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権威ある者は常にトラブルを引き寄せる。1才の時からヴォルデモートに命を狙われるようになってしまったハリーがホグワーツに入学すると相次いで数々のアクシデントに巻き込まれることになってしまったのでした。それはさらにハリーの2人の親友ロンとハーマイオニーにも波及することになったのです。(全3項目)

3-1.第3の課題終了後に・・・
1年生の時にはクィレルに取り憑いたヴォルデモート卿と対決して意識不明になり、2年生の時にはクィディッチの開幕戦で右腕を骨折の果てに骨抜きにされ、3年生の時はクィディッチ競技場に吸魂鬼が乱入して気を失い・・・

こうして何と3年連続で医務室とマダム・ポンフリーのお世話になってしまったハリーだったのですが、4年生の学期末にもハリーは三大魔法学校対抗試合の最後の課題終了後に病棟のベッドで一夜を過ごすことになったのでした。

不死鳥フォークスの癒しの涙で怪我のほうは完治したのですが、ダンブルドアの勧めで今夜は寮には戻らず魔法睡眠薬で安静にしたほうがいいということで、黒い犬の姿に変身したシリウスが付き添い医務室に向かったのでした。

ダンブルドアは医務室にいたウィーズリーおばさんにロンとハーマイオニーそれとビルの4人に「ここにいたければそうしてもいいが今夜はハリーに質問してはならぬ」今ハリーに必要なのは安らかに静かに眠ることだと・・・

マダム・ポンフリーはハリーを近くのベッドに連れて行きました。そしてパジャマを渡してベッドの周りのカーテンを閉めると一旦事務所に戻り、再び姿を現した時には手にゴブレットと紫色の薬が入った小瓶を持っていました。

マダム・ポンフリーはハリーに「これを全部飲まないといけません」と言ったのでした。この薬を飲めば夢を見ずに眠ることができるんだそうです。ハリーがゴブレットを取って少し飲んでみるとすぐに眠くなったのでした。

周囲のもの全てがぼやけて来ました。病室中のランプがカーテンを通して親しげにウィンクしているようでした。羽布団の温もりの中に全身が深々と沈んで行くようでした。薬を飲み干す前に一言も口を利く間もなく・・・

疲労がハリーを眠りへと引き込んで行ったのでした。ところがハリーが次に目覚めた時には魔法大臣コーネリウス・ファッジがヴォルデモート卿が復活したというハリーの証言を真っ向から否定するという衝撃の出来事が・・・

待ち受けていたのです。

3-2.ふくろう試験終了後に
それから1年の歳月が経ってふくろう試験が終わった後の日曜日にハリーはやはり医務室にいました。しかしこの時病棟に入院していたのはハリーではなくロンとハーマイオニーの2人のほうだったのです。その場にいたのは?

マダム・ポンフリーにあっという間に踵を治してもらったジニーと同様に鼻の大きさも形も元通りにしてもらったネビルに「ザ・クィブラー」の最新号を小脇に抱えてふらりと立ち寄ったルーナ・ラブグッドもそこにいました。

「ザ・クィブラー」を読んでいるルーナを除く他の4人はハーマイオニーが読み上げる「予言者新聞日曜版」の一面記事を聞いていました。新聞を読んでいる間にもハーマイオニーは少し痛そうに手を肋骨に当てたのでした。

ドロホフがハーマイオニーにかけた呪いはハーマイオニー自身がドロホフにかけた「黙らせ呪文」のせいで声を出して呪文を唱えることができなかったので、その分効果が弱められたもののマダム・ポンフリーによれば・・・

「当分お付き合いいただくには十分な損傷」なのだそうです。そのためハーマイオニーは連日10種類もの薬を飲んでいましたが、めきめき回復してもう医務室に飽きていました。一方脳みその触手に巻きつかれたロンは・・・

両前腕にはっきりとミミズ腫れが残っていました。マダム・ポンフリーが言うには「想念というものは他の何よりも深い傷を残すことがある」のだそうです。しかし「ドクター・ウッカリの物忘れ軟膏」をたっぷり塗って・・・

少しよくなって来たようでした。さらに医務室の反対側のベッドにはケンタウルスにさらわれたものの校長職に復帰したダンブルドアが単身で「禁じられた森」から救出したドローレス・アンブリッジが天井を見つめて・・・

黙って横になっていたのでした。かつてはきちんとしていた薄茶色の髪はくしゃくしゃで小枝や木の葉がまだくっついていましたが、それ以外は怪我をしている様子もありません。マダム・ポンフリーが言う所によれば・・・

「単にショックを受けただけ」だというのです。するとロンが「こうやると生きてる証拠を見せるぜ」と言って軽くパカッパカッと舌を鳴らしたのでした。するとアンブリッジはガバッと起き上がり周囲をキョロキョロと・・・

すかさずマダム・ポンフリーが事務室から首を突き出しアンブリッジに向かって「先生どうかなさいましたか?」と声をかけたのでした。アンブリッジは再び枕に倒れ込んで「夢を見ていた」と言ってごまかしていたのでした。

ハーマイオニーとジニーはベッドカバーで笑い声を押し殺したのでした。ロンとハーマイオニーが完治して退院したのは学期が終わる3日前でした。アンブリッジが医務室を出てホグワーツを去ったのは学期終了日の前日でした。

誰にも気づかれずにホグワーツを出たいと思って夕食時に医務室をそっと抜け出したアンブリッジだったのですが、残念ながら途中でピーブズに出会ってマクゴナガル先生が貸した歩行用の杖とチョーク入りのソックスで・・・

交互に殴られながらアンブリッジは大勢の生徒が見守る中走ってホグワーツを去って行ったのでした。

3-3.毒入りオーク樽熟成蜂蜜酒事件
ヴォルデモートの復活が明らかになるとハリーは再び「生き残った男の子」の座に返り咲きました。それだけでなく今度はヴォルデモートを倒すことができる唯一の人物「選ばれし者」としてもてはやされるようになったのです。

その余波は思ってもみなかった形でロンに及びました。ロンは17才の誕生日にロミルダ・ベインがハリーに贈った惚れ薬入りの大鍋チョコレートを食べてしまい、ハリーは解毒剤を作ってもらうためスラグホーンの部屋に・・・

薬はすぐに効きましたが打ちのめされたような顔で傍らの肘掛椅子に倒れ込むロンを見てスラクホーンは「気付け薬が必要らしいな」と言って、失恋の痛手を追い払うには上等の酒に勝るものはないと言って開けたのが・・・

クリスマスにダンブルドア校長に贈る予定だったオーク樽熟成の蜂蜜酒だったのです。ところがその蜂蜜酒に毒が入っていたのです。ハリーが素早く対応してロンの顎をこじ開けベゾアール石をロンの口に押し込んだので・・・

ロンは一命を取り留めました。しかししばらくの間は入院しなくてはならないということで再び医務室とマダム・ポンフリーのお世話になるということになってしまいました。ところがそれだけでは事が収まらなかったのです。

ロンの代わりにハッフルパフ戦に出場したコーマック・マクラーゲンがキャプテンでシーカーのハリーにゴールキーパーなのにブラッジャーで獰猛な一撃を加えるというアクシデントが起きてハリーはロンを追うように・・・

気がつくとハリーは医務室のベッドに横になっていました。頭が変に重たくて手で触ると包帯で固くターバン巻きにされていました。思わずハリーが「どうなったんだ?」と口走るとマダム・ポンフリーが慌てて出て来て・・・

「頭蓋骨骨折です」

マダム・ポンフリーはハリーを枕に押し戻して「心配いりません。私がすぐに治しました。でも一晩ここに泊めます。数時間は無理しちゃいけません」と言ったのでした。ハリーは一晩ここに泊ってなんかいたくないと・・・

さらに「マクラーゲンを見つけ出して殺してやる」と言いましたが、それは「残念ながら無理するの分類に入ります」とマダム・ポンフリーに突っ込まれてしまい、私が退院を許可するまでここに泊るのです。さもないと・・・

校長先生を呼ぶと言われてしまったのでした。

最後に
そんなわけで最終学年の年度ハリーは生徒として学校に戻らなかったのでマダム・ポンフリーのお世話になりようがなかったのですが、入学してからの6年間でマダム・ポンフリーの治療を受けなかったのは5年生の時だけでした。

さらにロンとハーマイオニーの2人がこれほどまでに頻繁に医務室とマダム・ポンフリーのご厄介になったのも、全ての原因と理由はやはり何と言っても「有名人のハリー・ポッターの親友だったから」というわけなんですよね。
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