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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

何ゆえダンブルドアは100年以上も行われていなかった三大魔法学校対抗試合を復活開催させたのか?それにはハリーを死喰い人以外では唯一のヴォルデモート復活の目撃者にしたり、数々の人と人との出会いを演出するためだったのです。最後の課題当日ダンブルドアは代表選手の家族を招待すると称して・・・(全3項目)

3-1.アルバス・ダンブルドアの思い、その1
ダンブルドアは一見するとヴォルデモートにまんまと出し抜かれて復活を許してしまったように見えますが、当然いずれこうなることは解っていたというわけです。それならば今度復活する時には遅れを取らないようにと・・・

リトル・ハングルトンの教会墓地に到着した直後にセドリック・ディゴリーは殺害されてしまい、その場で復活したヴォルデモート卿を見たのは死喰い人以外ではハリー1人だけでした。つまりダンブルドア側の人間では・・・

ヴォルデモートの復活を目撃したのはハリーだけだったのです。ハリーに命を助けられたという負い目を抱えていたワームテールは憎んでいる魔法使いは他にも沢山いるのだから何もハリーにこだわる必要はないと言いました。

そう言われてもヴォルデモートは前より強くなって蘇るにはハリーの血がどうしても必要だと言ったのです。それはハリー1年生の学期末にハリーに触れることさえできず敗れ去ったことが念頭にあったというわけなんですよね。

ダンブルドアはバーテミウス・クラウチ・ジュニアがアズカバンを脱獄して自宅に幽閉されていたことも知っていました。さらにそのクラウチ・ジュニアがムーディに成り済ましてホグワーツにやって来ることも解っていました。

つまりハリーが4人目の代表選手に選ばれることもムーディに成り済ましたクラウチ・ジュニアが決してハリーを傷つけないことも、ハリーが必ず優勝するよう誘導することも承知の上で偽ムーディを迎え入れたというわけです。

そもそも100年以上も行われていなかった三大魔法学校対抗試合を復活開催させたのは、ヴォルデモート卿の復活をむしろ利用して様々な人々の数多くの出会いを演出する意図もダンブルドアにはあったというわけなんですよね。

3-2.アルバス・ダンブルドアの思い、その2
そんなわけでダンブルドアは百も承知だったというわけなんですが、ムーディに成り済ましてホグワーツに潜入したクラウチ・ジュニアが何よりも恐れたのはムーディとは旧知の仲のダンブルドアに正体を見抜かれることでした。

だからダンブルドアの要請に応えて教えるべきことは教えなくてはなりませんでした。ハリーにとっては驚くべきことにムーディは個々の生徒に「服従の呪文」をかけて生徒がそれに抵抗できるかどうかを試すと言い出しました。

ハーマイオニーがためらいがちに「同類であるヒトに使用することは違法だとおっしゃいました」と言って暗に反対をすると、ムーディは「ダンブルドアがどういうものかを体験的に教えて欲しい」と言ったと返事をしました。

ムーディは杖を一振りして机を片付け教室の中央に広いスペースを作りました。そして生徒を1人ずつ呼び出して「服従の呪文」を掛け始めました。ハリーは呪いのせいでクラスメイトがおかしなことをするのを見ていました。

ディーン・トーマスは国歌を歌いながら片足ケンケン跳びで教室を3周しました。ラベンダー・ブラウンはリスの真似をしました。ネビルは普通だったら到底できないような見事な体操演技を立て続けにやってのけたのでした。

誰1人として「服従の呪文」に抵抗できた者はいませんでした。ムーディが呪いを解くと初めて我に返るのです。そしてムーディが唸るように呼んでハリーの番が巡って来たのです。ムーディが杖を上げてこう唱えると・・・

「インペリオ!服従せよ!」

最高に素晴らしい気分でした。全ての思いも悩みも優しく拭い去られつかみどころのない漠然とした幸福感だけが頭に残ってハリーはふわふわと浮かんでいるような心地がしました。ハリーはすっかり気が緩んで周囲の・・・

生徒たちが自分を見つめていることをぼんやりと意識しながらその場に立っていました。するとムーディの声が虚ろになった脳みその遠くに響き渡るように聞こえて来ました。その声は「机に飛び乗れ」と言って来たのでした。

ハリーは膝を曲げると跳躍の準備をしました。ところが頭のどこかで「待てよ。何故?」と別の声が目覚めました。その声は「馬鹿げてる」と言った後さらに「嫌だ。そんなこと気が進まない」と言い出したのです。そして・・・

次の瞬間ハリーはひどい痛みを感じました。飛び上がると同時に飛び上がるのを自分で止めようとしたのです。その結果机にまともにぶつかり机を引っくり返していました。すると頭の中の虚ろな感覚が消えたと思ったら・・・

「よーし、それだ!それでいい!」

ハリーは自分の身に何が起こっていたのかをはっきりと覚えていました。ムーディはハリーが「服従の呪文」に抵抗したと言ってひどく喜んで「もう一度やる」と言い始めたのです。そして奴らはハリーを支配するのには・・・

てこずるだろうと言ってハリーに力量を発揮させると言い張って「4回」も続けて練習させ、ハリーが完全に呪文を破る所まで続けさせたのでした。これが復活直後にヴォルデモートがハリーに「服従の呪文」をかけて・・・

破ることに繋がったのです。

3-3.アルバス・ダンブルドアの思い、その3
「第3の課題」当日の朝ハリーはマクゴナガル先生に「代表選手の家族が招待されて最終課題の観戦に来ています」と言われ困惑させられることになりました。自分には命を危険にさらして戦うのを見に来てくれる人などいない。

「ハリー、来いよ。みんな君を待ってるよ!」

セドリックにこう言われてハリーは「ダーズリーたちが来るなんて有り得るのか?」と当惑しながら大広間を横切って小部屋の扉を開けると何と!そこでハリーを待ち受けていたのはウィーズリーおばさんとビルだったのです。

新学期初日に「いっそ休暇を取って見物に行くか」と言っていたビルにとっては願ってもないことだったのです。3人が話しているとフラー・デラクールが母親の肩越しにビルを相当に関心がありそうな目で見ていたのでした。

するとフラーは「英語がもっと上手になりたいから」と言ってパートタイムでグリンゴッツに入って来ました。しかしそれは表向きの理由で当然グリンゴッツに就職したのはビルがお目当てだったというわけです。そして・・・

ハリーにロンにハーマイオニーの3人が最終学年の年度を迎える直前の夏休みの8月1日にビルとフラーは結婚してティンワース郊外の海辺に「貝殻の家」を構えたのです。そこはハリーたちがマルフォイの館を脱出して・・・

グリンゴッツのレストレンジ家の金庫に収められていたヴォルデモートの分霊箱ヘルガ・ハッフルパフの金のカップを奪うため小鬼のグリップフックと共に計画を練るための拠点になったのです。もしもビルとフラーが・・・

結婚してなかったら口やかましいフレッドやジョージにジニーさらにはウィーズリーおばさんのいるミュリエルの家に行くしかありませんでした。物静かなビルの家だったからこそハリーたちはグリンゴッツ破りの計画を・・・

練ることに集中できたのです。このようにしてダンブルドアは自分の死後のことまで考えて措置を施していたのです。

最後に
何故ダンブルドアは100年以上ぶりに三大魔法学校対抗試合試合を開催させたのか?については他にもハリーとヴォルデモートの柊とイチイの木の兄弟杖を対決させることでヴォルデモートの杖が持っていた魔力の一部を・・・

吸収させることによりハリーはまたしてもヴォルデモートの魔の手を逃れることができました。さらにヴォルデモートが復活する時にハリーの血を取り込んだことでハリーを不死身にすることになって、この時には既に・・・

最後の戦いでハリーが勝利することが確定していたことなど三大魔法学校対抗試合が行われたことでハリーが得たメリットや恩恵は計り知れなかったというわけです。ヴォルデモートは対抗試合を利用して復活したことは・・・

ダンブルドアには「してやったり!」とすっかり騙し切ったつもりでいたのでしょうが、実はダンブルドアは騙されたフリをしながら騙していたわけでダンブルドアのほうが役者が一枚も二枚も上だったというわけなんですよね。

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