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ハリポタ通の館(やかた)
ここではハリーポッター・シリーズに関する様々な情報や私の推測(妄想?)をお届けしています。毎週、日曜・月曜・水曜・木曜更新。
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ハグリッドが飼った魔法生物の数々(3)(4回シリーズ)
ヒッポグリフのバックビークといえばハグリッドの記念すべき一番最初の「魔法生物飼育学」の授業でドラコ・マルフォイを相手にしたばかりに死刑判決を受けてシリウスと共に逃亡し、再びホグワーツに戻って来るという波乱万丈の3年間を過ごしたのでした。そして・・・(全3項目)

3-1.改めて「バックビーク」について
ハリーたちが習い始めるのと時を同じくしてハグリッドが「魔法生物飼育学」の教師になり一番最初の授業で取り上げたのが「ヒッポグリフ」でした。この魔法生物も当然「幻の動物とその生息地」に載っているというわけです。

ピッポグリフはヨーロッパ原産ですが現在は世界中で見られるんだそうです。頭は大鷲で胴体は馬で飼い慣らすことができますが専門家のみが飼育を許されているのだそうです。それじゃあハグリッドは専門家なんでしょうか?

ヒッポグリフに近づく時は視線を外してはいけないんだそうです。お辞儀をするのはこちらに悪意がないことを示しヒッポグリフが挨拶を返して来たらさらに近づいても安全とのことです。地面を掘って虫を捕食しますが・・・

鳥や小型哺乳類も食べるのだそうです。そういえばハグリッドもバックビークに大皿に盛った死んだイタチを与えていましたね。そしてシリウスは主にネズミの肉を与えていたようです。ヒッポグリフは繁殖期になると・・・

地上に巣を作り大きくて壊れやすい卵を1つだけ生むのだそうです。これが24時間以内に孵化します。生まれたばかりのヒッポグリフは1週間以内に飛べるようになるものの親に従いて長旅ができるようになるまでには・・・

数ヵ月かかるんだそうです。ハリーが初めてヒッポグリフを見た時の印象は鋼色の嘴は残忍で大きいオレンジ色の目はギラギラしていて、15~6センチもあろうかという前脚の鍵爪は見るからに殺傷力があるといった感じでした。

しかし半鳥半馬の生き物を見た最初のショックを乗り越えさえすればヒッポグリフの色とりどりの輝くような毛並みが羽根から毛へと滑らかに変わって行く様は見応えがありハリーはハグリッドの「美しかろう?」という・・・

ハグリッドの言うことが判るような気がしたのでした。ハグリッドが飼った魔法生物はどれも恐ろしげな動物ばかりでしたが、唯一ハリーがすんなりと受け入れることができたのがヒッポグリフだったというわけなんですよね。


3-2.似た者同士?
改めてよくよく考えてみるとシリウスとバックビークは置かれた状況や立場がよく似ているといった感じですよね。ハグリッドはヒッポグリフは誇り高くてすぐに怒る。だから絶対に侮辱してはいけないと警告していたのに・・・

ドラコ・マルフォイにクラッブとゴイルの3人はハグリッドの説明を聞こうともせずバックビークに「醜いデカブツの野獣君」などと暴言を吐いたのです。悪いのはハグリッドの説明を聞いていなかったマルフォイなのに・・・

ドラコ・マルフォイがバックビークに襲われた件は父親のルシウス氏が正式に訴えて「危険生物処理委員会」に付託されハグリッドはバックビークを伴いロンドンの当該委員会事務所に出頭することになりました。それが・・・

バックビークは悪いヒッポグリフじゃないってそう言ってたじゃないか。だから絶対に無罪放免だと言うロンにハグリッドは「お前さんは危険生物処理委員会の怪物どもを知らんのだ!」と言った後にこう言い放ったのでした。

「連中はおもしれぇ生き物を目の敵にして来た!」

奴らは処理屋の悪魔だ。それにルシウス・マルフォイのことを怖がってるから委員会の連中は奴の言いなりだと裁判の結果に危惧を抱いていたハグリッドでしたが、それがハグリッドの懸念していた通りになってしまったのです。

ハグリッドは判決を受けたショックで放心状態でした。ハグリッドは緊張し過ぎてハーマイオニーが書き留めたメモも落としてしまうし教えてもらったことも忘れてしまうしで、もう一方のルシウス・マルフォイのほうは・・・

自分の言い分を話してそしてついにバックビークに死刑判決が言い渡されてしまったのでした。あの委員会はルシウス・マルフォイの言いなりだから俺はせめてバックビークの残された時間を思いっきり幸せにしてやるんだ。

そう言っていたハグリッドだったのですが・・・

シリウスもまた世間からは大きな誤解の目で見られていました。シリウスは二重スパイの役目に疲れてヴォルデモートへの支持を高らかに宣言しようとしていた。どうやらハリーの両親の死に合わせてするつもりだったらしい。

ところが知っての通りヴォルデモートは幼いハリーのために凋落した。残されたシリウスにとっては全く嫌な立場に立たされてしまったというのです。自分が裏切り者だと旗幟鮮明にした途端その旗頭が倒れてしまったと・・・

逃げたシリウスを追い詰めたのはピーター・ペティグリューだった。ペティグリューはシリウスに泣きながら「よくもそんなことを」と言っていたそうです。そして杖を取り出そうとしたのですがシリウスのほうが早くて・・・

ピーター・ペティグリューは12人のマグル共々シリウスに殺害されてしまった。そして魔法警察部隊から派遣される訓練した特殊部隊が駆けつけてシリウスは捕まり、その後はアズカバンに投獄されたというわけなんですよね。

しかしそれは全く事実に反する内容だったのです。ポッター夫妻の「秘密の守人」はシリウスではなくピーター・ペティグリューのほうでした。ハリーの両親を裏切ったのはシリウスではなくペティグリューのほうだったのです。

ヒッポグリフは危険な生き物だからバックビークもそうに決まっている。シリウスもまた両親が揃って狂信的な純血主義者でヴォルデモートの支持者なのだからその息子もそうに決まっている。シリウスもバックビークも・・・

最初から色眼鏡をかけて見られていたのです。そしてバックビークは処刑寸前にシリウスは吸魂鬼にキスをされる直前にハリーとハーマイオニーに助け出されて一緒にホグワーツから旅立って行ったというわけなんですよね。

3-3.ロンドンから再びホグワーツへ
こうしてシリウスと共にホグワーツを脱出したバックビークだったのですが、シリウスが帰国した後はシリウスと共にホグズミード村から少し外れた山中の洞穴の中で過ごした後ヴォルデモートの復活という事態を受けて・・・

ロンドンのグリモールド・プレイス12番地の不死鳥の騎士団の本部に移り住むことになりました。シリウスが動物もどきだということを知っていたのはハリーたち3人にダンブルドアそれにルーピンだけだったのですが・・・

ピーター・ペティグリューことワームテールがヴォルデモートに話してしまっただろうから死喰い人もそのことを知ってしまったに違いない。さらに引き続き魔法省がシリウスを追っていたので隠れなくてはならなかったのです。

そしてシリウスの死後バックビークは再びホグワーツに戻って来てハグリッドとの再会を果たしたのでした。バックビークとまた会えてハグリッドは大喜びでした。バックビークは身の安全を図るために念には念を入れて・・・

魔法省がかつて死刑宣告をしたヒッポグリフと気づくとは思えませんでしたが、しばしの間ウィザウィングズと呼ぶことにしたんだそうです。ハリーたち一行が夏休み中にダイアゴン横丁に買い物に来た時ハグリッドは・・・

追加の警護員として同行したのですがハリーが車から降りた途端周囲のマグルがびっくり仰天して見つめるのもお構いなしに「ハリー!」と大音声で呼びかけた後抱き締めハリーは胸の肋骨をさすりながらニヤリとしたのでした。

ハグリッドが言うにはバックビークいやウィザウィングズは戸外に出られるようになってうれしくてしょうがないのだそうです。あいつが喜んでいる所をハリーにも見せてやりたいんだそうです。そしてハリーたち3人が・・・

バックビークことウィザウィングズとホグワーツで再会したのは2週目の週末土曜日のことでした。ハーマイオニーはおどおどして「やっぱりちょっと恐くない?」と言いましたが、ロンに乗ったんだろうと突っ込まれて・・・

ハリーが進み出てバックビークから目を離さず瞬きもせずお辞儀をするとバックビークも身体を低くしてハリーにお辞儀を返したのでした。ハリーは「元気かい?」と挨拶をしながらそっと近づいて頭の羽根を撫でながら・・・

「あの人がいなくて寂しいか?でもここではハグリッドと一緒だから大丈夫だろう?ん?」

と声を掛けたのでした。

今日の最後に
こうしてバックビークは名前をウィザウィングズと改めて再びホグワーツに帰って来ました。ダンブルドアは何故シリウスと共にバックビークをホグワーツから逃亡させた後再びホグワーツに帰らせるということをしたのか?

それはバックビークにはホグワーツの戦いで重要な役目を果たしてもらうためだったというわけなんですよね。ハグリッドが長年に渡って一生懸命親身になって面倒を見た魔法生物たちの力が結集して実を結ぶことになるのです。
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