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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

三大魔法学校対抗試合の競技開始に先立ち代表選手の杖の状態を確認するために「杖調べ」という儀式が行われましたが、その杖の中にはオリバンダー翁が使用したことのない材料を杖の芯に使っているケースがありました。少々気まぐれになるという「その杖」を持っていたのは?(全3項目)

3-1.ロン(ロナルド)・ウィーズリー
ロンの場合ウィーズリー家は7人の子沢山一家でしかも残念ながら決して裕福とは言い難いので、ホグワーツ入学と同時にオリバンダーの店で杖を買い求めるというわけにはいかず入学当時は次男チャーリーのお下がりでした。

しかも取り扱い方が手荒だったのか?あっちこっちがボロボロと欠けていて杖の端からは何やら白いキラキラするものが覗いていました。それは何でも杖の芯のユニコーンのたてがみとのことでした。ところがその杖は・・・

2年生の新学期初日ハリーとロンは屋敷しもべ妖精のドビーにホグワーツ特急に乗るのを邪魔されて、父親のアーサー氏所有の空飛ぶフォード・アングリアでホグワーツに行ったのですが車は学校の手前で失速してしまい・・・

車は校庭に植えられていた「暴れ柳」に突っ込みロンの杖はその時真っ二つに折れてしまったのでした。その年度中一杯杖は全く役に立たず挙句の果てには「闇の魔術に対する防衛術」の教師ギルデロイ・ロックハートが・・・

ハリーとロンに忘却術をかけようとして術が逆噴射してロックハート自身にかかってしまい、ロックハートは記憶を失ってホグワーツを去り記憶を取り戻すために聖マンゴ魔法疾患障害病院に入院することになってしまいました。

すると運のいいことに3年生の夏休み期間中に父親のアーサー氏が「日刊予言者新聞」のガリオンくじグランプリを当てて「700ガリオン」を獲得したのでした。その賞金でロンはピカピカ新品の杖を買ってもらったのでした。

「柳の木にユニコーンの尻尾の毛。33センチ」

これがオリバンダーの店で購入したロンの杖というわけです。ところが僅か4年余りでロンはこの杖を失うことになってしまったのです。

3-2.三大魔法学校対抗試合の代表選手
三大魔法学校対抗試合の競技開始に先立ち代表選手の杖が良い状態かどうかを確認するために「杖調べ」という儀式が行われハリーも参加したというわけです。代表選手の杖を調べる役目に当たったのはオリバンダー翁でした。

ハリーにとっては11才の誕生日に杖を買い求めて以来の再会でした。窓際にひっそりと立っていたオリバンダー翁はダンブルドア校長に紹介されて部屋の中央に進み出るとまず最初にフラー・デラクールに声を掛けたのでした。

フラーは軽やかにオリバンダー翁のそばに行き杖を渡しました。オリバンダー翁が長い指に挟んだ杖をバトンのようにくるくる回すと杖はピンクとゴールドの火花を幾つか散らしました。さらにオリバンダー翁はその杖を・・・

目元に近づけると仔細に調べました。フラーの杖は紫檀の木で24センチそしてしなりにくい。そして何と杖の芯にはヴィーラの髪の毛が使われていたのです。フラーが言うにはそれはフラーのおばあさんのものなのだそうです。

オリバンダー翁は杖の芯にヴィーラの髪の毛を使ったことはないそうです。オリバンダー翁の見解によればヴィーラの髪の毛を使うと少々気まぐれな杖になるそうです。それでも人それぞれですしフラーに合っているなら・・・

そう言った後オリバンダー翁は杖に指を走らせて傷や凸凹を調べ「オーキデウス!花よ!」と呟くと杖先にワッと花が咲きました。そしてオリバンダー翁は「上々の状態じゃ」と言うとフラーに花と一緒に杖を渡したのでした。

オリバンダー翁は次にセドリック・ディゴリーの杖に取り掛かりました。当然それはオリバンダー翁自身が製作した杖でした。杖の芯は何でも身の丈160センチもある際立って美しいオスのユニコーンの尻尾の毛なんだそうです。

尻尾の毛を引き抜いた時危うく角で突き刺される所だったそうです。トネリコ材で30センチ心地よくしなる。オリバンダー翁が「しょっちゅう手入れしているのかね?」と訊くとセドリックは「昨夜磨いた」と答えたのでした。

オリバンダー翁はセドリックの杖先から銀色の煙の輪を次々と放ち「結構じゃ」と宣言しました。そして次にはビクトール・クラムの杖に取り掛かったのでした。それはブルガリアの杖職人グレゴロビッチの製作した杖でした。

クマシデにドラゴンの心臓の琴線で26センチかなり頑丈。オリバンダー翁が「エイビス!鳥よ!」と唱えると銃を撃つような音と共に杖先から小鳥が数羽さえずりながら飛び出して開いていた窓から飛び去って行ったのでした。

オリバンダー翁は最後にハリーの杖を調べました。ハリーが杖を渡すとオリバンダー翁はその淡い目を輝かせ「よーく覚えておる」と言ったのでした。オリバンダー翁が売った杖の中でもとりわけ印象深い杖だったんでしょうね。

オリバンダー翁は他の杖よりずっと長い時間をかけてハリーの杖を調べました。最後に杖からワインを湧き出させて杖は今も完璧な状態を保っていると告げて、オリバンダー翁はハリーに杖を返してこれで杖調べの儀式は・・・

無事終了したのでした。

3-3.ネビル・ロングボトム
オーガスタ夫人にとって共に闇祓いにまでなった息子のフランクと嫁のアリスは夫婦揃って才能豊かで魔法使いの間では非常な尊敬を集めていたということできっと鼻高々で自慢の息子夫婦だったんでしょうね。ところが・・・

オーガスタ夫人にしてみればそんな両親の才能を受け継がなかった孫のネビルは口惜しいと言う他なかったのです。魔法試験局の局長で友人のグリゼルダ・マーチバンクス女史に対してもオーガスタ夫人は孫ネビルのことを・・・

会うたびに「孫のネビルは父親のようには出来が良くない」と言っていたのだそうです。したがっておばあさんのオーガスタ夫人と魔法試験局の局長グリゼルダ・マーチバンクス女史が友人関係だからといってネビルが・・・

試験で有利になるなどということは全くないというわけです。ところが5年生の学期末にネビルがあのハリー・ポッターと肩を並べて死喰い人と戦ったことで、オーガスタ夫人の孫ネビルに対する認識が劇的に変化したのでした。

死喰い人との戦いの最中にネビルはかつては父親の物だった杖を折ってしまい「これは相当ばあちゃんに怒られるだろう」と思っていたのですが、オーガスタ夫人はネビルが全く予想していなかった反応を示して来たのでした。

オーガスタ夫人は「ネビルがやっと父親のフランクに恥じない魔法使いになり始めた」と喜んでくれたのです。そしてネビルにオリバンダーの店で新しい杖を買ってくれたのでした。ネビルが取り出してハリーに見せた杖とは?

「桜の木にユニコーンの毛」

今日の最後に
改めて対抗試合の時に行われた杖調べの儀式の場面を読み返してみるとハリーはコリン・クリービーに地下牢教室から連れ出されてその部屋に入るまで知りませんでしたが、セドリックのほうは事前に知らされていたようですね。

何故ハリーは知らなくてセドリックは知っていたのか?スネイプもまた知らなかったようですね。私が思うには代表選手を出した2つの寮つまりグリフィンドールとハッフルパフの寮監の先生は知っていたと私はそう思いますね。

おそらくハッフルパフの寮監のスプラウト先生はセドリックに事前に知らせて「杖をきれいにしておくように」と言ったのに対してグリフィンドールの寮監のマクゴナガル先生は「当日誰かを呼びにやればいい」と思って・・・

杖を磨くなど特別なことをする必要はないと判断したからマクゴナガル先生はハリーに事前に知らせるということはしなかったんだと私はそう思います。寮監の判断が分かれたのでこういう違いが出たんだと私はそう思いますね。

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