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今週はホグワーツ魔法魔術学校校長アルバス・ダンブルドアのペットの不死鳥のフォークスを取り上げてみることにします。ハリーが初めて会った時にはちょうど燃焼日だったのでフォークスは残念ながら醜い姿をしていたのですが、次にハリーが会った時には・・・(全3項目)

3-1.初めての校長室で・・・
当然フォークスはダンブルドアの校長室に住んでいるので、ハリーがフォークスと初対面を果たしたのも初めて校長室に足を踏み入れた時というわけです。2年生のクリスマス休暇の直前にマクゴナガル先生に連れられて・・・

奇妙なゲッゲッという音が聞こえるのでハリーが振り返ると扉の裏側に金色の止まり木があり、羽根を半分むしられた七面鳥のようなよぼよぼの鳥が止まっていました。ハリーがじっと見つめるとその鳥はまたゲッゲッと・・・

声を上げながらハリーを邪悪な目つきで見返しました。ハリーは鳥が何らかの重い病気なのでは?と思ったのでした。目はどんよりとしてハリーが見ている間にもまた尾羽根が抜け落ちたのです。すると鳥が炎に包まれました。

ハリーは驚いて叫び声を上げ後ずさりして机にぶつかりました。どこかにコップ一杯の水でもないかと夢中で周囲を見回しました。しかしどこにも見当たりません。その間に鳥は火の玉になって一声鋭く鳴いたかと思うと・・・

次の瞬間には跡形もなくなってしまいました。一握りの灰が床の上でブスブスと煙を上げているだけでした。するとそこに扉が開いてダンブルドア校長が入って来たのでハリーは狼狽して「僕何もできなくて」と言ったのでした。

ところが驚いたことにダンブルドアは微笑んでいました。そろそろだったと言うのです。その鳥は最近は惨めな様子だったので早く済ませるようにと何度も言い聞かせていたんだそうです。ハリーがポカンとしているので・・・

ダンブルドアは「フォークスは不死鳥じゃよ」と付け加えたのでした。死期が来ると炎となって燃え上がる。そして灰の中から蘇るんだそうです。ダンブルドアに「見ててごらん」と言われてハリーが灰の中を見下ろすと・・・

小さなくしゃくしゃの雛が灰の中から頭を突き出しているのが見えたのでした。雛も老鳥の時と同じくらい醜い姿をしていました。ダンブルドアはハリーに燃焼日にフォークスを見ることになって残念だったと言ったのでした。

フォークスは普段はもっと美しい姿をしているんだそうです。羽根は見事な赤と金色で驚くほどの重い荷物を運び涙には癒しの力がありペットとしては忠実なることこの上ないそうです。ところがその学期末にはハリーは・・・

美しい姿のフォークスと・・・

意外な場所で再会することになったのです。

3-2.組分け帽子と共に・・・
ハリーが次にフォークスと会ったのは「秘密の部屋」でした。ハリーがトム・リドルに世界一偉大な魔法使いは君じゃない。アルバス・ダンブルドアだ。君が強大な時でもホグワーツを乗っ取るどころか手出しさえできなかった。

リドルが「ダンブルドアは僕の記憶に過ぎない者によって追放されこの城からいなくなった!」と言うのに対してハリーが「ダンブルドアは君の思っているほど遠くに行ってはいないぞ!」と言うと、それに応えるように・・・

どこからともなく音楽が聞こえて来ました。徐々に大きくなるその音楽は妖しくて背筋がぞくぞくするようなこの世の物とは思えぬ旋律でした。すると白鳥ほどの大きさの真紅の鳥がドーム型の天井にその不思議な旋律を・・・

響かせながら現れました。孔雀の羽根のように長い金色の尾羽根を輝かせ、まばゆいこれも金色の爪にボロボロの包みを掴んでいました。一瞬の後にその鳥はハリーのほうに真っ直ぐに飛んで来ました。そして運んで来た・・・

ボロボロの何かをハリーの足元に落とした後その鳥はハリーの肩にずしりと止まりました。大きな羽根をたたんで肩に止まっているその鳥をハリーは見上げたのでした。長くて鋭い金色の嘴に真っ黒で丸い目が見えたのでした。

鳥は歌うのを止めるとハリーの頬にじっとその暖かな体を寄せてリドルをしっかりと見据えたのでした。リドルは鋭い目で鳥を睨み返しました。リドルは「不死鳥だな」と言ってハリーは「フォークスか?」と呟いたのでした。

リドルはフォークスがハリーの足元に落としたボロに視線を走らせました。それは「組分け帽子」だったのです。リドルは高笑いしてハリーに「ダンブルドアが味方に送って来たのはそんなものか!」と言い放ったのでした。

歌い鳥に古帽子じゃないか。さぞかし心強いだろう?もう安心だと思うか?そしてリドルは結局はハリー自身には特別なものは何もない。自分から逃れることができたのは幸運だったからに過ぎなかったんだと断じたのでした。

そして「秘密の部屋」の怪物の毒蛇の王バジリスクがついにその姿を現したのでした。トム・リドルはバジリスクにハリーを殺すよう命じたのでした。するとハリーの肩に止まっていたフォークスが飛び立って行ったのでした。

3-3.フォークス対バジリスク
バジリスクがハリーに近づいて来ました。何分にも目を見たら即死なのでハリーは固く目を閉じたまま手を伸ばして手探りで横に走って逃げようとしました。リドルの笑う声が聞こえて来ました。ところがバジリスクは・・・

ハリーの真上で破裂するようなシャーッシャーッという大きな音が聞こえて来ます。何か重たい物がぶつかりハリーはその強烈な衝撃で壁に打ちつけられました。今にも毒牙がズブリと突き刺さるのかと覚悟をした時に・・・

ハリーの耳にシューシューという音と共に何かがのた打ち回って柱を叩きつけている音が聞こえて来たのでした。我慢の限界を越えたハリーは出来る限り細く目を開けると一体何事が起こっているのかを見ようとしたのでした。

毒々しい鮮やかな緑色の巨大な蛇が太い胴体を高々と宙にくねらせて大きな鎌首は酔ったように柱と柱の間を縫って動き回っていました。ハリーは身震いして大蛇がこちらを見たら即座に目を閉じようと身構えたのですが・・・

ハリーはその時「何が蛇の気を逸らしていたのか?」を見ることになったのです。フォークスが蛇の鎌首の周りを飛び回り、バジリスクは長く鋭い毒牙でフォークスを捕らえようとしていましたが何度も空を噛んでいたのです。

フォークスは急降下して長い金色の嘴を突き立てていました。そのたびにどす黒い血が吹き出してボタボタと床に降り注いでいました。蛇の尾がのたうって危うくハリーを打ちそうになりました。ところが次の瞬間には・・・

ハリーが目を閉じる間もなく蛇はこちらを振り向いたのです。バジリスクのその大きな目は両眼ともフォークスにつぶされていました。夥しい大量の血が床に流れてバジリスクは苦痛にのた打ち回り、もはやその一睨みで・・・

人を殺害することはできなくなっていました。リドルは必死にバジリスクに対して「違う!鳥に構うな!ほっておけ!小童は後ろだ!臭いで判るだろう!殺せ!」と叫んでいました。蛇は盲目になって混乱していましたが・・・

バジリスクの尾が再び床の上を掃くと何か柔らかい物がハリーの顔に当たりました。バジリスクの尾が「組分け帽子」を吹き飛ばしてハリーの腕に放ってよこしたのです。最後の頼みの綱だとハリーは帽子を被ったのでした。

すると・・・

今日の最後に
そんなわけでハリーの援軍に来たのが不死鳥のフォークスに組分け帽子でトム・リドルは「何て頼りない援軍なんだ」と高笑いをして、ハリーも当初は同様に「頼りになるんだろうか?」と思ったというわけなんですが・・・

実は不死鳥はバジリスクの天敵中の天敵で人間なら一睨みで即死するのにフォークスにはそれが全く通じなかったというわけです。トム・リドルが知らなかったぐらいですから、このことはあまり広く知られていないようですね。

この後もさらにフォークスの活躍で・・・
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