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2年生の時ハリーはハグリッドが卵から孵して「禁じられた森」の奥深くに棲む巨大蜘蛛のアラゴグと対面することで「秘密の部屋」の怪物に殺害されたのは誰なのか?を知ることも、さらにその入口を見つけることも出来ました。しかしその一方でアラゴグはハグリッドの友人と知りながらハリーとロンに対して・・・(全3項目)

3-1.改めて「アラゴグ」について
このアラゴグはローリングさんが書いた副読本の内の1冊「幻の動物とその生息地」で紹介されているアクロマンチュラという言葉が話せる8つ目の怪物蜘蛛だということは疑いようがないでしょうね。ボルネオ原産で・・・

うっそうたるジャングルに棲み際立った特徴としては黒い毛がビッシリと胴体を覆っていて脚を広げると5メートルにもなるんだそうです。ハサミは興奮したり怒ったりするとカシャカシャと特徴的な音を立てるのだそうです。

毒を分泌し肉食で大型の獲物を好むそうです。地上にドーム型の巣を紡ぎ昨日紹介したドラゴンと同様にオスよりメスのほうが大きいんだそうです。1度に最高100個の白く柔らかでビーチボールほどの大きさの卵を生むそうです。

卵は6~8週間で孵化します。アクロマンチュラの卵は魔法生物規制管理部の取引禁止品目Aクラスに指定されているので輸入又は売買をすると厳しい罰が課されるのだそうです。つまりハグリッドが退校処分を受けたのは・・・

当然の結果だったのかもしれませんね。このアクロマンチュラは魔法使いが創り出した魔法生物と考えられるそうです。この手の生き物にはよくある事でおそらくは魔法使いの住居や宝物を守る目的で飼育されたんだそうです。

アクロマンチュラはほとんど人並みの知能があるにも関わらず訓練は不可能で魔法使いとマグルいずれにとっても非常に危険なのだそうです。

3-2.嘆くハグリッドに対してロンは?
2年生の時ハリーとロンは「禁じられた森」の奥深くに入ってアラゴグと対面し、アラゴグはハグリッドが卵から孵した怪物で昔からホグワーツにいたのではないことを聞いてハグリッドが無実だということを知ったのです。

そしてアラゴグの「殺された女の子の死体はトイレで発見された」という発言から「秘密の部屋」から出て来た怪物に殺害されたのは「嘆きのマートル」ではないか?と推測した結果部屋の入口を見つけることができたのです。

その一方でアラゴグは自ら進んでのこのこ迷い込んで来た新鮮な肉をお預けにはしないと言ってハリーとロンがハグリッドの友人だということを百も承知の上で仲間に2人を襲わせたのでした。そういったことだったので・・・

6年生になって二度目の土曜日ハリーにロンと訪ねて行って「魔法生物飼育学」を取らなかった理由を説明すべきと言ったハーマイオニーの3人はクィディッチの選抜が終わった後ハグリッドの小屋を訪問したのですが・・・

部屋の隅に大きな樽が置いてあり中には30センチはあろうかという蛆虫が沢山いてヌメヌメと白い身体をくねらせていました。ハリーがむかつきを隠して「あれは何?」と訊ねるとハグリッドは幼虫の大きい奴だと答えました。

ロンが心配そうに「育つと何になるの?」と訊くとハグリッドは「こいつらは育たねえ。アラゴグに食わせるために捕ったんだ」と言ったかと思ったら何と出し抜けに泣き出すのです。ハーマイオニーは蛆虫の入った樽を・・・

避けるのにテーブルを大回りしながらも急いでハグリッドに駆け寄り震える肩に腕を回しました。ハーマイオニーが「どうしたの?」と訊くとハグリッドはこの夏からアラゴグの具合が悪く死にかけていると打ち明けたのでした。

蜘蛛嫌いに加えて2年生の時のことがあったのでロンは「とんでもない!」とばかりに首をめちゃくちゃ横に振りました。しかしハーマイオニーのほうはアラゴグに会ったことがないのでその恐ろしさを知らなかったのです。

「何か私たちにできることがあるかしら?」

こう訊ねるハーマイオニーにハグリッドは「何もねえだろうよ」と答えたのでした。今のところアラゴグのいるコロニーにハグリッド以外の者が近づくのは安全とは言えないそうです。それでもハーマイオニーの言葉で・・・

その場の雰囲気は随分軽くなったのでした。ハグリッドは3人に「お前さんたちの時間割に俺の授業を突っ込むのは難しいだろうと始めから判っていた」と言ってくれたのでした。そして3人が小屋を出て城に戻る時には・・・

ハグリッドは少し機嫌がよさそうでした。

3-3.スラグホーンの記憶を・・・
そんなアラゴグでしたが翌年の3月についに死んでしまったのでした。ハリーたち3人の元にハグリッドからの「1人じゃ堪えられないから埋葬に来て欲しい」という手紙が届いたのです。しかしロンもハーマイオニーも・・・

ロンは憤慨して「まともじゃない!」と言うしハーマイオニーもまた「アラゴグはもう死んでいるのよ」と言うのです。死んだアラゴグのために城を抜け出して罰則を受けるのは意味がないとハーマイオニーはそう言うのです。

しかし・・・

ハリーはクリスマス休暇明け最初のダンブルドアの個人教授で改竄されたスラグホーンの記憶を見せられ本物の記憶を回収するという宿題を出されたのです。しかしその宿題は難儀を極め全くやり遂げることができませんでした。

ハリーが苦々しげに言った「57回目にやっと幸運ありっていうわけ?」という言葉にロンが素早く反応して「幸運になれ!」と言ったのでした。ハーマイオニーもまた「どうして思いつかなかったのかしら?」と言うのです。

それはハリーたちが初めて受けた今学期最初のスラグホーンの「魔法薬学」の授業でハリーが貰った幸運の液体フェリックス・フェリシスのことだったのです。そしてフェリックス・フェリシスがハリーに指し示した答えとは?

「巨大蜘蛛を埋めに行くのがいいことだって気がするのか?」

ハリーが自信満々の笑顔を浮かべて「これからハグリッドの所へ行く」と言うのでロンは唖然としてこう言ったのでした。ハーマイオニーは心配そうに小瓶を灯りにかざして「的外れ薬?」と言うほどでした。ところが・・・

ハリーはものの見事にスラグホーンの記憶を回収してその足で校長室に行って宿題をついにやり遂げたことを早速報告したのでした。ダンブルドアは一瞬不意を衝かれた様子でしたが笑顔を見せるとハリーにこう言ったのでした。

「ハリー素晴らしい知らせじゃ!ようやった!君ならできると思うておった」

今日の最後に
ハグリッドはハリーたちに「埋葬に立ち会って欲しい」と綴って来た手紙の中でハリーとロンがアラゴグに会ったことを書いていますね。つまり4年前2人が来たことをアラゴグがハグリッドに話したということなんでしょうか?

多分アラゴグを訪ねて来た人間なんて後にも先にもハグリッド以外ではハリーとロンの2人だけだったんでしょうね。だから当然アラゴグも2人のことはよく覚えていたんでしょうね。しかし仲間に2人を襲わせたことは・・・

ハグリッドには言わなかったようです。やはり後から「あれはマズかった」と反省したんでしょうか?

何せハグリッドの友人ですからね。(笑)
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