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今週はハリーポッター・シリーズの作品中で持っている杖が明らかになった人たちが「どうやってその杖を手に入れたのか?」あるいは「どのような経緯で明らかになったのか?」について改めて振り返ってみたいと思います。11才の誕生日にハリーはオリバンダーの店に行って杖を買い求めたのですが・・・(全3項目)

3-1.ルビウス・ハグリッド
「41センチの樫の木。よく曲がる」これがハグリッドの杖です。ハリー11才の誕生日に杖を買うために最後に立ち寄った店でオリバンダー翁がそう言及しているんですよね。ちなみに杖の芯が何なのかは明らかにされていません。

そしてオリバンダー翁は突然険しい口調になって「お前さんが退学になった時真っ二つに折られてしもうたのじゃな?」と無念の思いを滲ませて言うとハグリッドは「折られました。はい」と答えたのでした。ところが・・・

「でもまだ折れた杖を持ってます」と言うハグリッドにオリバンダー翁は「まさか使ってはおるまいの?」と問い質しましたが「とんでもない」と答えつつハグリッドがピンクの傘の柄を握り締めるのをハリーは見たのでした。

実際ハリーはハグリッドが杖を使う所を「4回」目撃しているんですよね。1回目はハリーが11才になった直後にバーノン叔父さんがダンブルドアを罵倒する発言をしたことに怒ってダドリーのお尻に豚の尻尾を生やしています。

2回目は夜が明けて舟に乗って岸に戻る時に「漕ぐちゅうのも癪だな」ということで、ハグリッドはハリーに目配せをして「ホグワーツではバラさんでくれるか?」と訊くとハリーは魔法が見たくてウズウズしていたので・・・

「もちろんだよ」と言うとハグリッドはピンクの傘を取り出して船べりを傘で二度叩いたのでした。すると舟は滑るように岸に向かったのでした。3回目はハリーと2人でダイアゴン横丁に入る入口を開ける時に使っていますね。

こうして11才の誕生日にはハリーの前で結構立て続けに杖を使っていたハグリッドだったのですが、4回目はハリー6年生の学期終盤でダンブルドア校長が死んだ夜のことだったのです。死喰い人の1人が逃げて行く際に・・・

ハグリッドの小屋に火を放って行ったのでハリーが「小屋の火を消そう」と言って「アグアメンティ、水よ」と唱えるとハグリッドも「そんなようなもんだったな」と言ってピンクの花柄の傘を構えて同じ呪文を唱えたのでした。

3-2.ハリー・ポッター
そんなわけでハリーは11才の誕生日にオリバンダーの店で杖を買いました。オリバンダー翁はハリーが自分は右利きだと言うとハリーの肩から指先そして手首から肘さらには肩から床次には膝から腋の下そして頭の周りと・・・

寸法を測りながら自分の店の杖は1本1本が強力な魔力を持った物を芯に使っている。ユニコーンのたてがみに不死鳥の尾羽根そしてドラゴンの心臓の琴線。それぞれが皆違うのでここには同じ杖は1本もない。したがって・・・

たとえ他の魔法使いの杖を使っても決して自分の杖ほどの力は出せないんだそうです。オリバンダー翁は棚の間を飛び回って箱を取り出していたのでした。オリバンダー翁がハリーに一番最初に持たせて試したのはこの杖でした。

「ぶなの木にドラコンの心臓の琴線。23センチ良質でしなりが良い」

ハリーは杖を取り何だか気恥ずかしい思いで杖を少し振りました。するとオリバンダー翁はあっという間にハリーの手からその杖をもぎ取ってしまい今度はまた違う杖をハリーに渡して試させたのでした。それはこの杖でした。

「楓(かえで)に不死鳥の尾羽根。18センチ振り応えがある」

ハリーは試してみました。ところが振り上げるか上げない内にオリバンダー翁はまたしてもハリーの手からその杖をひったくってしまいました。オリバンダー翁は「だめだ。いかん」と言うと再び違う杖をハリーに持たせました。

「黒檀とユニコーンのたてがみ。22センチバネのよう」

これも駄目でハリーは次々と試してみました。いったいオリバンダー翁は何を期待しているのか全く分りません。試し終わった杖の山がだんだん高く積み上げられて行きます。ところが棚から新しい杖を下ろして来る毎に・・・

オリバンダー翁はますますうれしそうな顔をして「難しい客じゃの」と言いつつも「心配なさるな。必ずピッタリ合うのをお探ししますでな」と言うのです。そして滅多にない組み合わせだと言いながら出して来たのが・・・

「柊と不死鳥の羽根。28センチ良質でしなやか」

ハリーがこの杖を手に取ると急に指先が暖かくなりました。杖を頭の上まで振り上げ埃っぽい店内の空気を切るように振り下ろすと杖の先から赤と金色の火花が流れ出して光の玉が踊りながら壁に反射しました。ようやく・・・

ハリーに合う杖が見つかりました。オリバンダー翁は何度も繰り返し「不思議じゃ」と言ったのでした。それこそハリーの額に稲妻形の傷をつけることになった「あの杖」と共通の芯を持つ兄弟杖だったというわけなんですよね。

3-3.ヴォルデモート卿
この人の場合は父親がマグルで母親のメローピーは死ぬ時に息子に何にも残していかなかったため、当然オリバンダーの店で買い求めたというわけです。イチイの木に不死鳥の尾羽根で34センチ。ヴォルデモートはずっと・・・

この杖で満足していました。何の不満もありませんでした。ところがこのイチイの木の杖は1才3ヵ月と14才11ヵ月の時と二度に渡ってハリー・ポッターを殺害することに失敗してしまったのです。二度目に失敗した時には・・・

当初ヴォルデモートは自分よりハリーのほうが優れているため敗れ去ったのでは?と恐れましたが、拉致したオリバンダー翁から同じ不死鳥の尾羽根を使っている兄弟杖だということを聞き出して全ては解決すると考えたのです。

ヴォルデモートは配下の死喰い人の1人ルシウス・マルフォイに杖を差し出させ「今度こそは!」と思いました。ところが何故かハリーの杖から黄金の炎が噴き出しルシウスの杖は破壊されてしまったのです。またしても・・・

ヴォルデモートはハリー・ポッターを殺害することに失敗してしまったのでした。それは二度の時ハリーが「戦って死ぬんだ!」とむしろ死を積極的に迎え入れることでハリーの勇気がヴォルデモートを凌駕したことで・・・

ハリーの柊の杖がヴォルデモートの杖の強力な魔力の一部を吸収した。そのためヴォルデモートは再び敗れ去ったのですが、それを認めたくなかったヴォルデモートは全ての杖を破ると噂に聞く杖を手に入れようとしたのです。

ヴォルデモートにとってはニワトコの杖への執着がハリーに対するものに匹敵するほど強くなりました。ニワトコの杖を手に入れれば自分の最後の弱みが取り除かれ何者にも負けない。自分を真に無敵にすると考えたのです。

ところが!

今日の最後に
ハリーはヴォルデモートとの最後の戦いに勝利してニワトコの杖を手にしました。しかし「この杖は役に立つどころか厄介なことばかり引き起こして来た」と言って所有することを放棄しダンブルドアの墓に戻してしまいました。

ハリーがニワトコの杖で行使した魔法はただ1つ「レパロ!直れ!」だけでした。これで柊と不死鳥の杖を直したのです。つまり杖職人のオリバンダー翁が「ここまで折れてしまった杖は修理できない」と言っていた杖が・・・

ニワトコの杖なら直せるということですよね。私はダンブルドアはニワトコの杖でハグリッドの樫の木の杖を修理したとそう思いますね。ただしダンブルドアは直した杖をハグリッドに渡す時1つの条件を出したとそう思います。

「わしの許可なしではその杖を使ってはならん」
Secret

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