオニーにも手伝ってもらい、ハリーとロンのいるコンパートメントには二度も足を運んだのに結局見つかりませんでした。でも見つかってみればどうやらハリーたちの乗っていたボートに・・・

トレバーも乗っていたようなのでホグワーツ特急内でも意外にネビルの目が届かない身近な所にいたような気が私はしますね。(笑)
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