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先週はダンブルドアのペットの不死鳥フォークスを取り上げました。そこで今週はハリーのペットのふくろうヘドウィグを紹介してみることにしました。ハリー11才の誕生祝いにハグリッドが贈ってくれたのですが、最初の手紙を運ばせたのもハグリッドでしたし初めて長旅をするきっかけを作ったのも・・・(全3項目)

3-1.初登場シーン
正直言って今更という気がしないでもないのですが、ハリー11才の誕生日にハグリッドが誕生祝いとして買ってくれたのでした。学校に必要な物はほぼ全て買い揃えて残るは杖のみという段階になった時にハグリッドが・・・

「あとは杖だけだな。おおそうだ。まだ誕生祝いを買ってやってなかったな」

ハリーが赤面して「そんなことしなくていいのに」と言うとハグリッドは「しなくていいのは判ってるよ」と言いつつ動物をやろうと言ったのでした。ヒキガエルは随分前から流行遅れになっているので笑われてしまうし・・・

猫はくしゃみが出るので好かん。(アレルギーらしい)そこでハグリッドはふくろうを買ってやろうと言ってハリーを連れて「イーロップふくろう百貨店」に行ったのでした。そこは店の中が真っ暗でバタバタと羽音がして・・・

宝石のように輝く目があちらこちらでパチクリしていました。20分後2人が店を出るとハリーは大きな鳥籠を下げていました。籠の中には雪のように白くて美しいふくろうが羽根に頭を突っ込んでぐっすり眠っていたのでした。

何度も繰り返しお礼を言うハリーにハグリッドは「礼はいらん」とぶっきらぼうに言ったのでした。ハリーのその時の様子を見てハグリッドもまたダーズリーの家では全くといっていいほどプレゼントらしいプレゼントを・・・

ハリーが貰っていなかったということを察したようですね。ハリーはベッドに横になって夜遅くまで読み耽っていた教科書の1つ「魔法史」の中から見つけ出して、そのふくろうに「ヘドウィグ」という名前をつけたのでした。

3-2.初仕事
ハグリッドがハリーに誕生祝いにふくろうを買ってあげたのは何と言っても「郵便を運んでくれて便利」という理由からでした。だから別れる時には「ダーズリーの所でまずいことがあったら手紙をよこしな」と言ったのでした。

幸い「これで厄介払いができる」ということでバーノン叔父さんがハリーをキングズ・クロス駅まで送ってくれたので、ハリーは新学期の初日にいきなりヘドウィグを飛ばして助けを求めるということはせずに済んだのでした。

ハリーはすぐに慣れたのですがホグワーツに入ると毎朝朝食の時には何百羽というふくろうが突然大広間に飛び込んで来て、テーブルの上を旋回し飼い主を見つけると手紙や小包を落として行く光景を見て唖然としたのでした。

当初ヘドウィグはそもそもハリーには手紙も荷物も送ってくれるような魔法界の知り合いがいなかったので、何も物を運んで来たことはありませんでした。それでも時々飛んで来てハリーの耳やトーストをかじったりして・・・

他のふくろうたちと一緒に学校のふくろう小屋に戻って眠っていたというわけです。ところが金曜日の朝にはヘドウィグがバタバタと舞い降りて来てハリーの皿に手紙を置いて行ったのです。ハリーが急いで封を開けると・・・

そこには下手な文字で走り書きがしてありました。ハグリッドからの手紙でした。手紙には金曜日の午後は授業がないはずなのでよかったら3時頃にお茶に来ませんかという内容が綴られていたのでした。そこでハリーは・・・

手紙の最後に「ヘドウィグに返事を持たせてください」と書いてあったので、ハリーはロンの羽根ペンを借りてその手紙の裏に「はい。喜んで。ではまた後で」と書いてヘドウィグを飛ばせたというわけです。手紙を見て・・・

ロンが「魔法薬学」の授業終了後「一緒にハグリッドに会いに行ってもいい?」と言うので、ハリーはロンと共に3時5分前に城を出てハグリッドの小屋に向かったのでした。つまりヘドウィグが最初にハリーに届けたのは・・・

ハグリッドからの手紙だったというわけです。

3-3.初めての長旅
そんなわけでハリーは魔法界には手紙をやり取りしたり荷物を送ってもらうような知り合いはハグリッド以外にはいなかったので、その後もヘドウィグはクリスマスにプレゼントを運んで来るぐらいしか仕事がなかったのでした。

そんなヘドウィグが初めて長旅をすることになったのでした。しかもそのきっかけを作ったのは他ならぬハグリッドだったのです。ある日のことハリーにロンにハーマイオニーがハグリッドの小屋に行ってみると暖炉には・・・

炎の真ん中そしてやかんの下には大きくて黒い卵がありました。ハリーが「あれは何?」と訊くとハグリッドは落ち着かない様子で髯をいじっていたのでした。前日の晩ホグズミード村で手に入れたドラゴンの卵だったのです。

それはハグリッドが言うには珍しい種類でノルウェー・リッジバックというドラゴンなのだそうです。そこでハグリッドはそのドラコンに「ノーバート」という名前をつけたのでした。ところがノーバートはみるみる内に・・・

成長して大きくなり誰の目にもすぐにハグリッドの小屋より巨大になって飼い切れなくなるのは火を見るより明らかでした。そこでハリーがロンの兄でルーマニアでドラゴンの研究をしているチャーリーに預ければいいと・・・

ロンも大賛成でハグリッドに「名案!ハグリッドどうだい?」と言ったのでした。結局ハグリッドはとうとうチャーリーに頼みたいというふくろう便を送ることに同意したのでした。こうしてヘドウィグがルーマニアに・・・

次の週はのろのろと過ぎました。しかもどんどん成長するノーバートの世話をするためハリーの「透明マント」でハグリッドの小屋に通っていたロンがノーバートに噛まれるというアクシデントが水曜日に起きてしまったのです。

ロンは「1週間は羽根ペンを持てない」とこぼしていました。すると暗闇の中で窓を叩く音がしました。ヘドウィグがチャーリーからの返事の手紙を持ってルーマニアから戻って来たのです。ハリーは急いでヘドウィグを・・・

中に入れました。3人が揃って同時に覗き込むと手紙にはチャーリーが喜んでノルウェー・リッジバックを引き取ると綴られていたのでした。そこで何分にも法律で飼うことが禁止されているドラゴンを誰にも見つからず・・・

引き渡さなければならないということで土曜日の真夜中に学校で一番高い塔にノーバートを連れて来れないか?と書かれていました。チャーリーが早く返事が欲しいと言うのでヘドウィグは折り返しルーマニアに飛んだのでした。

つまりヘドウィグは1週間の内にルーマニアのチャーリーの所まで2回も往復したというわけなんですよね。

今日の最後に
ハリーがホグワーツに入学して最初の週末にハグリッドがヘドウィグに手紙を持たせたのは、当然ハリーは手紙をやり取りする魔法界の知り合いなんて1人もいないことを知っていたのでヘドウィグに仕事を与えるために・・・

気を遣ったんでしょうね。それが何とハグリッドがハリーにヘドウィグを贈ったことが巡り巡って、ハグリッドが法律違反のドラゴンを飼うという行為に及んでヘドウィグが初めての長旅でルーマニアに行くということに・・・

ウィーズリー家のふくろうのエロールでは1週間の内にルーマニアに2回も行くのは到底無理でしょうし、ハリーにロンにハーマイオニーの3人の中で自分専用のふくろうを持っていたのは当時ハリーだけでした。つまり・・・

もしハグリッドがハリーにヘドウィグを贈っていなかったら、チャーリーに手紙を書いてノーバートを引き取ってもらうというアイデアは浮かばなかったのかもしれません。学校のふくろうを使うという手もありましたが・・・

何だか皮肉な巡り会わせという気がしますね。
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