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ハリポタ通の館(やかた)

ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。

闇も闇それも大闇の魔法使いの家としか思えないようなこんな所が何故不死鳥の騎士団の本部なのか?実はここグリモールト・プレイス12番地はハリーの名付け親シリウスの生家だったのです。ここでハリーはシリウスの両親のことや騎士団の活動状況の詳細をメンバーから聞くことになったのでした。(全3項目)

3-1.グリモールド・プレイス12番地
最初にこの建物に足を踏み入れた時ハリーは先発護衛隊の人たちが皆ヒソヒソ声で話すので、何か不吉なことが起こりそうな奇妙な予感がしたのでした。まるでこの家の誰かが臨終の時に入って来たようでした。その理由とは?

それは会議が終わってハリーたちが夕食のため玄関ホールを通って厨房に向かっている時だったのです。バタッという音がしてトンクスがつまづいたかと思ったら耳を劈き血も凍るような恐ろしい叫び声が響き渡ったのでした。

それはさっきハリーが前を通った虫食いだらけのビロードのカーテンが開いた所から聞こえていました。そこにあったのはハリーが今まで見た中でも一番生々しく不快な等身大の老女の肖像画でした。声を限りに叫んでいました。

「やあハリー。どうやら私の母親に会ったようだね」

ウィーズリーおばさんが諦めたカーテンを掴み黒髪の男がルーピンと2人でカーテンを金剛力で元通りに閉めると老女の叫びが消えて沈黙が広がり静かになりました。その後ハリーにこう言った黒髪の男がシリウスだったのです。

ホールを抜けて狭い石の階段を下りながらハリーが「お母さんの肖像画がどうしてここにあるの?」と訊くとシリウスは「誰も君に話していないのか?ここは私の両親の家だった」と答えたのでした。今はもうシリウスが・・・

ブラック家最後の生き残りなのでシリウスの所有物になったというわけです。翌日ハリーはシリウスからここグリモールド・プレイス12番地が不死鳥の騎士団の本部としては理想的な場所だということを聞いて知ったのでした。

シリウスの父親がここに住んでいた時に魔法使いが知る限りのあらゆる安全対策を施したんだそうです。位置探知は不可能。だからマグルは絶対にここを訪れたりはしない。さらにダンブルドアが追加の保護策を講じたそうです。

ダンブルドアがこの屋敷の「秘密の守人」なんだそうです。ダンブルドア自身が誰かにこの屋敷の場所を教えない限り何人もここを見つけることはできない。だからここより安全な屋敷はどこにもない。昨晩ムーディが・・・

ハリーに見せた羊皮紙はダンブルドアからなんだそうです。そのためハリーはこの建物を見つけることが出来たというわけなんですよね。

3-2.血を裏切る者
ハーマイオニーは「スネイプはもう私たちの味方」と咎めるように言いましたが、ロンはフンと鼻を鳴らして「それでも嫌な野郎は嫌な野郎だ」と言うのです。それはスネイプがロンを含めたウィーズリー家の子供たちを・・・

いつも蔑むような嫌悪感を露わにした表情で見るからでしょうね。そしてジニーが「ビルもあの人が嫌いだわ」とまるでこれで決まりという言い方をしたのでした。スネイプにしてみればウィーズリー家の人たちは誰も・・・

シリウスと同類というわけです。狼人間のリーマス・ルーピンや「穢れた血」のハーマイオニー・グレンジャーと仲良くしている奴らと一緒に食卓を囲むなんてとんでもないというわけなんですよね。そのためスネイプは・・・

ここでは絶対に食事を取らないそうです。自分たちにとっては有り難いことだとロンがハリーにそっと小声で囁いて教えてくれたのでした。しかしこの家を出たくても出られないのが屋敷しもべ妖精のクリーチャーだったのです。

騎士団の本部で初めて一夜を明かしたハリーが朝食を終えてロンと一緒に客間に入って行くと、ウィーズリーおばさんにハーマイオニーにジニーそれにフレッドとジョージの計5人が鼻と口を布で覆うという奇妙な格好で・・・

手に手に黒い液体が入った噴射用ノズルつきの瓶を持っていました。2人の顔を見るなりおばさんは「顔を覆ってスプレーを持って」と言いました。その日の最初の仕事は客間のカーテンに蔓延るドクシー退治だったのです。

朝のキングズリー・シャックルボルトに続いて昼過ぎには大量の大鍋を持ったマンダンガス・フレッチャーが玄関のベルを鳴らすので、再びブラック夫人の金切り声が階下から聞こえて来ました。ウィーズリーおばさんは・・・

サンドイッチを持って来るからここにいるようにと言って部屋を出て行きました。そこに入れ替わるように入って来たのが屋敷しもべ妖精のクリーチャーだったのです。クリーチャーは客間にいる全員を完全に無視して・・・

発する言葉といえば「穢れた血」に「血を裏切る者」に「異常な野獣」などと差別用語のオンパレードでした。誰も自分の言うことが聞こえないと信じ切っているクリーチャーを見てハリーは苦笑いすらできなかったのでした。

クリーチャーが客間に入って来たのは7世紀に渡るブラック家の歴史が刻まれている家系図を守るためでした。シリウスの両親は狂信的な純血主義者で何とヴォルデモートが正しい考え方をしていると思っていたんだそうです。

魔法族の浄化に賛成だった。マグル生まれを排除し純血の者が魔法界を支配するべきと考えていたのだそうです。だからブラック家の家系図にはシリウスやウィーズリー家の人たちなどマグル生まれの人たちや狼人間など・・・

こういった人たちと親交を結ぶ輩「血を裏切る者」は一切載っていないというわけなんですよね。

3-3.ウィゼンガモット法廷
当初はウィーズリーおばさんに強硬に反対されたものの今こうして不死鳥の騎士団が存在するのはハリーがいち早くヴォルデモートの復活をダンブルドアに伝えたからということで、その活動状況を聞くことになったのでした。

騎士団にとって一番重要なことは「なるべく多くの魔法使いにヴォルデモートが本当に戻って来たことを信じさせ警戒をさせること」なのだそうです。ところがその前に大きく立ち塞がる問題が魔法大臣の態度だというのです。

ヴォルデモートが復活したことを受け入れれば魔法省がここ14年は遭遇したことがないような大問題になってしまう。魔法大臣コーネリウス・ファッジはどうしても正面切ってそれと向き合えない。だからダンブルドアが・・・

嘘をついて自分を転覆させようとしていると信じ込むほうが楽だというわけです。そのためトンクスもアーサー氏もヴォルデモートが戻って来たことを触れ回ったりしたら職を失うというのです。そこでダンブルドアが・・・

こうしてダンブルドアの孤軍奮闘が始まったのでした。それはまた同時にダンブルドアが苦境に立たされることを意味していました。ファッジ大臣はダンブルドアの信用を失墜させようと日刊予言者新聞に圧力をかけて・・・

ハリーが騎士団の本部に入る前の週には「国際魔法使い連盟の議長職を投票で失った」という記事が載りました。その理由は「老いぼれて判断力を失ったから」なのだそうですが当然それは本当のことではないというわけです。

実際にはダンブルドアが「ヴォルデモートが復活した」という演説をした後で魔法省の役人たちの投票で職を追われたというのが真相でした。さらに魔法界の最高裁に当たるウィゼンガモット法廷の主席魔法戦士からも・・・

さらには勲一等マーリン勲章を剥奪するという話もあるそうです。ところがこの魔法界の裁判所に位置するウィゼンガモット法廷の主席魔法戦士からダンブルドアを外したのはファッジに別の目的があってのことだったのです。

それはハリーを退学に追い込むために・・・

今日の最後に
トンクスにシリウスにルーピンとアーサー氏にビルの面々が本部に入った夜にハリーに騎士団の活動状況を説明したのですが、最後にシリウスが言いかけてウィーズリーおばさんに止められたのが「武器」のことだったのです。

ロンも「姿現わし」で来たフレッドとジョージも「伸び耳でもそのことは聞かなかった」と言っています。しかし実はシリウスもルーピンもさらには他の騎士団のメンバーもそのことを知ったのはその日のことだったんですよね。

だからロンもフレッドもジョージも「今日初めて聞いた!」というのは当たり前ですよね。情報源は当然スネイプというわけです。

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